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パリ五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(資生堂)が仙台国際ハーフマラソンにエントリー 2度目の五輪マラソンへ勢いの加速なるか期待が高まる。

東京五輪に続いてパリ五輪のマラソン代表に内定した前田穂南選手(天満屋)と一山麻緒選手(資生堂)が仙台国際ハーフマラソンにエントリーしました。

仙台国際ハーフマラソン大会2022に出場し1時間9分08秒で優勝している前田穂南選手は仙台では良い思い出があるかもしれません。

またオリンピック前というと東京五輪前に行われた札幌チャレンジハーフマラソン2021で1時間08分28秒優勝している一山麻緒選手にとってもオリンピック前の同じ時期にハーフマラソンで優勝しているだけに仙台に乗り込んで今回も良いイメージを持って五輪のマラソンに繋げたいという意図があるようにも思えます。

 

その同じレースに出場した前田穂南選手は5位で精彩をかいた部分がそのままオリンピック本番でもMGC優勝の勢いがあったころに比べて明らかに精彩を欠いていただけに、優勝したこともあるこの大会で良いイメージを掴んでパリ五輪へ世界に強い気持ちや勢いを持って臨みたいだけに、日本記録保持者としてハーフでも自己ベストを更新していくという意欲もきっとあると思います。

 

ハーフも得意な一山麻緒選手と、ハーフ以上の距離に絶対的な自信を持つ前田穂南選手。

ともにマラソンランナーとして成熟期に入っているので、パリ五輪前の実戦のレースとしてこのレースの位置づけはただのハーフマラソン以上のものがきっとあると思います。

MGCを走った池田千晴選手(日立)川内理江選手(大塚製薬)和久夢来選手(ユニバーサルエンターテインメント)森田香織選手(パナソニック)らも次の世界陸上やオリンピック代表を意識する面々や、実力者で世界陸上経験もある中野円花選手(岩谷産業)や復活を期す清田真央選手(スズキ)次のオリンピックを狙う中村優希選手(パナソニック)や和田有菜選手(JP日本郵政グループ)なども参加を予定し、その中でオリンピックのマラソン代表に内定している前田穂南選手と一山麻緒選手がどんな走りで強さや勢いを示せるかが楽しみなところです。

 

前田穂南選手も一山麻緒選手もパリ五輪が集大成の気持ちが大きいと思うので良い準備を進めて納得いくレースで五輪の準備をすすめていって欲しいです。

 

前田穂南選手が日本記録を更新した後のハーフでの対決なだけに一山麻緒選手としてはここでは自分が強さやはやさをみせたいと気合が入るだろうし、前田穂南選手も前オリンピック前のハーフや本番でも悔しさもあるだけに、誰が相手だろうと良い走りをしたいと意気込むと思うのでお互いにハーフベストやハーフの日本記録を意識して走ってもらいたいと応援したいと思います。

 

前田穂南選手も一山麻緒選手ともに納得いく走りでオリンピックにつなげてほしいですね。

5月12日開催の仙台国際ハーフマラソン楽しみにしたいです。

 

 

 

 

 

      から写真を引用させてもらっています。

 

 





引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

画像など引用させていただきました



 




 引用元  

https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html

天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。

 



引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

前田 穂南

 

生年月日       1996年 7月 17日

身長         166cm

出身校 (最終)   大阪薫英女学院高校卒業

 

所属

天満屋女子陸上競技部

 

30キロの日本記録、フルマラソンの日本記録を更新

フル・日本歴代・日本国内記録など 2時間18分59秒で更新

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

24年 大阪国際女子マラソン大会 2位 2時間18分59秒 日本新記録更新(19年ぶり)

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 7位 2時間27分02秒

 

23年 函館マラソン2023 ハーフ 1時間12分32秒  6位 

 

23年 名古屋ウィメンズマラソン2023  3位 2時間22分32秒 (マラソン自己新記録)

 

22年 函館マラソン2022 ハーフ 優勝 1時間8分28秒(ハーフ自己新記録)

 

22年 仙台国際ハーフマラソン大会2022 優勝 1時間9分08秒 

 

21年 東京2020オリンピック女子マラソン 33位 2時間35分28秒

 

21年 札幌チャレンジハーフマラソン  5位 1時間10分50秒 

 

21年 大阪国際女子マラソン大会 2位 2時間23分30秒

 

20年 青梅マラソン2020 30キロ 優勝 1時間38分35秒 日本新記録

 

19年 山陽女子ロードレース大会 2位 1時間9分08秒 

 

19年 マラソングランドチャンピオンシップ東京2020オリンピック日本代表選考競技会   優勝  2時間25分15秒  東京オリンピック代表内定

 

19年 函館マラソン ハーフ 3位

 

19年 東京マラソン2019 12位

 

18年 山陽女子ロードレース大会 優勝 1時間9分12秒 

 

18年 ベルリンマラソン2018 7位

 

18年 世界ハーフマラソン選手権大会 35位

 

17年 北海道マラソン2017 優勝 2時間28分48秒 

 

17年  大阪国際女子マラソン大会 12位 2時間32分19秒

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

名前

一山麻緒

 

生年月日       1997年 5月 29日

身長         158cm

出身地(都道府県)  鹿児島県

出身校 (最終)   出水中央高校

 

所属

資生堂ランニングクラブ

 

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 




引用元   資生堂ランニングクラブHP

https://run.shiseido.com/jp/

      から写真を引用させてもらっています。

 



引用元   資生堂ランニングクラブHP

https://run.shiseido.com/jp/

      から写真を引用させてもらっています。







引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

2023年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 2位 2時間24分43秒

 

2023年  函館マラソン2023   優勝 1時間10分23秒 

 

2023年  東京マラソン2023   2時間31分52秒 / 14位

 

2022年  東京マラソン2022   2時間21分02秒 / 6位(日本人1位)

 

2021年  2020年東京五輪女子マラソン  8位入賞  2時間30分13秒

 

2021年  札幌チャレンジハーフマラソン 優勝  1時間08分28秒

 

2021年  大阪国際女子マラソン    優勝    2時間21分11秒  大会記録

 

2020年  名古屋ウィメンズマラソン      優勝  2時間20分29秒 大会記録 

 

2020年  香川丸亀国際ハーフマラソン  5位

 

2020年  奥球磨ロードレース ハーフマラソン 

 

2019年  マラソングランドチャンピオンシップ    6位    2時間32分30秒

 

2019年 函館マラソン ハーフマラソン 優勝

 

2019年 ロンドンマラソン    15位       2時間27分15秒

 

2019年 東京マラソン2019    初マラソン 7位  2時間24分33秒

 

2019年  香川丸亀国際ハーフマラソン  6位

 

京山中学の石原万結(いしはらまゆ)選手が岡山県陸上競技記録会で800mと1500mの2冠。全中チャンピオン目指してのシーズン開幕。3年連続岡山から注目のキラ星が誕生する。

岡山県陸上競技記録会が開催されました。

大学生や高校生にまじって女子800mと1500mで2冠を達成した中学生が昨年度の全国中学駅伝で優勝した京山中学の石原万結選手です。

 

全国中学駅伝4区の区間賞でチームを優勝に引き上げた選手の一人です。

4区の区間賞ですが、2区・3区・4区は同じコースの同じ距離で、その中で最速で走っていたのが石原万結選手でした。

 

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全中のトップ選手を多く出した京山中学でも2年生できらりと光っていた存在でした。

なので、都道府県対抗女子駅伝にも出場し、区間上位で走って力をみせました。

 

www.nekopuro.com

 

 

何より凄かったのは昨年の全中800m決勝でした。

スタートから2番手につけ、残り1周で先頭に立ち全中チャンピオンも狙える走りをみせていましたが、3コーナすぎで並ばれ、2位になって抜かれた後バランスを崩してコースの内側に入ってしまい失格になってしまいました。

 

あと150mまで先頭争いをしていただけに石原万結選手にとって悔しいレースだったと思います。

そのくらいスピードがある選手で強い選手です。

なので今年度の全中でチャンピオン争いができる選手だと思います。

 

 

 

 

岡山県陸上競技記録会で800mでは、2分11秒01で、実力者たちを抑えての優勝ですし、1500mでは4分33秒98で優勝と、新シーズン最初の大きなレースとしたら良いタイムではないでしょうか。

 

中学3年生になって怪我なくシーズンを過ごしていけば、2年上のドルーリー朱瑛里選手や、1つ上の京山中学の先輩の黒田六花選手のようにその学年や中学生を代表する選手がまた岡山県から生まれる可能性が高いと言えます。

 

石原万結選手の良いところは細身でまだまだフィジカルが伸びそうなところと軽やかなフォームだけども蹴り足が強くその回転もスムーズではやいのでスピードに乗った走りができるというのが魅力的です。

 

どちらかというと黒田選手よりもドルーリー朱瑛里選手よりの体型の選手といえます。

スピードもあってスタミナも強化されている印象があるので、石原万結選手の今後の活躍を応援したいですね。

岡山の星として期待しています。

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

パリ五輪5000mの日本代表を狙う三井住友海上・樺沢和佳奈(かばさわわかな・常磐高校→慶應義塾大学卒業)好調さをアピールした金栗記念選抜陸上中長距離大会2024

2月の全日本実業団ハーフマラソンで優勝し、5000mでオリンピックを目指す樺沢和佳奈選手が金栗記念選抜陸上中長距離大会2024の5000mでも好調さや力強さをしっかりとアピールしました。

中学時代からトップクラスのスピードランナーは、紆余曲折を経て、ここにきて本格化していきそうな強さをみせています。

もともとスピードには自信がある樺沢和佳奈選手。

ラストは得意と自信も持っているが、ハーフマラソンでも実績を残した勢いそのままに、金栗記念選抜でもオリンピック代表を狙う5000mで日本人最上位でゴールしました。

最後のラストまで素晴らしいスパートをみせて代表を狙う走りの存在感を示しました。

 

序盤積水化学の楠莉奈選手が引っ張る中、2000mをこえたあたりからペースがあがったときしっかりと前にいった外国人選手たちを追っていったのが樺沢和佳奈選手でした。

積水化学の楠莉奈選手だけでなく、パナソニックの信櫻空選手や積水化学の佐藤早也伽選手や木村友香選手なども参加していたレースで強気の走りをしっかりと示せたので、代表を狙って走っているという存在感をみせつけました。

15分22秒04という金栗記念選抜でのタイムは自己ベスト更新にはなりませんでしたが、トラックで代表を狙うステップとしては順調さを示しました。

当然代表争いの本番に向けてもう1段も2段もレベルをあげていかないと代表には届かない部分もあるとは思いますが、2月のハーフでの優勝が大きな自信になっていることも想像できます。

将来的にはマラソンで代表を狙うであろう樺沢和佳奈選手にとって五輪のトラックはここしかないのかも知れません。

 

走りの結果が自信に繋がっていっていると思うのでトラックで五輪代表は熾烈になるとは思いますが頑張ってもらいたいと応援しています。

スピードがある中でスタミナも強化されているので今後の躍進に期待したいですね。

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました




 

 

引用元  

https://www.ms-ins.com/company/sports/track/

 

女子陸上競技部|スポーツ振興 | 三井住友海上 

三井住友海上 女子陸上競技部HPから写真を引用させてもらっています。

 



 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

樺沢和佳奈(かばさわわかな)

 

生年月日       1999年 3月 24日

身長         164cm

出身地(都道府県)  群馬県

出身校 (最終)   慶應義塾大学卒

 

所属

三井住友海上女子陸上競技部

持ちタイム(2024.1現在)

1500m    4分11秒53
3000m    8分55秒52
5000m    15分18秒76
10000m    31分45秒19

ハーフ 1時間10分13秒

 

主な大会での記録など(抜粋)

 

24年 都道府県対抗女子駅伝  1区 7位

 

23年 クイーンズ駅伝 1区 3位

 

23年 プリンセス駅伝 1区 区間賞

 

23年 都道府県対抗女子駅伝  9区 5位

 

21年 クイーンズ駅伝 2区 6位

 

 

 

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

 

24年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間10分13秒  1位  

 

 

金栗記念選抜で日本中距離のトップランナー田中希実に挑んだ800m久保凛と1500mドルーリー朱瑛里の高校2年生2人の未来

日本グランプリシリーズ グレード2・第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会2024が開催され、日本の中距離のトップランナーたちも数多く出場していました。

そのなかでもひときわ存在感を放つ世界と戦う田中希実選手が出場しており、そこに2人の高校生が同じ組にエントリーされるということで注目が集まりました。

800mのインターハイチャンピオンの久保凛選手と、都道府県対抗女子駅伝などの走りで注目を集めるドルーリー朱瑛里選手の高校2年生の2人でした。

久保凛選手とドルーリー朱瑛里選手は中学3年のころから800mや1500mで世代トップを争うライバル的存在でもあると思いますが、中距離で実績のある東大阪大敬愛高校に入ってさらに飛躍した久保凛選手と、地元進学を選んで津山高校に進学したドルーリー朱瑛里選手で逆転も起こったシーズンだったと思います。

どちらも800mや1500mで高校生のトップクラスであることは証明した1年でしたが、久保凛選手もインターハイ王者のあと駅伝シーズンに手術などでレース見送りがあったり、ドルーリー朱瑛里選手も存在感は示したが本人が納得いける成長曲線だったかというと納得いってない部分もきっとあったでしょう。

 

そんな高校2年生の選手二人が田中希実選手という日本トップの選手に挑戦する機会となったので注目を集めました。

800mで久保凛選手が、1500mでドルーリー朱瑛里選手が田中希実選手と同じ組でエントリーされました。

 

 

800mで久保凛選手と田中希実選手は隣のレーンでのスタートになりましたが、勢い良くスタートした久保凛選手と、いつもののようにゆっくりスタートした田中希実選手で好対照でした。

トップ選手の中でまず先頭を奪う久保凛選手。一人10mほど遅れてそこから前の一団を追いはじめる田中希実選手。

300mを通過したあたりで集団最後方にとりついて、直線でストライドを伸ばし、ラスト400mで3番手の外で第1コーナーを一番大外で走っていく田中希実選手。

先頭走る久保凛選手を2コーナで捉え裏の直線で先頭に立ちます。

第3コーナーから加速する田中希実選手に2番手の位置から差がなく追走する久保凛選手。

スムーズに加速する田中希実選手を4コーナー外に出て追走し、残り60m付近から並んでストライドを伸ばして抜いて引き離す久保凛選手が2分05秒35で1着。

田中希実選手は園田学園女子大学の渡辺愛選手らの追走を退けて、2分06秒08で2着となりました。

田中希実選手にとって勝負という感じではなく、2時間後に控えた1500mのレースも見据えた部分もあり、最後まで自分のペースで押し切る感じだった感じで、久保凛選手らの力を確認する意味あいもあったようにもみえました。

田中希実選手にとって久保凛選手は刺激ある存在になる選手と感じたと思います。

久保凛選手は最初から先頭にでるスピードと強いメンタルを持った選手で、足が長くストライドも大きく、フィジカルもしっかりしているので、最後のスパートもかなりあげることができる選手です。

そういう意味では勝負強さもあります

駅伝などで距離もこなしているので、スタミナもついているのは間違いないのでまだまだ記録をあげていける選手です。

フィジカルがしっかりしてきているので、さらに強くなっていくことを期待したいと思います。世代をこえたトップクラスで世界を意識して走ってもらいたい選手です。

 

田中希実選手もラストのスピートやメンタルは意識せざるを得ない存在になると感じたでしょう。

それでも800mと1500mを走る田中希実選手はまだ全力でないのはたしかで、800mは様子見の最後方からの実力をはかる様子見でした。

最後も競り合うつもりはなかったようにみえました。

8割ほどの力や体調で退けるのは厳しい選手と認識できたかもしれません。

 

 

 

田中希実選手はその2時間半後には次のレースが待っていました。

そこで挑むのがドルーリー朱瑛里選手でした。

田中希実選手は1本走って疲れもあるとは思いますが、身体もほぐれてるという感じ。

ドルーリー朱瑛里選手は他のトップ選手に混ざってスタートから先行します。

田中希実選手も800mとは異なり、序盤から番手をとりに先行してレースを進めます。

田中希実選手をみるように3番手で残り3周に入っていくドルーリー朱瑛里選手。

ここから田中希実選手がペースアップして先頭に動く流れになるとレースは動きはじめ、外から外から他の選手が前に動いていきます。

内に閉じ込められたドルーリー朱瑛里選手は6番手に下がってしまい、そこから前を追って脚を使ってコーナーの外から5番手を狙ってあがっていきますが、卜部蘭選手らにポジションを奪い返されてしまいます。

そのあたりで脚を使ってしまってドルーリー朱瑛里選手は厳しくなってしまいました。

田中希美選手は最後まで先頭争いをして2着でゴール。

ドルーリー朱瑛里選手は力尽きてなんとか9着でゴールというカタチになりました。

1500mは800m以上に駆け引きが大きくなります。

1500mの日本トップ選手の駆け引きは高校生レベルからは大きくあがっていきます。

ドルーリー朱瑛里選手の力が出し切れたわけでもなく、ペースと駆け引きで力をつかわされたという印象です。

ただはやければ良いわけでもなく、高校生ではなかなか味わえない駆け引きがトップクラスの集まった先頭集団ではあります。

ドルーリー朱瑛里選手がこの経験を積みながら、さらにスピードもタイムもあげていかなければそこのレベルと争うことはできません。

ドルーリー朱瑛里選手のフィジカルからみても、他の選手と比べると身長が低い方なのでストライドとピッチをさらにあげていく必要があります。

ドルーリー朱瑛里選手に求められるものは今は慌てないことかもしれません。

まずはケガをしないでこれからも練習やレースに出て経験を積むことや力をつけることです。

間違いなく輝く素質がある選手であるのは間違いないので今の結果にこだわる必要がないとも思えます。

むしろフィジカルが安定してくれば、きちんと練習が積んでいければさらなる進化があると思うので、その時期を待つくらいの余裕を持つと良い結果が将来的に期待できそうです。

ドルーリー朱瑛里選手の良さはメンタルです。

一流になる選手が持っているメンタルを持っています。

田中希実選手も大きくない選手ですが、今日本のトップの選手です。

高校時代とかも常にトップのトップというわけではなかったわけで、ただそこで慌てずに将来を見据えて努力し続けたから、フィジカルとのバランスが整ってきた後日本トップで世界にも挑戦できる強さを身につけたわけです。

ドルーリー朱瑛里選手も田中希実選手のようになれるし、それをこえていける可能性も秘めています。

なので今フィジカルもメンタルも壊さないことが求められます。

適距離を広げていきながら競技を楽しむことが大事で、そこからみえてくるものがきっとあるはずです。

ドルーリー朱瑛里選手は今の1500mや800mなどでも勝負していきながら、適距離を広げていくことで、さらに強くなっていけると感じます。

オリンピックレベルで考えれば1500mから5000mや10000mといった競技の方が今のフィジカルならば勝負していける分野になっていくと感じます。

それくらいフォームが整っています。

 

フィジカルが整ってきた久保凛選手と、フィジカル的に様子見な時期にもみえるドルーリー朱瑛里選手。

同じ高校2年生だけど、体格も成長も違うのでフィジカルと成長に合わせた練習やレースなどの経験を積んでいくことが、大きな成長に繋がるように感じました。

結果も大事ですが、それ以上に逸材とも呼べる選手たちで、ともに強いメンタルを持った選手なので、ケガしないことや適切な負荷をかけることでそれぞれの成長曲線で成長して欲しいです。

久保凛選手もドルーリー朱瑛里選手も高校生がピークの選手ではないし、その先を意識して高い目標を掲げて挑んでいる選手なので大学生や社会人になってから日本トップの選手として長く君臨するような選手を目指して世界に挑戦する選手になって欲しいです。

楽しみに応援していきたいと思います。

 

 

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 

 

 

天満屋女子陸上競技部24年度スタート。立迫志穂マラソンデビューのシーズンへ。2年目の西村美月・片岡碧巴葉もさらなる飛躍へ

天満屋女子陸上競技部の24年度のスタートが岡山県陸上競技記録会からはじまります。

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武冨豊監督から山口衛里監督にかわってスタートした24年度。

谷本観月選手や大東優奈選手らがチームを去って、今年は18歳の高校卒業の2人のルーキーがチームに加入しました。

東大阪大学敬愛高校卒の新井えりか選手と白石高校卒の山口綾選手です。

これから伸び代が大きそうな2人の選手が加入しました。

しっかり天満屋の中で練習を重ねていけば、昨年の西村美月選手や片岡碧巴葉選手らのように結果や成果をあげていけると思います。

しっかりした走り込みによる下地ができていけば多くのトップレベルの選手に成長していけることを示しているので今年の新井えりか選手と山口綾選手も駅伝メンバーに食い込んでいけるような活躍を期待したいと思います。

 

 

 

新チームになってパリ五輪のマラソン代表に内定した前田穂南選手はフランスで試走したりと動きがあったようですが、他のメンバーも岡山県陸上競技記録会を皮切りに始動していきます。

岡山県陸上競技記録会では3000mに2年目の片岡碧巴葉選手、5000mには松下菜摘選手、3年目の立迫志穂選手、2年目の西村美月選手らが参加するようです。

 

片岡碧巴葉選手は銀河学院高校卒の2年目ですが、1年目は順調にレースにエントリーし順調に練習もつめているということも伝わってきています。

距離も10キロまでレースで走っていたりと天満屋の練習がつめているのでレースにも参加できているということで1年目は順調な1年だったと言えます。

明日は参加メンバーからみても優勝争いに絡みそうなのでしっかり結果をだして自己ベストの走りを目指して欲しいところです。

 

5000mに出場する松下菜摘選手、立迫志穂選手、西村美月選手はそれぞれマラソンなどを目指して今のスピードを確認する意味あいもあると思うので15分台で走って欲しいところです。

松下菜摘選手は世界陸上などを目指して、日本代表レベルの大会への出場を意識しての1年だと思います。

前田穂南選手に追いつけという1年になると思います。前田穂南選手が不調な時期はチームのエースとして引っ張ってきた存在で、松下菜摘選手にはエース格としてチームを引っ張って欲しい存在です。

飛躍の1年になることを期待しています。

 

立迫志穂選手はハーフマラソンなどで立て続けに走っているので、もうマラソンデビューのシーズンになるのは間違いないです。

本人の目標もマラソンなので、どこで走ってくるのか楽しみです。

ハーフマラソンも山陽女子・全日本実業団・松江レディーズとハーフマラソンで上位争いをする力はあることは示していますが、立迫志穂選手本人としてはまだまだ納得のいってない部分があると思います。

松江レディーズなども力はあるというのは間違いないことを示している中で、決め手とか勝負という面で今シーズンの課題になると思います。

マラソンを走る力は間違いなくあるけれども、立迫志穂選手本人としては目指すところがそこではないと思っています。

まだ若いのでこれからというのは間違いないですが、センセンショナルなデビューで一躍トップ選手の仲間入りを果たすというのが立迫志穂選手への期待ですね。

次のオリンピックを目指すのに名乗りをあげるシーズンになると思います。

期待したいですね。

 

2年目の西村美月選手は勢いも力もあります。

プリンセス駅伝での駅伝デビューでの区間賞獲得や、全日本実業団ハーフマラソンでのいきなりの優勝争いでの2位など1年目は100点満点をこえる走りでした。

高校卒業1年目のルーキーとしては満点でした。

高校時代も千原台高校で活躍してきてエースでしたが、全国区ではまだまだ知られた存在ではなかったと思いますが、天満屋入部でさらに力をつけたのは間違いないです。

 

西村美月選手の良さは気持ちが強そうというのが良いですね。

すごく粘れる選手です。

これは谷本観月選手や渡邉桃子選手などの系譜ですね。

天満屋の強い選手の特徴でもある粘りが信条といえる走りをみせてくれる選手たちの流れにある選手です。

間違いなくマラソンでもやれる選手です。そして日本代表クラスに名を連ねることのできるレベルに乗ってくる選手だと思います。

 

課題はさらなるスピードでしょう。

スピードを維持するスピード持久力はすでにかなり高いレベルまで成長しているので、結果が出ています。

ただ、都道府県対抗女子駅伝の1区などで経験したように、用意ドーンでの短い距離でのスピードというのはまだまだトップ選手とは差があることは西村美月選手は感じていると思います。

楽にスピードに乗れるようになれば前田穂南選手らのレベルまで追いついていける可能性を秘めていると思います。

 

まだまだ天満屋の選手たちは注目したい選手がたくさんいます。

これからも応援していきたいと思っています。

 

ケガなく良いシーズンをスタートして欲しいと応援しています。

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 画像など引用させていただきました



 

引用元  

https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html

天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 

所属

天満屋女子陸上競技部

 

全中1500mチャンピオンの黒田六花(くろだりっか・京山中学出身)地元岡山を離れて、仙台育英高校進学。屈指の強豪校での活躍を応援したい。

入学の季節で、進学の話題が伝わってきます。

地元岡山から全中1500mのチャンピオンが生まれその進路がどこなのか気になっていましたが、黒田六花選手(くろだりっか・京山中学出身)は日本屈指の強豪校仙台育英高校に進学したというのが伝わってきました。

 

地元岡山で黒田兄弟が進学した玉野光南などの選択肢も予想されていましたが、レベルと高い高校を選んでさらなる飛躍を狙うという意欲を感じました。

最近の仙台育英高校は中学時代トップクラスの実力者が毎年のように進学し、そしてその選手たちが、実力をそのまま伸ばして卒業していくのも見受けられているので、仙台育英高校という選択は黒田六花選手にとって良い選択だと思います。

 

間違いなく選手の層は全国屈指のレベルです。

つい先月行われた女子・第40回春の高校伊那駅伝2024では、大会新記録で仙台育英高校が優勝しています。

2区の手塚蕾選手(2年)4区の細川あおい選手(3年) 5区の磯陽向選手(2年)の3選手が区間賞で、4区の細川あおい選手(3年)は区間新記録で区間賞を獲得しています。

細川あおい選手はチームのエースですね。

 

 

 

黒田六花選手は全国中学駅伝でも優勝したチームでそのチームのエースとして活躍しました。

黒田六花選手は800mや1000mや1500mでトップのレベルであるのを示しましたが、都道府県対抗女子駅伝などでは持っている力を発揮できなかったり、福岡クロスカントリー2024年などでの走りも先頭を引っ張りましたが、万全な感じではなかったように思えました。

 

進路や卒業などの時期で慌ただしい時期だったので少し調子を落としていたのかもしれませんが、仙台育英高校に進学して高いレベルの選手に囲まれて調子をあげていってもらって高いレベルで1年から駅伝のメンバーに入るくらいの活躍を期待したいと思っています。

 

地元岡山を離れたので、岡山代表として都道府県対抗女子駅伝などで走ってもらえないのが非常に残念に思いますが、地元岡山からさらなる飛躍を意識してチャレンジする黒田六花選手をこれからも応援していきたいと思っています。

1年からインターハイなどで活躍してもらいたいですね。

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

名前

黒田 六花

 

出身地(都道府県)  岡山県

所属校        岡山市立京山中学校から仙台育英高校へ

 

黒田六花選手のお兄さん2人も陸上のトップ選手。

昨年度大学駅伝界で区間賞や青山学院大学の箱根駅伝優勝などに大きく貢献した黒田朝日選手の妹にあたるのが黒田六花選手です。

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黒田さん兄弟姉妹は陸上家族として岡山では有名。

黒田六花選手の出身中学の京山中学も陸上の強豪校です。

 

 

天満屋女子陸上部・武冨豊監督から山口衛里監督へ。2024年の新シーズンは高卒新人2人を含む12名でスタート。パリ五輪でAREを目指す前田穂南。

3月末に天満屋女子陸上部を西の名門に押し上げた名監督の武冨豊監督が監督の座を山口衛里新監督へと引き継ぎました。

武冨豊監督が28年もの監督生活の中で、多くの優れたランナーを育ててきたのは天満屋女子陸上部を応援しているファンでなくとも知られています。

2000年シドニーオリンピック代表の山口衛里・2004年アテネオリンピック代表の坂本直子・2008年北京オリンピック代表の中村友梨香・2012年ロンドンオリンピック代表の重友梨佐・2021年東京オリンピックの前田穂南・2024年パリオリンピックの前田穂南のオリンピックのマラソン日本代表に通算6大会輩出しました。

 

マラソン日本代表を狙える選手を多く輩出し、現在も第2回MGCに5名の選手を送りこむなど西の名門と呼ばれ出してからずっとマラソンの名門天満屋を築いてきたのは武冨豊監督の指導力などがあったからです。

次の監督は天満屋で選手として活躍した山口衛里監督です。

2007年から天満屋のコーチに就任したりとチームのコーチや岡山県チームの監督として貢献し、結婚などを機に一時期チームを離れるも2020年からチームコーチに復帰していた山口衛里コーチがチームの監督に昇格するカタチで引き継ぐことになりました。

 

 

 

 

天満屋のコーチで指導してきた山口衛里監督なら今の天満屋の指導の流れも大きく変わることなく移行できるので楽しみですね。

武冨豊監督も監督からは退いてもコーチとしてチームに残るので大きな流れは変わらないと思います。

実業団の女子陸上部のチームでは女性の監督なども増えました。

女性指導者が女性ランナーを育てるのも時代にあっているし、山口衛里監督は良い監督になると思います。

 

天満屋女子陸上部は前田穂南選手がパリ五輪のマラソン日本代表に選ばれるなど、今期も躍進が期待されます。

 

前田穂南選手は東京オリンピックのリベンジに燃えているでしょうし、年齢的にも集大成のシーズンにしたいところです。

 

また自身が持つマラソンの日本記録の更新も意識してシーズンを迎えると思われます。

 

新人2人を含む12名の選手で新シーズンに臨むので山口衛里監督の指導にも期待したいところです。

 

前田穂南選手はマラソンでオリンピックでAREを目指す。

東大阪大学敬愛高校卒の新井えりか選手と白石高校卒の山口綾選手の高卒新人2人の入部。

マラソンで日本代表を目指す松下菜摘選手と渡邉桃子選手。

松下菜摘選手は23年度の勢いを加速を、渡邉桃子選手は悔しいシーズンのリベンジを目指して飛躍を。

2年目の西村美月選手、3年目の立迫志穂選手は昨年の勢いに加速をつけてマラソンへの挑戦のシーズンへ。

怪我に泣いた𠮷薗栞選手もマラソンを目指して勝負の3年目へ。

ハーフへの挑戦も意識するシーズンの2年目の片岡碧巴葉選手。

高卒3年目の干飯奈桜選手と高橋実夢選手も飛躍と勝負の1年に。

ベテランの小原怜選手も実力者だけに戦線に復帰して欲しいところです。

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

画像など引用させていただきました



 




 引用元  

https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html

天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。

 



引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

前田 穂南

 

生年月日       1996年 7月 17日

身長         166cm

出身校 (最終)   大阪薫英女学院高校卒業

 

所属

天満屋女子陸上競技部

 

30キロの日本記録、フルマラソンの日本記録を更新

フル・日本歴代・日本国内記録など 2時間18分59秒で更新

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

24年 大阪国際女子マラソン大会 2位 2時間18分59秒 日本新記録更新(19年ぶり)

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 7位 2時間27分02秒

 

23年 函館マラソン2023 ハーフ 1時間12分32秒  6位 

 

23年 名古屋ウィメンズマラソン2023  3位 2時間22分32秒 (マラソン自己新記録)

 

22年 函館マラソン2022 ハーフ 優勝 1時間8分28秒(ハーフ自己新記録)

 

22年 仙台国際ハーフマラソン大会2022 優勝 1時間9分08秒 

 

21年 東京2020オリンピック女子マラソン 33位 2時間35分28秒

 

21年 札幌チャレンジハーフマラソン  5位 1時間10分50秒 

 

21年 大阪国際女子マラソン大会 2位 2時間23分30秒

 

20年 青梅マラソン2020 30キロ 優勝 1時間38分35秒 日本新記録

 

19年 山陽女子ロードレース大会 2位 1時間9分08秒 

 

19年 マラソングランドチャンピオンシップ東京2020オリンピック日本代表選考競技会   優勝  2時間25分15秒  東京オリンピック代表内定

 

19年 函館マラソン ハーフ 3位

 

19年 東京マラソン2019 12位

 

18年 山陽女子ロードレース大会 優勝 1時間9分12秒 

 

18年 ベルリンマラソン2018 7位

 

18年 世界ハーフマラソン選手権大会 35位

 

17年 北海道マラソン2017 優勝 2時間28分48秒 

 

17年  大阪国際女子マラソン大会 12位 2時間32分19秒

名古屋ウィメンズマラソン優勝のワコール・安藤友香(あんどうゆか・豊川高校卒業)自己ベストも更新の2時間21分18秒で止まってた時計を動かす。

名古屋ウィメンズマラソンでパリ五輪の代表をかけて、大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が出した2時間18分59秒に挑んだ安藤友香選手。

MGC3位の細田あい選手がケガで出場を断念する中、鈴木亜由子選手・加世田梨花選手・安藤友香選手が前田穂南選手の持つ日本記録に挑戦するだろうと見込まれました。

実際スタートからペースメーカーと外国人選手についた日本人選手はこの3名になりました。

気温的には走りやすい感じでスタートしましたが、やや風があり走るのには難しさがあるレースともなりました。

ペースメーカーも引っ張るのが難しいスピード設定とコンディションだったのかもしれません。

それでもギリギリのラインでペースメーカーがハーフまで持ちこたえながら運んできます。そんな流れに日本人選手の3人の選手もきちんと乗っかって遅れることなく続きました。

そんな3選手の中でも一番ペースに微動だにしなかったのが安藤友香選手でした。

ペース自体はあげさげがある流れだったのに無理なくついていく姿勢と集中力は鈴木選手や加世田選手よりも無駄がない感じで余裕がある雰囲気がありました。

ただ徐々にペースがあがってペースメーカーと外国人選手から距離がつきはじめた日本人選手たち。

給水のタイミングなどからペースが乱れたタイミングで徐々に水をあけられはじめました。

鈴木亜由子選手が一番先に厳しくなり、日本人選手は安藤友香選手と加世田梨花選手が並んで前の外国人選手たちを追う流れになりました。

 

大阪国際女子マラソンではハーフからネガティブスプリットで後半タイムをあげた前田穂南選手に比べると、ペースがあがらなくなってきた中でなんとか持ちこたえながら前を追うという流れになっていき、日本記録更新が徐々に厳しくなっていく流れの中で、なんとか持ちこたえながら前を追うというカタチで、差がそれ以上開かなくなってきて30キロをこえていきました。

 

 

 

 

名古屋のコースの広さがスピード感を失いやすい部分があるのを前がみえる感覚で追えるのがなんとかタイムをつなぎ止めていく消耗戦のレースとなりつつありました。

それくらい風と日差しはジワジワとスピードを奪っていっていたのかもしれません。

 

安藤友香選手は加世田梨花選手との並走が続きましたが、開いていた先頭との差がペースメーカーが外れて徐々に縮まっていく中で、安藤友香選手が加世田梨花選手を徐々に置いて引き離しはじめました。

 

前がみえて近づいているのを感じて、前を追う気持ちで懸命に前に進む安藤友香選手。

マラソンで自己記録更新ができない期間も22分台で走る強さはあった安藤友香選手でしたが、レース中気持ちで負けてペースダウンになってしまうレースが続いていました。

そんななか、前を追い続け、前を捉えるんだ。勝負するんだというレースが後半できたのが大きな進化でした。

それほど練習を積んで準備をし、パリ五輪へ殻を破るんだという意識のもとで名古屋ウィメンズに臨んだ気持ちがあらわれていた走りでした。

徐々に近づいてくるユニスチェビチー・チュンバ選手。

先頭を諦めることなく追い続け、そして先頭に並びました。

一気にいこうとしてもいけないことで、いけなかったから相手がいくタイミングできちんと後ろにつき、後ろにつかれることを嫌がるユニスチェビチー・チュンバ選手を追って左右についていき、ラスト1キロではしっかりスピードアップしてユニスチェビチー・チュンバ選手を引き離していきました。

粘るユニスチェビチー・チュンバ選手をロングスパートで引き離し、スピードが衰えることがなかったので、ドームの周回からドームの中へ入ってくる段階では勝負が決した感じになりました。

最後まで勝負して、自分の自己記録とも勝負して先頭でゴールテープを切った安藤友香選手。

はじめての優勝という称号と、賞金。そして初マラソンから7年止まっていた自己新記録をも更新し、自ら次へのステップを示しました。

パリ五輪のマラソン代表という夢は届かなかったですが、大きな大会で優勝するという栄誉は勝ち取りました。

有力な外国人選手も参加する大きな賞金がかかった名古屋ウィメンズマラソン。五輪の切符もかかっていただけに国内の有力選手も揃いました。

そんな中での優勝は非常に意味があることです。

 

パリを狙っていただけに悔しさもあったと思いますが、名古屋ウィメンズマラソンで手にしたものも大きかったので安藤友香選手にとって次へと繋がるレースになりました。

 

安定した力を持っていた中で、殻がやぶれたことは大きいです。

1月に走った大阪ハーフマラソンでも優勝しており、これで連勝になります。

 

スピードもあり、次のマラソンでは日本記録をかけてまたチャレンジする有力選手のひとりとしてまた期待されると思います。

日本記録を出した前田穂南選手も省エネ型走法。走り方やフォームは違うけれども安藤友香選手も省エネ走法。

省エネ走法で後半力が出し切れるタイプの選手が伸びていきそうです。

 

安藤友香選手もこれでマラソンの実績は間違いないものになってきたので今後非常に楽しみだと思います。

安藤友香選手の飛躍が20代後半から30代になってもチャレンジしていけるという流れを作るし、この世代の選手たちがまだ強いというのがマラソンという競技がキャリアとスピードと体力とメンタルなんだということになります。

まだまだこれからも1線で活躍して欲しいなと思っています。

パリ五輪には届かなかったですが、安藤友香選手や鈴木亜由子選手や加世田梨花選手も最後まで諦めない走りが今後の日本の女子マラソンの飛躍に繋がると感じた人も多かったでしょうし、またそれをみて自分もという気持ちになった選手も多かったでしょうし、走りをみていたファンなどの人たちも心に響いたと思います。

これからも安藤友香選手の飛躍を応援していきたいと思います。

最後まで諦めない安藤友香選手の見事な優勝でした。

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 




引用元  

https://www.wacoal.jp/spark-angels/index.html

ワコール女子陸上競技部 スパークエンジェルス

ワコール女子陸上競技部 スパークエンジェルス HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 



引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

安藤 友香

 

生年月日       1994年 3月 16日

身長         160cm

出身地(都道府県)  岐阜県

出身校 (最終)   豊川高等学校卒

 

所属

ワコール女子陸上競技部

マラソンベスト 

2024.3 名古屋ウィメンズマラソン 

2時間21分18秒

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

 

24年 名古屋ウィメンズマラソン 1位 2時間21分18秒 

 

24年 大阪ハーフマラソン 1位  1時間8分18秒

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 9位 2時間27分47秒

 

23年 サフォークランド士別ハーフマラソン大会  3位 

 

23年 大阪国際女子マラソン大会2023  3位  2時間22分59秒 日本人1位 

 

22年 函館マラソン大会2022  4位

 

22年 名古屋ウィメンズマラソン大会2022  3位  2時間22分22秒 日本人1位 

 

22年 全日本実業団ハーフマラソン大会2022   3位 1時間8分13秒 ハーフベスト

 

21年 山陽女子ロードレース大会2021 8位

 

21年 新潟ハーフマラソン大会2021  優勝 1時間10分04秒

 

21年 全日本実業団ハーフマラソン大会2021  優勝 1時間9分54秒 

 

20年 山陽女子ロードレース大会2020 8位

 

20年 名古屋ウィメンズマラソン大会2020  2位  2時間22分41秒 

 

19年 山陽女子ロードレース大会2019 4位  1時間9分38秒

 

19年 マラソングランドチャンピオンシップ    8位    2時間36分29秒

 

19年 函館マラソン大会2019  2位   1時間9分47秒

 

19年 ロンドンマラソン大会2019 13位 2時間26分47秒

 

19年 新潟ハーフマラソン大会2019  優勝 

 

18年 大阪国際女子マラソン大会2018  3位  2時間27分37秒

 

17年 世界陸上競技選手権大会(ロンドン大会) 2時間31分31秒  17位

 

17年 名古屋ウィメンズマラソン大会2017  2位  2時間21分36秒 マラソンベスト 初マラソン日本最高

縁の地からパリ五輪へ。世界陸上日本代表のダイハツ・加世田梨花(かせだりか・成田高校→名城大学卒業)は名古屋ウィメンズマラソンで大きなストライドで日本新記録を目指す。MGC4位からの逆襲

ブダペスト世界陸上のマラソン日本代表として出場した加世田梨花選手は世界を舞台に並々ならぬおもいで参加して結果を残そうとして世界の壁の厚さも知ったわけですが、キャリアから悲観することなく、世界陸上経由で唯一MGCにも参加した女子選手でした。

難しいコンディションだったはずですが、その中でも最後まで上位争いに食い込み、あと一歩のところまできている姿をみせました。

4位という結果に加世田梨花選手は納得することはできなかったと思いますが、パリ五輪最終便の名古屋ウィメンズで勝負することを決め準備をすすめてきた加世田梨花選手。

3位だった細田あい選手などは怪我で断念してしまった中、名古屋ウィメンズに出場する中ではMGCで最先着で、タイム的にも可能性を大きく感じさせる選手の筆頭とも言える存在で名古屋ウィメンズマラソンに臨むことになります。

 

MGCでキャリアを重ねて、日本トップクラスであることは示しました。

大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が日本記録を更新したため、パリ五輪へのチケットは簡単なものではなくなりましたが、決して不可能ではないと自信を持って臨んでくる裏付けを感じます。

加世田梨花選手は野口みずき選手をイメージさせるような小さな身体で大きなストライドでパワフルに走っていく選手ですし、ダイハツというマラソンのトップランナーを多く生んでいるチームのエース格まで成長している選手です。

 

名城大学で走ってたころから社会人になってからはマラソンで勝負するという気持ちを持っていた選手で、名城大学のある名古屋の地でパリ五輪を戦えることは大きなモチベーションにも繋がると思います。

また名古屋の地元にいた選手ということで大きな声援も受けて日本記録越えを目指すことができると思います。

 

ハーフでもマラソンでも日本トップクラスで戦える力は示せています。

気持ちも強い選手なので、トップ選手が凌ぎを削る場で負けん気を力に変えてゴールを目指すと思います。

さらなる覚醒をしめせるか注目したいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

名前

加世田 梨花

 

生年月日       1999年 3月 2日

出身地(都道府県)  千葉県

出身校 (最終)   名城大学卒

 

所属

ダイハツ陸上競技部

 

 

 画像など引用させていただきました

 



 



 



 

引用元     ダイハツ陸上競技部HP

https://www.daihatsu-trackandfield.jp/

ダイハツ陸上競技部|DAIHATSU TRACK & FIELD

    から写真を引用させてもらっています。

 

 

引用元   日本陸上競技連盟公式サイト HP

https://www.jaaf.or.jp/

 

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

     から写真を引用させてもらっています。

 

 

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 4位 2時間25分29秒

 

23年 世界陸上競技選手権大会(ブダペスト大会) 19位 2時間31分53秒

 

23年 香川丸亀国際ハーフマラソン 1時間8分11秒 順位2位(日本人最先着)(ハーフ自己ベスト)

 

22年 ベルリンマラソン 2時間21分55秒  順位7位(日本人最先着)(マラソン自己ベスト)

 

22年 東京マラソン  2時間28分29秒  順位11位(初マラソン)

 

 

 

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誰にも負けたくないを体現する奥本菜瑠海(おくもとなるみ)実業団チームの日立へ。高校生のラストをU20女子クロスカントリーで優勝。全国高校駅伝もエース区間1区で区間賞獲得。常に前への姿勢が強いメンタルを生む。将来オリンピックを狙う強いメンタルに期待。

秋のかごしま国体からの奥本菜瑠海(おくもとなるみ)選手の走りは常に印象的でした。

積極的に前に出る姿勢は高校生になってからも一貫していました。

1年生のときに地元岡山の高校駅伝岡山大会でみたときから、この選手は強くなるなあという雰囲気を持っていました。

なので何度も奥本菜瑠海選手を取り上げてきました。

 

 

かごしま国体では、最初から外国人留学生たちについていき、日本人トップで日本人高校生のシーズンベストを記録。

その勢いをもって、全国高校駅伝1区に3年連続出場。

1年・2年時と同様、積極的に先頭に出ていく姿に奥本菜瑠海選手のメンタルの強さと、今後の成長を感じました。

 

 

 

 

全国高校駅伝では序盤から奥本菜瑠海選手が飛び出し、それについていった立命館宇治の山本釉未選手との最後までのデッドヒートは見ごたえがありました。

常に全国上位に顔を出す山本釉未選手が国体で奥本選手に逃げ切られたという感じと、国体に続いて勝つという気持ちのこもった奥本菜瑠海選手の競り合いは意地と意地の張り合いに感じられました。

 

常に積極的にひかない奥本菜瑠海選手の走りが区間賞を引き寄せたと感じられる走りでした。

 

 

 

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都道府県対抗女子駅伝でも1区をまかされると、並み居る社会人や大学生などの実力者を相手にトラックから仕掛けて先頭でレースを進めました。

同様の走りをする五島莉乃選手に先頭を譲ってしまいますが、その後も2番手集団として五島莉乃選手を追いかけて挑んでいく姿はひかない奥本菜瑠海選手らしい走りでした。

そのレースでは五島莉乃選手のペースにオーバーペースで潰されてしまいますが、それでも自分らしいレースにこだわって走る奥本菜瑠海選手の走りは印象深かったと思います。

 

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U20女子クロスカントリーでは昨年も好走しましたが、今年も最初から堂々と先頭を走り続け、最後まで誰も寄せ付けずに逃げ切るという強いレースをみせてU20女子クロスカントリーで優勝を果たしました。

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奥本菜瑠海選手の走りは強くなる選手の走りをしています。

メンタルが強くないとできない走りです。

五島莉乃選手もそうですが、廣中璃梨佳選手もそうでした。

新谷仁美選手などもとにかく前にいく走りをしてきてその強さを示してきました。

 

かけひき云々もあったとしても、まず自分で引っ張るという強いメンタルがトラックにしてもロードにしても中長距離の競技では強さに変わっていきます。

 

失敗を恐れずチャレンジしていくメンタルの強さ、これは大きな武器です。

 

 

 

 

自分の限界に挑戦するかのような走りが奥本菜瑠海選手を強い選手にしてきたと感じます。

これからも奥本菜瑠海選手らしい走りをドンドン貫いていって、オリンピックなどで活躍する選手になって欲しいなと応援しています。

 

高校3年間であきらかにフィジカルが強くなって体幹が強くなっている走りで実業団の日立に進むみたいですが、日立もマラソンなどでも活躍する選手などもいるし、駅伝でも強くなってきているチームです。

 

奥本菜瑠海選手の加入は日立を強くすると思いますし、奥本菜瑠海選手も飛躍していってくれると期待しています。

 

 

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初マラソン2時間25分44秒。都道府県対抗女子駅伝9区区間賞の岩谷産業・川村楓(かわむらかえで・宮津高校→佛教大学卒業)大阪マラソン2024で5位入賞。今後の躍進に期待。

大阪マラソン2024に実業団4年目で都道府県対抗女子駅伝でエース区間の9区で区間賞を獲得するなど、充実のシーズンを送っている岩谷産業・川村楓(かわむらかえで)選手が初マラソンに挑戦し、2時間25分44秒のタイムで5位でゴールしました。

 

ハーフマラソンなどで結果を出してきて、マラソンに挑戦する流れは予定通りだとは思いますが、マラソンの距離を踏む練習よりも、スピード強化や30キロ走までで未知に挑んでのレースになったが、未知の12キロをペースダウンを抑えて最後まで走り切った結果が2時間25分台のタイムだったと思うので、まだまだ伸びしろが大きい。

 

ハーフを1時間11分43秒で、そこから1時間14分1秒で走った計算になります。

レース終盤で天気が悪くなったことなどを考えると、もう少し天気が良ければもう少しはやく走れたかもしれません。

 

 

 

 

 

未知の距離になった後半も5キロ17分台のペースを維持して粘った感じで、初マラソンでマラソンへの適正をみせた走りだったと思います。

 

この1年はプリンセス駅伝で1区区間2位で岩谷産業のプリンセス駅伝での優勝に貢献し、クイーンズ駅伝ではエース区間の3区で、他のチームのエースの選手を相手に区間5位と好走し、岩谷産業の初のクイーンズ8のシード権獲得に貢献しています。

 

その勢いにのって日本陸上競技選手権大会・10000mでは31分54秒73で自己ベスト。10000mの実力者の証である31分台を記録したことでトップランナーの一人であることを証明し、都道府県対抗女子駅伝では強い京都府チームのアンカーとしてエース区間を走り、5人抜きをみせて京都府チームを2位まで引き上げてゴールしました。

 

区間賞の走りをみせた大活躍も、川村楓選手は京都チームが優勝できなかったことを悔しがりました。

憧れの京都チームのエースとして出場したことに誇りと責任を持っていた強い選手の姿でした。

 

ハーフでも安定して1時間10分や11分台の記録で結果を残しており、初マラソンでも距離を踏まずに2時間25分44秒で走り切る走力から、マラソンでもトップクラスを狙える力があることを証明しているのかもしれません。

 

 

 

 

 

初マラソンがもう少し本格的に取り組んだらどうなるだろうといった感じの良い感じのコンタクトだったような川村楓選手の初マラソンだったようですし、次に飛躍しそうな雰囲気がするのでまだまだ底がみえてないので、次も期待したいですね。

 

高校・大学と徐々に力をつけ、社会人になってさらに着実に力をつけている川村楓選手。

駅伝でも活躍が目立ってきていますし、トラックなどもタイム自体も伸びしろがありそうです。

岩谷産業もチーム自体に勢いがありますし、駅伝やトラックやマラソンなどでの川村楓選手の今後の活躍に注目したいと思います。

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 

 




 

引用元  

https://running.iwatani.co.jp/

岩谷産業陸上部 HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

川村楓(かわむらかえで)

 

生年月日       1997年 11月 23日

出身地(都道府県)  京都府

出身校 (最終)   佛教大学卒

 

所属

岩谷産業陸上競技部

 

主な駅伝などの結果(抜粋)

 

24年 都道府県対抗女子駅伝 9区 区間賞獲得

 

23年 クイーンズ駅伝  3区 区間5位

 

23年 プリンセス駅伝 1区 区間2位

 

23年 選抜女子駅伝北九州大会 1区 区間3位

 

22年 クイーンズ駅伝  1区 区間10位

 

22年 プリンセス駅伝 2区 区間2位

 

21年 クイーンズ駅伝  6区 区間21位

 

22年 プリンセス駅伝 4区 区間16位

 

21年 プリンセス駅伝 2区 区間16位

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

 

24年 大阪マラソン  2時間25分44秒  5位 (初マラソン)

 

23年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間11分03秒 4位

 

23年 大阪ハーフマラソン  1時間11分35秒 6位

 

22年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間10分17秒 8位

 

22年 大阪ハーフマラソン  1時間11分36秒 5位

 

 

 

九電工・林田美咲(はやしだみさき・北九州市立高校卒業)唐津10マイルロードレースの10キロで優勝して引退。九電工で駅伝などでも主要区間を担当。

2月11日におこなわれた唐津10マイルロードレースの10キロで優勝した九電工・林田美咲(はやしだみさき)選手。

現役引退レースと決めたレースで優勝は流石実力者でした。

九電工の柱の一人として長年活躍してきた林田美咲選手。

駅伝での活躍やハーフなどでも力を発揮していてまだまだ伸びると注目してきましたが、現役引退を決めたようです。

 

九電工は男子も強いですが、女子も安定した強さで注目していました。

 

ここ数年は唐沢ゆり選手や逸木和香菜選手とともに林田美咲選手もチームを引っ張る存在で、この3人でクイーンズ駅伝などでも主要区間の1区3区5区を走っているのでまだまだこれからというタイミングでの引退はもったいなさもあります。

 

 

 

 

 

 

厳しい練習を積み重ねて日々努力をしている実業団の選手たちは大変です。

なので年齢なども意識しながらも、それぞれの目標を達成しようと切磋琢磨しています。

 

なので林田美咲選手のように、今季までは走るなどの個々が選手の残り時間を意識しながら、そのなかで最大限の努力をしながらチャレンジしています。

女性アスリートは男性アスリート以上にいろんなことを考えながらも、その中で自己表現や自己目標を掲げて人生の中のアスリートの時間というのを考えているので、これからもそういう選手たちを応援し、伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

九電工・林田美咲選手と天満屋・大東優奈選手
天満屋HPより グレートノースラン出場時の写真を引用させてもらいました。



引用元    

https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html

天満屋女子陸上競技部HP

     から写真を引用させてもらっています。

 

www.nekopuro.com

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

林田美咲(はやしだみさき)

 

生年月日       1999年 12月 7日

出身地(都道府県)  熊本県

出身校 (最終)   北九州市立高校卒業

 

所属

九電工陸上競技部

 

主な駅伝などの結果(抜粋)

 

24年 都道府県対抗女子駅伝 2区 8位

 

23年 クイーンズ駅伝 3区 9位

 

23年 プリンセス駅伝 3区 2位

 

23年 選抜駅伝北九州大会  2区 2位

 

23年 都道府県対抗女子駅伝 1区 27位

 

22年 クイーンズ駅伝 1区 8位

 

22年 プリンセス駅伝 3区 4位

 

22年 選抜駅伝北九州大会  5区 2位

 

21年 クイーンズ駅伝 1区 22位

 

20年 クイーンズ駅伝 1区 17位

 

20年 プリンセス駅伝 6区 7位

 

20年 選抜駅伝北九州大会  2区 3位

 

20年 都道府県対抗女子駅伝 1区 13位

 

19年 クイーンズ駅伝 3区 16位

 

19年 プリンセス駅伝 3区 10位

 

18年 プリンセス駅伝 1区 6位

 

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

23年 ゴールドコーストハーフマラソン 1時間11分35秒 8位

 

22年 グレートノースランハーフマラソン 1時間12分57秒 7位

 

22年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間11分20秒 15位

 

21年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間12分30秒 32位

九電工・逸木和香菜(いつきわかな・福岡大若葉高→福岡大学卒業)日の丸をつけて走る選手を目指すスピードある実力者。ハーフまでは実績十分。マラソン挑戦にも期待。

九電工・逸木和香菜(いつきわかな)選手は駅伝などでは九電工のエースとも呼べる存在で成果をあげてきました。

5000mでも15分32秒台で10000mも31分台で走るスピードとスタミナのある選手です。

ハーフも1時間10分23秒と力があります。

 

九電工のなかでも唐沢選手や林田選手などとともに駅伝でも実績があって、多くのレースにも参加しています。

 

毎年コンスタントにレースに出場しながら結果を残してきているので今後のレースにも期待したい選手です。

 

 

 

 

 

九電工は唐沢選手などはマラソンにも挑戦しており、逸木和香菜選手にもいずれはマラソンに挑戦してもらいたいと期待しています。

九電工はハーフなどには選手を多く出場させていますし、結果も出しているので、チームとしてマラソンに今後選手を送り込んでいくんじゃないかと想像できます。

 

九電工の男子はマラソンでも実績があります。なので逸木和香菜選手にも今後マラソンなどで挑戦してもらいたいなと期待しています。

 

スピードもあってハーフのキャリアも十分ですし、走り切る力は既にあるんじゃないかと思うので、楽しみですね。

 

逸木和香菜選手は先日の全日本実業団ハーフマラソンを回避したので残念でした。

実力者なのでステップアップしていくのを応援していきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

逸木 和香菜(いつきわかな)

 

生年月日       1994年 4月 7日

出身地(都道府県)  福岡県

出身校 (最終)   福岡大学卒業

 

所属

九電工陸上競技部

 

主な駅伝などの結果(抜粋)

23年 クイーンズ駅伝 5区 7位

 

23年 プリンセス駅伝 5区 3位

 

23年 選抜駅伝北九州大会  1区 4位

 

23年 都道府県対抗女子駅伝 9区 7位

 

22年 クイーンズ駅伝 3区 11位

 

22年 プリンセス駅伝 5区 1位 区間賞獲得

 

22年 選抜駅伝北九州大会  1区 4位

 

22年 都道府県対抗女子駅伝 4区 6位

 

21年 クイーンズ駅伝 5区 5位

 

20年 クイーンズ駅伝 6区 6位

 

20年 プリンセス駅伝 5区 5位

 

20年 選抜駅伝北九州大会  3区 4位

 

20年 都道府県対抗女子駅伝 9区 17位

 

19年 クイーンズ駅伝 5区 12位

 

19年 プリンセス駅伝 5区 5位

 

19年 都道府県対抗女子駅伝 4区 5位

 

18年 クイーンズ駅伝 1区 16位

 

18年 プリンセス駅伝 3区 14位

 

18年 選抜駅伝北九州大会  5区 2位

 

17年 クイーンズ駅伝 1区 14位

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

22年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間13分30秒 37位

 

21年 山陽女子ロードレース ハーフマラソン  1時間11分36秒  19位 

 

21年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間10分23秒 7位

 

20年 山陽女子ロードレース ハーフマラソン  1時間11分30秒  16位 

 

20年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間10分39秒 9位

 

19年 ゴールドコーストハーフマラソン 1時間13分05秒 6位

 

19年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間11分23秒 9位

 

 

招待選手で名古屋ウィメンズマラソンに挑む天満屋・渡邉桃子(わたなべももこ・大阪薫英女→関西大学卒) 後半ペースアップで自己ベスト更新を狙う。

疲労骨折明けで大阪ハーフで試走し、パリ五輪を争うレースにエントリーしてきた天満屋・渡邉桃子選手。

MGCには直前の疲労骨折で回避になって悔しいおもいをしました。

 

勝負強い選手だと思うので、MGCでの活躍を期待していましたが、怪我は非常に残念でした。

名古屋ウィメンズマラソンには、MGCにも出走したMGC3位の細田あい選手、前オリンピック代表の鈴木亜由子選手、MGC4位の加世田梨花選手、大阪ハーフで優勝した安藤友香選手、昨年のアジア大会マラソン代表の大西ひかり選手なども出場し、前田穂南選手が記録した2時間18分59秒の日本新記録越えをかけて走ることになります。

 

渡邉桃子選手はスピードタイプではないですが、粘り強く前半から後半まで推していけるタイプで、天満屋の選手らしい強さを持っています。

 

今回スピードある選手たちとの勝負になるので、どのあたりに位置するのかが注目ですが、ある程度前の集団や日本人トップクラスの選手と同じ位置で勝負できれば面白いと思っています。

 

そのくらい強さが魅力的な選手です。

とくにマラソンだとハーフ以上に期待できる選手だと感じます。

 

勝負強い感じがする選手なので、MGCに出場していれば順位だったのでかなり面白かったんではないかと想像できる選手です。

 

マラソンにおいて天満屋のピンクのユニフォームを着た選手たちが、代表をかけて勝負を挑むとき躍動したり、目をひくような走りをすることが多いです。

 

今回は大阪国際女子マラソンで日本新記録を出した前田穂南選手との代表争いが注目されています。

良い選手たちが競いあうので、その競り合いが最後まで続けば好記録も期待できます。

 

前田穂南選手のペースでおすのは大変ですが、渡邉桃子選手の走りをみていたらタイム云々よりもただ前を追う粘り強さでどこまでいけるのか期待したいと感じます。

 

渡邉桃子選手も大阪薫英女出身で、前田穂南選手に似た境遇な選手だっただけに、マラソンでの活躍を志して天満屋にやってきた選手です。

 

パリ五輪の先を見据えながら、意識したレースに期待したいと思っています。

 

マラソンの名門天満屋の選手らしいレースに期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました









 

引用元  https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html  天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。

 

youtu.be

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

 

名前

渡邉 桃子

 

生年月日       1998年 6月 13日

身長         159cm

出身校 (最終)   関西大学卒業

 

所属

天満屋女子陸上競技部

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

24年 大阪ハーフマラソン  18位

 

23年 函館マラソン2023 ハーフ 7位 1時間13分15秒

 

23年 大阪マラソン 2時間23分08秒  3位 (日本人最先着)(自己ベスト)

 

22年 防府読売マラソン大会  2時間32分5秒 優勝

 

22年 名古屋ウィメンズマラソン  2時間30分42秒 19位 (初マラソン)

 

21年 山陽女子ロードレース 1時間10分43秒 9位 (ハーフベスト)

 

全日本実業団ハーフマラソン1時間10分26秒で3位の九電工・唐沢ゆり(からさわゆり・都立上水高校→日本体育大学卒業)3月の名古屋ウィメンズにエントリー。着実にハーフのタイムを更新。マラソンでの飛躍が期待される

全日本実業団ハーフマラソンで1時間10分26秒で3位に入った九電工・唐沢ゆり選手。優勝候補の1角にもあがっていた唐沢ゆり選手は、序盤から優勝した三井住友海上の樺沢和佳奈選手とともに積極的に先頭集団を引っ張ってトラックをあとにして、レース中盤まで先頭で積極的な走りをしていました。

 

折り返して天満屋の西村美月選手のペースアップにも追いすがり力のあるところをみせました。

レース終盤樺沢選手と西村選手から少し遅れましたが、最後は西村選手とは差をつめてゴール力のあるところをしっかりみせて3位でゴールしました。

 

 

タイムも自己ベストをしっかり更新して結果を出しました。

 

ここ最近はハーフ以上では走るレースは常に安定した成績をおさめながら、確実にタイムなどを縮めてきています。

しっかり練習を詰めているし、順調にレースをこなせているので、昨年に続くマラソンでの結果が今後期待されます。

 

マラソンでも自己ベストが更新していくことが期待される実力が確実についていると思われる唐沢ゆり選手です。

次のマラソンで2時間24分を切るタイムを出してもおかしくないほど安定的に走力を高めている印象です。

 

 

 

 

 

着実に距離を伸ばし、距離をこなし、タイムを縮め結果を出し続けるというのは難しいことです。

唐沢ゆり選手は結果を出してきているので今後に期待したいと思います。

 

唐沢ゆり選手は3月の名古屋ウィメンズマラソンにエントリーしました。

有力選手に交じって実力を発揮してもらいたいですね。

 

九電工もマラソンにも力を入れているチームのひとつでもあると思うので今後の活躍に期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 

 

引用元  

https://www.jaaf.or.jp/

日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations

 JAAF  日本陸上競技連盟公式サイト  HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

唐沢ゆり(からさわゆり)

 

生年月日       1995年 11月 25日

出身地(都道府県)  東京都

出身校 (最終)   日本体育大学卒

 

所属

九電工陸上競技部

 

主な駅伝などの結果(抜粋)

 

23年 クイーンズ駅伝 1区 14位

 

23年 プリンセス駅伝 1区 4位

 

23年 選抜駅伝北九州大会  5区 1位 区間賞獲得

 

23年 都道府県対抗女子駅伝 9区 12位

 

22年 クイーンズ駅伝 2区 8位

 

22年 プリンセス駅伝 1区 12位

 

20年 クイーンズ駅伝 5区 8位

 

20年 選抜駅伝北九州大会  5区 7位 

 

 

 

主なハーフ・フルマラソン結果

 

 

24年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間10分26秒 3位

 

23年 山陽女子ロードレース ハーフマラソン  1時間10分48秒  5位 

 

23年 大阪マラソン2023  2時間27分27秒  6位 初マラソン

 

23年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間11分07秒 6位

 

22年 山陽女子ロードレース ハーフマラソン  1時間12分01秒  6位

 

21年 全日本実業団ハーフマラソン  1時間13分10秒 40位

 

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