ねこぷろ

いろんなものを応援し、伝えていきます

西脇舞区間賞、ルーキーの三宅紗蘭は大器の予感。岡山チームは健闘も10位。全国都道府県対抗女子駅伝 2019

 

※ 当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれる場合があります

 

 

 

 

全国都道府県対抗女子駅伝 2019
(2019年1月13日 京都・西京極陸上競技場発着、9区間42・195キロ)

岡山チームを振り返ってみます。

 

1区 谷本観月

岡山の1区は 天満屋の谷本観月選手でした。

 

序盤位置取りに苦しんで、後ろの集団になってしまいましたが、

徐々にポジションを前にしていき、

徐々に選手がこぼれ落ちていく中、トップ集団の後ろで粘った走りをしていました。

トップ集団が大きな塊となっていたので、徐々にペースをあげていくなかで、

スパートのタイミングに遅れ、徐々に前とは引き離されていきましたが、

1位と23秒差の13位でタスキを渡しましたが、

3位とは10秒ほどで、3位集団がかたまっていたので、良い位置で同僚の西脇選手につなぎました。

 

名古屋女子マラソンに出る予定で、そこではMGCの出場権の権利取りが期待されます。

短い距離でもスピードがあがっており、北海道マラソンでも好走したように、マラソンを走る力がすごくついています。ハーフでも山陽女子ロードレースで一時2位を走るなど積極的なレースが続いています。

1年の間にとても力がついているなあと感じる走りをしてて、安定感が出てきています。

もう少しスピードもあがってくれば、かなり強い選手に化けそうです。

 

 

2区 西脇舞

 

岡山の2区は 天満屋の西脇舞選手でした。

前が見える位置でタスキをもらい、3位集団とは少し離れていましたが、

ジワジワと追い上げてくるのが印象的でした。

先頭を追う集団がかたまりになっていたので、

それに迫ってくるのが頼もしかったです。

そして、追いかけて、追いついたら、さらに前に行こうと、集団の前に出て引っ張るような走りをしてくれて、

区間賞とれるんじゃないっていう走りをみせてくれました。

後ろから追いかけて、いっぱいいっぱいくらいで走っていたので、中継所300m前からの藤中選手らのスパートに置いていかれそうになりましたが、それでも前を追って、西脇選手らしい前へ前へのレースを最後までみせてくれました。

最終的には藤中佑美選手と同タイムで見事な区間賞を獲得しました。

西脇選手は最近のどのレースでも果敢に前を追う姿勢をみせていて、

駅伝ではとくに安定した成績を残せています。

 

3区 正司瑠奈

 

岡山の3区は 吉備中正司瑠奈選手でした。

西脇選手の快走で5位でタスキをもらった正司選手は

小柄な感じですが、前を追って非常に良い走りをしました。

昨年は8区を一生懸命走るのが印象的でしたが、

今年は3区の下り区間でスピードに乗って走りました。

区間15位で走り、6位でタスキをつなぎました。

高校生になってどんな選手になるのか楽しみです。

 

 4区 松下菜摘

 

岡山の4区は 天満屋の松下菜摘選手でした。

1区や9区にエース級が配置されますが、4区は裏のエース区間と呼んでも良いくらい

実力者や好メンバーが揃う区間です。

6位でもらったタスキを8位で5区に繋ぎました。

区間12位で前回ほど良い走りではなかったのかもしれませんが、

今シーズン谷本選手・松下選手・三宅選手が天満屋の中でも非常に伸びて、

結果も出してきているので、

天満屋というチームをドンドン強くしていっていると思います。

学生から社会人になってからはまだ若い選手なだけに、

ハーフなどで実績を積んでいずれマラソンに挑戦する日も近いのではないかと期待しています。

 

 

 5区 落合莉子

 

岡山の5区は 興譲館高校落合莉子選手でした。

全国高等学校駅伝大会でも、 興譲館高校の5区を任され区間9位で走りましたが、今回も5区を区間8位で駆け抜けました。 まだ2年生ですし、伸び代があるような気がします。

 

 

 6区 山本晏佳吏

 

岡山の6区は 倉敷高校の山本晏佳吏選手でした。

倉敷高校の日本人エースですが、少々入りが早かったのか、後半きつそうなレースになりました。

中学時代の強さとかが印象に残っているだけに、区間19位だったのは悔しいところかもしれません。

全国高校駅伝の都大路にも出て、まだ2年生ですから、来年は岡山トップを争う選手として、飛躍してくれるんじゃないかと期待しています。

 

7区 萩原柚乃

 

 

岡山の7区は 倉敷高校の萩原柚乃選手でした。

前や後ろとの距離が空いた状態でのスタートだったので単独走のような展開で、

前を追うのも大変な感じだったじゃないかなって感じがしました。

それが区間26位というカタチになってしまったのかもしれませんが、

まだ高校1年生です。

全国高校駅伝では2区を走ったように、

期待されるランナーだと思います。

1年生で単独走でタイムを出すのは大変なことだと思います。

10位でもらったタスキを10位で繋ぎました。

 

 

8区 土屋舞琴

 

 

岡山の8区は 笠岡小北中の土屋舞琴選手でした。

土屋選手も前とも後ろとも差があって、単独走だったので、

中学生で単独走は大変だと思います。

とくに8区はのぼりがある区間なので、前とも差があって目標が遠い分、

かなり走りにくかったんじゃないかなって思います。

中学生くらいだと目標や、一緒に走るなどの方がタイムがより出やすいものです。

実力は全国でも50番以内なので、今回は区間32位でしたが、まだまだ伸びそうな感じがします。

今シーズンの岡山ナンバーワン中学生だった土屋選手が高校にいって強くなるんじゃないかと期待しています。

 

9区 三宅紗蘭

 

岡山の9区は 天満屋の三宅紗蘭選手でした。

10位でタスキをもらったんですが、前の選手とも40秒以上差がついた状況で

単独走でしたが、果敢に前を追って走る姿にたくましさを感じました。

東京の区間賞をとった新谷選手には抜かれましたが、前にいた福岡の今田選手を抜き、

10位は守りました。

区間7位のタイムで最長区間を駆け抜けました。

まだ19歳のルーキーです。

エース区間で、エース級のメンバーが揃った中で、

新谷仁美選手・鈴木亜由子選手・ 前田穂南選手・堀優花選手・野上恵子選手・一山麻緒選手といった選手に次ぐタイムで走り抜けているのですごいことだと思います。

マラソンや10000mのトップ選手と走り、

離れた単独走で、前をしっかり追う走りができる。

かなり強い選手だと思います。

将来間違いなくエースクラスになれる選手です。

山陽女子ロードレースでも10キロ2位。

この一年でメキメキ力をつけています。

 

三宅選手の成長が、間違いなく天満屋の選手を底上げしているんじゃないかなって思います。

一年の間にずいぶんと強いチームになった天満屋。

三宅選手の今後にはかなり楽しみに思っています。

 

北九州女子駅伝でも天満屋の選手たちは快走でした。

 

力をつけている三宅紗蘭選手や松下菜摘選手

復調している小原怜選手が大阪女子マラソンへ

小原選手と並ぶエースに成長した前田穂南選手は東京マラソンへ

北海道マラソンで3位と力をつけてきた谷本観月選手が名古屋女子マラソンへ

いつでも結果を残している西脇舞選手や、レースに出れていないメンバーも力をつけていると思います。

今後も天満屋の選手や岡山の選手たちを応援していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 レースを振り返ってみる

 

 

最後に

上位争いの流れから、

レースを振り返ってみると、

 

1区

 

1区は有力選手が多数集まり、

牽制した流れでスローペースでスタートしました。

 

徐々に長崎の廣中璃梨佳選手がレースを引っ張るかたちで、

力のある選手たちが先頭争いを繰り広げ、

今シーズン力をかなりつけた秋田の大東文化大1年の鈴木優花選手と

長崎の廣中璃梨佳選手、そして昨年の区間賞の高知の鍋島莉奈選手(日本郵政グループ)の争いとなり、昨年1区区間2位の実力者・神奈川の森田香織選手(パナソニック)が懸命に追う。

最後は全国高校駅伝の1区区間賞をとった、長崎の高校生廣中璃梨佳選手と

昨年の全国都道府県対抗女子駅伝の1区区間賞の高知の鍋島莉奈選手とのスパート合戦になったが、ラスト200m付近で廣中璃梨佳選手が強烈なスパートをみせて、そのまま先頭でタスキを繋ぎました。

長崎の廣中璃梨佳選手は3区・4区・4区と3年連続で区間賞をとっていましたが、

1区でも区間賞となり、4年連続の区間賞という大偉業を成し遂げました。

2位には、昨年の区間賞・鍋島莉奈選手で高知が続きました。

1区通過順位 

①長崎②高知③秋田④神奈川⑤福岡⑥千葉⑦石川⑧京都

 

1区 区間上位者

① 長 崎  廣中 璃梨佳      19′24″
② 高 知  鍋島 莉奈       19′26″
③ 秋 田  鈴木 優花       19′36″
④ 神奈川  森田 香織       19′39″
⑤ 福 岡  矢野 栞理       19′39″
⑥ 千 葉  風間 歩佳       19′40″
⑦ 石 川  五島 莉乃       19′40″
⑧ 京 都  筒井 咲帆       19′40″

 

 

2区

2区に入ると先頭でタスキをもらった

長崎の弟子丸小春選手(諫早高)が先頭を快調に走り

2位集団に京都、神奈川、千葉、愛知、静岡、岡山

13位でもらった岡山・西脇舞選手(天満屋)が2位集団の先頭まであがるが、

9位でタスキをうけて、集団で力をためていた愛知の藤中佑美選手(光ヶ丘女高)が2位集団を抜け出し、長崎の弟子丸選手をとらえて、先頭でタスキをつなぎました。

藤中佑美選手(光ヶ丘女高)は全国高校駅伝で1区2位と

前の区間の1区の区間賞をとった廣中璃梨佳選手に続いて

2区で区間賞の快走をみせて、先日行われた全国高校駅伝のレベルの高さをみせつけるかたちになりました。

愛知が先頭で、長崎、京都、神奈川、岡山が続きました。

藤中佑美選手(光ヶ丘女高)とわけるかたちで後ろから懸命におった

岡山・西脇舞選手(天満屋)が区間賞をわけあいました。

昨年の2区区間賞の長野・和田有菜選手(名城大)は区間3位の好走で順位をあげました。

 

2区通過順位

①愛知②長崎③京都④神奈川⑤岡山⑥千葉⑦静岡⑧長野

 

 2区 区間上位者

 

① 愛 知  藤中 佑美       12′43″
① 岡 山  西脇  舞       12′43″
③ 長 野  和田 有菜       12′44″
④ 群 馬  樺沢 和佳奈      12′46″
⑤ 京 都  長谷川 詩乃      12′47″
⑥ 神奈川  佐藤 成葉       12′49″
⑦ 千 葉  小坂井 智絵      12′51″
⑧ 東 京  卜部  蘭       12′58″
⑧ 熊 本  野田 沙織       12′58″ 

 

 

 

3区

 3区中学生区間に入ると

7秒差の6位でタスキをもらった千葉の南日向選手(葛飾中)が

先頭を走る実力者、愛知の阪井空選手(水無瀬中)に追いつき並走。

その二人を長崎・京都・岡山・神奈川・静岡らが追う展開に。

静岡の区間賞候補の米澤奈々香選手(北浜中)らが猛追するがなかなか差がつまらない。

千葉の南日向選手(葛飾中)が愛知の阪井空選手(水無瀬中)と猛烈なスパート合戦の末、先頭で4区につなぎ、差がなく愛知、少し開いて、静岡・京都・長崎・岡山の順で4区につながっていきました。

 

3区通過順位

①千葉②愛知③静岡④京都⑤長崎⑥岡山⑦神奈川⑧大阪

 

3区 区間上位者

① 千 葉  南  日向       09′10″区間新タイ
② 静 岡  米澤 奈々香      09′14″
③ 愛 知  阪井  空       09′17″
④ 大 分  松本 明莉       09′20″
⑤ 山 口  大久保 南       09′23″
⑥ 鹿児島  森山 七海       09′29″
⑥ 京 都  黒田 千景       09′29″
⑧ 岩 手  若狹 愛友奈      09′31″

 

 

 

4区

 4区に入ると千葉・上田未奈選手(城西大)が先頭で走るのを、2位から愛知・古川 璃音選手(豊川高)が抜いて一気に先頭に。

3位谷口真菜選手(ワコール)、4位静岡はMGC出場の安藤友香選手(スズキ浜松AC)らが追い、5位集団に長崎、岡山。その後ろからMGC出場の大阪・松田瑞生選手(ダイハツ)と長野・小林成美選手(長野東高)が猛追。

小林成美選手(長野東高)が松田瑞生選手(ダイハツ)も抜いて区間賞の走り。

愛知が先頭で、それを10秒差で並んで京都・千葉が追うかたちでタスキをつなぐ。

 

4区通過順位

①愛知②京都③千葉④静岡⑤長野⑥大阪⑦神奈川⑧岡山

 

4区 区間上位者

① 長 野  小林 成美       12′50″
② 大 阪  松田 瑞生       12′56″
③ 兵 庫  後藤  夢       13′00″
④ 京 都  谷口 真菜       13′08″
⑤ 福 岡  逸木 和香菜      13′12″
⑥ 愛 知  古川 璃音       13′13″
⑦ 茨 城  橋野 玲奈       13′14″
⑧ 神奈川  森  磨皓       13′16″

 

 

 

5区

5区に入ると、京都・三原梓選手(立命館宇治高)が先頭の愛知・永井美希選手(豊川高)をとらえ並走。高校1年生二人の並走のままレースは進むが、中継所直前で京都・三原梓選手(立命館宇治高)が先頭の愛知・永井美希選手(豊川高)を制して先頭でタスキをつなぐ。

京都・愛知に20秒遅れて千葉と続く

 

5区通過順位

①京都②愛知③千葉④神奈川⑤福岡⑥大阪⑦長野⑧静岡

 

5区 区間上位者

 

① 京 都  三原  梓       13′18″
② 愛 知  永井 美希       13′28″
③ 福 岡  酒井 美玖       13′29″ 
④ 神奈川  吉村 玲美       13′32″  
⑤ 千 葉  伊澤 菜々花      13′38″
⑥ 群 馬  星野 輝麗       13′44″
⑦ 兵 庫  土井 葉月       13′45″  
⑧ 岡 山  落合 莉子       13′46″

 

 

 

6区

6区に入ると京都・柴田来夢選手(桂高)と愛知・山本有真選手 (光ケ丘女子高)がトップ並走するも、愛知・山本有真選手(光ケ丘女子高)が京都・柴田来夢選手(桂高)を突き放し、単独で先頭に立ちました。

3位から千葉・内藤早紀子選手(パナソニック)が2位京都・柴田来夢選手(桂高)をとらえ、一気に突き放して2位に浮上しさらに先頭を追うもそのまま愛知が先頭でタスキを渡し、6秒差で千葉、26秒差で京都が続く。

 兵庫は大西ひかり選手(須磨学園高)の区間賞で入賞圏内まで順位をあげる好走。

 

6区通過順位

①愛知②千葉③京都④神奈川⑤長野⑥福岡⑦大阪⑧兵庫

 

6区 区間上位者

 

① 兵 庫  大西 ひかり      12′44″ 
② 千 葉  内藤 早紀子      12′45″
③ 鹿児島  古川 結美       12′53″ 
④ 神奈川  信櫻  空       12′56″ 
④ 長 野  佐々木 文華      12′56″ 
⑥ 愛 知  山本 有真       12′59″
⑦ 福 岡  菅田 雅香       13′01″  
⑧ 東 京  五日市 莉歩      13′04″ 

 

 

7区

7区に入ると千葉・山﨑りさ選手(成田高)が先頭の愛知・小笠原安香音選手(安城学園高)をとらえ並走、兵庫・荒井優奈選手(須磨学園高)が6位集団まで浮上し、さらに集団で前を追う。

3位を京都が単独走。4位集団を走る神奈川、長野を6位集団の福岡、兵庫、大阪が吸収し、4位の集団へ。

愛知・小笠原安香音選手(安城学園高)が仕掛けて千葉・山﨑りさ選手(成田高)を突き放し、17秒の差をつけてタスキを中学生区間の8区につなぐ。

 

 

7区通過順位

①愛知②千葉③京都④福岡⑤大阪⑥兵庫⑦長野⑧神奈川

 

7区 区間上位者

 

① 大 阪  松室 真優       12′31″
① 兵 庫  荒井 優奈       12′31″ 
③ 愛 知  小笠原 安香音     12′35″  
③ 京 都  村松  灯       12′35″   
⑤ 福 岡  池田 朱里       12′37″  
⑥ 広 島  安井 絵理奈      12′42″  
⑦ 長 野  小原 茉莉       12′45″ 
⑧ 千 葉  山﨑 りさ       12′46″  

 

 

 

8区

8区中学生区間に入ると、愛知・林那優選手(一宮中)が単独トップを走行、3位から京都の鎌田幸来選手(桂中)、離れた6位から昨年区間賞の兵庫・石松愛朱加選手(浜の宮中)らが追う。愛知・林那優選手を残り300mでとらえた京都の鎌田幸来選手(桂中)が2秒差をつけて先頭で一山麻緒選手にタスキを渡す。愛知もエース鈴木亜由子選手に2位でつなぐ。兵庫・石松愛朱加選手(浜の宮中)は2年連続の8区区間賞の快走も、トップとは16秒差の3位まで。

 

8区通過順位

①京都②愛知③兵庫④千葉⑤大阪⑥長野⑦福岡⑧静岡

 

8区 区間上位者

 

① 兵 庫  石松 愛朱加      09′58″
② 京 都  鎌田 幸来       10′11″
③ 埼 玉  鈴木 理菜       10′14″
④ 静 岡  細谷 愛子       10′15″
⑤ 大 阪  向井 友里       10′23″
⑥ 愛 媛  福田 美空       10′24″
⑦ 秋 田  津谷 咲姫       10′26″
⑧ 茨 城  安藤 悠乃       10′29″
⑧ 宮 城  木村 優香       10′29″

 

 

 

9区

9区最終最長のアンカー区間に入ると、

各チームのエース級のランナーたちの素晴らしい快走が光る。

1位京都・一山麻緒選手(ワコール)を2位愛知・鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)がとらえトップ並走。

3位の2連覇を狙う兵庫・林田みさき選手(豊田自動織機)。

4位千葉・青山瑠衣選手(ユニバーサル)

5位大阪・前田穂南選手(天満屋)と続く。

6キロ付近まで並走が続いた先頭争いは、愛知・鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)がペースアップし、京都・一山麻緒選手(ワコール)を引き離しペースをあげていくとそのまま突き放すかたちで愛知のタスキをそのままトップでゴールへ運ぶ。

鈴木亜由子選手は区間賞に2秒差の区間2位で2度目の先頭のゴールテープを切る。

 

2位には抜かれはしたものの京都・一山麻緒選手(ワコール)が京都を2年連続の2位でゴールまでタスキを運んだ。

3位には大阪・前田穂南選手(天満屋)が区間3位の好走で、大阪を表彰台にのせる。

 

4位は連覇を狙った兵庫。

5位には千葉。

6位に長野は、過去最高順位でのフィニッシュ。

7位には区間4位で走った優勝候補にもあがった神奈川の堀優花選手(パナソニック)が意地をみせた。

8位には静岡が入った。以上が入賞。

9位には、昨年6月に4年ぶりに現役に復帰した東京の新谷仁美選手が7人抜きの区間賞の走りをみせたが、入賞までは届かなかった。

10位には岡山が入った。岡山の三宅紗蘭選手(天満屋)は天満屋期待のルーキーで、エースが揃う区間で区間7位と頑張った。

 

9区 区間上位者

① 東 京  新谷 仁美       31′06″
② 愛 知  鈴木 亜由子      31′08″
③ 大 阪  前田 穂南       31′49″
④ 神奈川  堀  優花       32′00″
⑤ 長 崎  野上 恵子       32′09″
⑥ 京 都  一山 麻緒       32′12″
⑦ 岡 山  三宅 紗蘭       32′13″
⑦ 宮 城  佐藤 早也伽      32′13″

 

 

 

最終順位

   優勝   愛 知  2°15′43″ 
   2位  京 都  2°16′45″ 
   3位  大 阪  2°17′01″ 
   4位  兵 庫  2°17′13″ 
   5位  千 葉  2°17′26″ 
   6位  長 野  2°17′47″ 
   7位  神奈川  2°18′15″ 
   8位  静 岡  2°18′38″ 
   9位  東 京  2°18′54″ 
  10位  岡 山  2°19′11″ 
  11位  長 崎  2°19′27″ 
  12位  福 岡  2°20′06″ 
  13位  群 馬  2°20′16″ 
  14位  鹿児島  2°20′38″ 
  15位  広 島  2°20′42″ 
  16位  宮 城  2°20′45″ 
  17位  大 分  2°20′51″ 
  18位  埼 玉  2°20′57″ 
  19位  山 形  2°21′37″ 
  20位  愛 媛  2°22′03″ 
  21位  宮 崎  2°22′40″ 
  22位  茨 城  2°22′42″ 
  23位  和歌山  2°23′00″ 
  24位  北海道  2°23′29″ 
  25位  熊 本  2°23′34″ 
  26位  秋 田  2°23′42″ 
  27位  山 梨  2°23′48″ 
  28位  高 知  2°23′52″ 
  29位  佐 賀  2°23′59″ 
  30位  石 川  2°24′11″ 
  31位  富 山  2°24′12″ 
  32位  福 島  2°24′16″ 
  33位  三 重  2°24′18″ 
  34位  山 口  2°24′22″ 
  35位  滋 賀  2°24′30″ 
  36位  岩 手  2°24′38″ 
  37位  新 潟  2°24′46″ 
  38位  岐 阜  2°25′09″ 
  39位  奈 良  2°25′10″ 
  40位  栃 木  2°25′23″ 
  41位  福 井  2°25′35″ 
  42位  徳 島  2°25′56″ 
  43位  香 川  2°29′15″ 
  44位  鳥 取  2°29′32″ 
  45位  青 森  2°29′53″ 
  46位  沖 縄  2°30′25″ 
  47位  島 根  2°30′35″ 

 

 

区間賞


区間             氏名         チーム          所属            記録 


第 1 区( 6km )

廣中 璃梨佳        長 崎        長崎商高       19分24秒

 


第 2 区( 4km )

藤中 佑美            愛 知        光ヶ丘女高    12分43秒

西脇  舞            岡 山         天満屋


第 3 区( 3km )

南  日向            千 葉          葛飾中         9分10秒 区間タイ


第 4 区( 4km )

小林 成美            長 野           長野東高     12分50秒

 

第 5 区(4.1075km)

三原  梓            京 都           立命館宇治高  13分18秒


第 6 区(4.0875km)

大西 ひかり        兵 庫            須磨学園高   12分44秒


第 7 区( 4km )

松室 真優           大 阪            薫英女学院高  12分31秒

荒井 優奈           兵 庫            須磨学園高


第 8 区( 3km )

石松 愛朱加        兵 庫           浜の宮中           9分58秒


第 9 区( 10km )

新谷 仁美           東 京            NTTC               31分06秒

 

 


【優秀選手】 廣中 璃梨佳 (長 崎:長崎商高)
【優秀選手】 小林 成美 (長 野:長野東高)
【優秀選手】 新谷 仁美 (東 京:NTTC)
【未来くん賞】 大西 ひかり (兵 庫:須磨学園高)
【未来くん賞】 南  日向 (千 葉:葛飾中)

 

 

 

 

>