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香川真司、ベシクタシュで好スタート。ファーストタッチでゴール。気負いなく楽しんだプレーさえできれば、一線級のプレーヤーに疑いはない。

 

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ベジクタシュでデビュー、好スタート

 

ベジクタシュに新加入した香川真司選手は、

移籍後初の実戦に即ベンチ入り、現地時間3日のリーグ第20節アンタルヤスポル戦に途中出場し、ファーストタッチとなったプレーで、ボールが流れてきたところを、ドリブルを開始し、ディフェンダーと距離をはかりながら、はやいフェイントで揺さぶりながら、切り返してするどく右足を振りぬいて、ゴール左に流し込んだ。

ピッチに立って、わずか16秒での初ゴールを鮮やかにきめた。

 

そしてその2分後に、約25mの位置から、直接FKを志願して蹴り、軽く蹴ったボールは、壁をこえてドライブ回転で鋭くゴール前で落ちて、キーパーの逆をつくシュートとなり3分の間に2得点目も奪ってみせた。

 

香川選手のフリーキックはイメージにはないと思うが、これは、年末香川選手がツイッターに、遊びでフリーキックの動画で鋭くゴールを決める動画をみている人には、このくらいのシュートが飛ぶんじゃないかという雰囲気があったと思う。

パンチ力はないが、コースを狙ったシュートのうまさは香川選手の持ち味でもある。

 

1点目が鋭く右足を振って、コースにゴールを決めたあとの良いイメージもあったんだと思う。

 

強く蹴ろうなど持ち味とは違うシュートを打とうとすると、力んでしまうもの、ゴールを決めた後で気負いがなく、コースを狙ってリラックスして蹴ったシュートは、鋭くドライブ回転がかかり、壁にキレイに隠れたあと鋭い縦変化となり、キーパーからは見えないところから出て来るシュートとなって完全に逆をついて反応を遅らせた。

 

香川選手は4スタンス理論で言えば、かかと外側に重心をもつクロスタイプなので、身体を縮めて斜めな動きをするときに一番インパクトが強いシュートなどが打てるわけです。

 

実際に2点目を決めたフリーキックも、1点目を決めたシュートも身体を斜めに倒しながら身体を縮めてインパクトしています。

軽めに蹴っているようにみえても、インパクトのときに鋭く振り抜けていたり、鋭い回転がボールに伝わる蹴り方が出来ているので、キーパーの反応が遅れたり、ボールに鋭い縦回転が加わる蹴り方ができたわけです。

 

気持ち的な気負いが抜けた良いプレーができたというのが、それだけの経験や、プレッシャーの中で戦ってきたということで、培われ、環境の変化で良い意味で、リフレッシュできたということだと思います。

 

ドルトムントでは周りに気をつかっていたのかも

 

ドルトムントでいるときには、どこかで自分が主役というより、年長者や、古株としての周りのアシスト役や潤滑油役を背負いすぎていたのかもしれません。

 

組立役や黒子としてチームの重要な役割を全うしながら、組立と得点やアシストを意識しすぎたり、バランサーや視野の広さなどでできることが多すぎて、シンプルにフィニッシュに貪欲にもなれない環境になっていたのかもしれません。

 

香川選手は、もともと根っからのサッカー好きの少年のようなプレーヤーです。

セレッソが2部にいたころや、ドルトムントに入ったころは、ドンドン仕掛けていったり、前に向いたら、ゴールに貪欲に前へ前へと仕掛け、コースに流し込むようなプレーを得意としていました。

 

香川選手は、ベシクタシュでできるんだってことをみせて、次につなげることしか考えていないと思いますし、ドルトムントで想像以上の苦しい期間を過ごしてきた数か月からの解放で、吹っ切れて、結果を残すしかない、実力をみせるしかない、今が全盛期なんだというのを証明するために覚悟をもって移籍してきたのですから、プレーできる楽しみや、信頼されることでの充実感を得ながら、自身の証明をしていくと思います。

 

間違いなく他の日本選手が歩んだこともない素晴らしいキャリアを、10年近くも欧州のトップクラブで歩んできた選手です。

誰よりもプレッシャーとレベルの高い中で身を削って一線でプレーしてきているので、歴代日本人最高選手なのは間違いないです。

 

日本人の中では断トツで、世界の香川なわけです。

ベシクタシュに渡ってからも、世界から断トツで注目される日本の選手なのです。

 

そんな香川選手がベシクタシュでも成功することに疑いはありません。

 

夏には、香川選手が熱望しているスペインのチームへの移籍が実現することを望んで応援したいと思います。

 

 

 

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