女子のMGCは全選手をとりあげて、
いろいろとブログに書いてきましたが、
男子は書いていく時間がなくって
なかなかかけなかったので、
少しだけ書いておこうと思って書いています。
いよいよ明日が9月15日になりました 。
女子の10人に比べて、男子は30人でのスタートとなります。
ペースメーカーがいない夏の暑さも残るレースとなります。
記録よりも勝負というレースなので、
前半はお互いに様子見をし、中盤までは流れに乗ってのレースとなりやすいと思いますが、男子は大迫傑選手・設楽悠太選手・井上大仁選手・服部勇馬選手が四強と言われるように
実績やレースなどで、他の選手よりやや上の存在だと言われています。
大迫傑選手・井上大仁選手・服部勇馬選手は先行集団に入って後半勝負というのを狙っているでしょう。
設楽悠太選手だけが、
自分のペースでと考えているようです。
実際に設楽悠太選手は、
集団に入って駆け引きというよりも、
自分のペースで走ってというレースを得意にしているように思えます。
設楽悠太選手がレースの鍵を握るのは間違いないです。
設楽悠太選手は自分がいけると思ったり、このペースが違うと思えば、
ある程度のペースで走るのではないでしょうか。
持ちタイムもハーフからマラソンまで記録を持っています。
大人数で後半用意ドンというレースを
4強と言われる選手の中で一番望んでないのが、
設楽悠太選手だと思います。
設楽悠太選手はある程度のペースで流れて、
はやめに自然と振り落としをかけたいと思っていると思います。
勝負がかかったレースですし、
9月の暑さも残る中でのレースとあって、
後半のことを考え、
誰しも前半から力を使いたくないと考えるでしょう。
そういう心理状態だからこそ、
設楽悠太選手ははじめからタイムも意識して
ある程度のタイムのふるい落としをかけにいくとも考えられます。
ついてくるのか、控えて自分のレースに徹するのかという、心理的揺さぶりをかけるのもマラソンだと思います。
設楽悠太選手は自分のペースで走っても、それなりのタイムでゴールできるという自信を持っているのではないでしょうか。
設楽悠太選手は7月にゴールドコーストマラソンを2時間7分台で走って、さらに自信を持っているに違いないと思います。
下手にまわりにあわせてレースをすることで自分のペースにならないことを嫌いそうです。
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設楽悠太選手がはやめに動くことが予想される中で、
他の有力選手などはどう考えるかだと思います。
自信がある選手はつくでしょうし、
勝負に徹する選手は、レース終盤まで自分のペースで走りたいと思うでしょう。
設楽悠太選手にしたら、マイペースに集団から無理なく抜き出る流れが理想的かなと考えます。
そこでついてくる選手がいるのか、それとも設楽悠太選手をマークしながらも、
確実に2・3番以内に入れるようなレースを狙うかどうかだと思います。
30人の選手はどの選手もある程度の実力をそなえたトップ選手であるので、
先行集団がみえるような位置ならば、競い合って前を追うというレース展開が後半期待できます。
誰もが前が追える状況なら諦めることなく追うようなレースになるので、
大迫傑選手・井上大仁選手・服部勇馬選手などは
30キロを越えてからあげていければ、勝負になると考えると思います。
マラソンというのは
いかに相手の気力を奪うかというのも大事になってきます。
諦めさせたら追う力を奪うことができます。
設楽悠太選手はマイペースな自分のレースがどれだけできるかというのが鍵になると思いますし、自分のレースプランがしっかりできている選手が上位に来ると思います。
マラソン男子はMGCのおかげで、飛躍的に全体のレベルがあがってきていると思います。
ただ、まだ世界と差があるのも事実です。
MGCが世界との差をつめるために、強化も兼ねているので、
やはりオリンピック代表になる選手は、どれだけ世界との差を意識できているかというのが大事になるんじゃないかと考えます。
世界を意識して走っている選手が、
オリンピック代表に近いと考えます。
いよいよ世界と戦う日本代表が2名決まります。
非常に楽しみです。
どの選手も最後まで練習してきた成果をみせて欲しいと応援したいと思います。
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