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女子・マラソングランドチャンピオンシップ・MGCを振り返る。優勝は天満屋の前田穂南(まえだほなみ)選手が独走でのV。負けん気の強さと、ロスのないフォームで練習量が出た成果だと思います。2位には鈴木亜由子(すずきあゆこ)選手が粘り切り代表に内定。3位には小原怜(おはられい)選手が懸命のスパートもあと4秒及ばず次点に。

 

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注目されたMGC

マラソングランドチャンピオンシップが終わりました。

女子はスタートで積極的に出た一山選手を

追う形で予想されたペースより前半からはやくなったと思います。

そんななか一山選手の飛び出しを冷静に追いかけ、

前半から何度も先頭にたち、途中から一山選手にかわって引っ張るかたちで

強気強気のレースをすすめた前田穂南選手が、

15キロ過ぎから徐々に引き離しはじめ、

追いすがった鈴木亜由子選手も徐々に引き離して

20キロを通過し、

徐々に突き放して独走状態に。

独走状態になっても力強く走り、

最後の坂も懸命に走り、2位以下を大きく引き離しての優勝となりました。

 

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前田選手の練習量からくる強さや、

長身で脚の長い、蹴り足の無駄のないフォームなど

楽に走りながらも、

持続的なスピードで押し切るような

山陽女子ロードレースでみせたような

強さを今回のレースでもみることができました。

 

おっとりの感じの雰囲気とは違う負けん気の強さも本物です。

東京マラソンなどでは悔しいレースが続きましたが、

天候や条件の悪さからくるもので、

やはり力は本物といえる素晴らしい走りでした。

 

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 東京マラソンでの悔しさを晴らした結果だと思います。

そして高校時代の先輩

松田瑞生選手に勝って、

掴んだ勝利というのは前田選手をさらに強い選手にしていくのではないかと考えます。

しっかり食べれて、しっかり走り込みができるストイックさも持つ前田穂南選手。

今後も期待したいと思います。

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2位にはトラックでナンバーワンといえるくらいの実績を積んできた

鈴木亜由子選手が入りました。

かなり緊張した面持ちでしたが、

前半からしっかり流れに乗って、

無理のないレースを進められたのは、

スピードもさることながら、

きちんと練習量をつめたからと思えます。

 

緊張して流れに乗れないという最悪の流れにならずきちんと流れにのって、

無理なくついていったのが素晴らしいです。

ただマラソンで1戦しか走ってないので、

前田選手のペースアップに、途中から躊躇したと思います。

 

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ペースアップにつけなかった差は大きかったと思いますが、

それが最後まで足を持たせたので

結果2位を確保して

オリンピックの代表内定に繋がった走りになったのではないかと考えます。

 

バネとはやいピッチで走るタイプなので、

最後の坂でバネを失ってしまいましたが、

気力で2位を掴んだレースはさすがです。

まだ2戦目だったことを考えると

これからの上積みも期待できそうです。

トラックの女王が、マラソンで世界に挑戦するわけですから楽しみです。

 

 

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 そして代表内定を逃しましたが、

優位な立場で、残り1枠の最有力として3位の座を掴んだのが

小原怜選手でした。

 

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小原怜選手は、力は間違いなくあります。

ただ、気持ち次第で波がでやすい選手でもあります。

序盤から良い流れに乗っていましたが、

前田選手のペースアップに徐々に引き離されてしまい、

中盤、等間隔で距離が開いて一人旅になってしまったので、

若干気持ちや走りに難しさもあったのではないかなと思います。

そんななかでもきっちり3位をキープしながらも、

残り3キロくらいから2位の鈴木亜由子選手を追う姿勢をみせて

猛烈にあげてきたところはさすがです。

気持ちが乗って、追うとなったら、おそらく出場選手の中でもトップクラスです。

最後は鈴木亜由子選手に4秒まで迫りましたが、惜しくも3位でゴールとなってしまいました。

中盤ひとり旅ではなく競り合う形であったのならばと残念に思えます。

ただ悔しさを糧に走ってきたので、

最後届きませんでしたが、

意地をみました。

今後どのレースに出てくるかわかりませんが、

オリンピック代表に近い立場であるのと、

実際に強い選手です。

今後に期待したいと思います。

 

 

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ブログでも何度も応援してきた地元天満屋の選手たちが

持てる力を発揮したレースになったのではないかなと思います。

 

松田瑞生選手は流れに乗ることがなかなかできない中でも意地をみせたと思いますし、

一山麻緒選手は、大胆にレースをすすめて、東京マラソンで前田選手に先着している走りをみせました。

野上恵子選手などもきちんと走りきる諦めない姿勢は素晴らしいし、

それぞれの選手が暑い中での厳しいマラソンを走ったので

女子マラソン界が盛り上がっていくと感じた

マラソングランドチャンピオンシップだったように思えます。

 

 

 

 

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