世界陸上女子マラソンで
天満屋の谷本観月選手が
後半ドンドン前を追って順位をあげていき
最後は6位の選手に迫って
2時間39分09秒で7位でフィニッシュしました。
過去にも谷本選手の記事を何度かあげてきました。
などのその他にもたくさんの谷本観月選手の過去のレースぶりをあげさせてもらっています。
谷本選手の良さや強さは、
粘りそのものです。
後半苦しくなっても
ピッチをあげていけるところです。
天満屋女子陸上部は
MGCで優勝した前田穂南選手や
MGCで3位に入った小原怜選手など
マラソンで素晴らしい選手が育っている名門です。
谷本観月選手は、MGCの資格を持っていたのですが、
世界陸上で日の丸を背負って走るために、
MGCを辞退していました。
名古屋ウィメンズマラソンで、
前田彩里選手と後半競り合いながら、ドンドン前を追うレースができていたので
後半にはすごく期待していました。
北海道マラソンでも優勝した鈴木亜由子選手らに抜かれましたが、
3位で走っています。
そのときのレースも積極的にレースを女子の先頭で走ったりしてました。
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名古屋ウィメンズマラソンでは
転倒もあったのですが、それでも後半あげていく走りができていて
前田彩里選手とのすごい競り合いをしながら、
MGCの切符をとって、自己ベストも更新したというようなレースをしています。
昨年末に行われた
山陽女子ロードレースでは
序盤から飛び出した
前田穂南選手(そのままひとり旅で優勝)
を2番手集団の先頭で追うようなレースをしています。
そのレースでもエリー・パシュリー選手(2位)や
山ノ内みなみ選手(4位)や福士加代子選手(6位)や、小原怜選手(3位)などと
抜きつ抜かれつのレースで5位に入っています。
全国放送されているレースではないのですが、
MGCに出たような選手たちもたくさん出場していたレースでしたが、
そのレースでも積極的にかつ、粘り強いレースをみせてました。
天満屋は前田穂南選手(166センチ)や小原怜選手(165センチ)など
過去のオリンピック代表までなった天満屋の選手たちも160センチ以上の日本のマラソン選手としては
高めの身長の選手が多いのが特徴です。
そんななか谷本観月選手は153センチとめずらしいタイプです。
谷本観月選手は、小原怜選手や、前田穂南選手と比べると
スピードはまだ劣っている部分はあります。
しかしながら、苦しくなってもピッチを落とさないで、
前を前を追う走りができる選手です。
MGCに出てきたらダークホースになると
以前の記事でも、言っていた存在です。
そのくらい後半粘って走れる選手です。
実際世界陸上でも、トップ集団からは引き離されましたが、
後半になるにつれて、順位をあげていくような走りができてました。
これが谷本観月選手の強さです。
天満屋の選手は身長が高い選手が多いので、ストライドが大きい走りですが、谷本観月選手はピッチであげていける選手です。
谷本選手がすごく伸びているので、前田穂南選手や小原怜選手もさらに強くなっていけているというのがあります。
世界陸上は暑さと湿度が高く、厳しいレースでした。
そんななか、最後まであきらめず前を追うレースをしてくれた谷本観月選手の
7位入賞は、今後の日本マラソン界、東京オリンピックに向けても
素晴らしい刺激になっていくのではないでしょうか。
これからも地元天満屋の選手を中心にピックアップしていこうと思っています。
谷本観月選手入賞おめでとうございます。
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