7034 プロレド・パートナーズ
★ 企業の概要
上場
2018.7
特色
ローコスト戦略が柱のコンサル。
大企業や企業再生ファンドなどに成果報酬型でサービス提供
連結事業
コンサルティング
業種名
サービス業
解説記事
【拡大基調】
20年10月期は柱のローコスト戦略コンサルが好伸。
景気不透明感強く、顧客のコスト削減ニーズなお衰えず案件増える。
営業パートナーの拡充策なども奏功。
人材積極採用に伴う人件費増など吸収。
伸び率鈍るが、営業益の拡大基調続く。
【効率化】
RPA(業務自動化)やAIなどのシステム化進め効率的なサービス提供に注力。
コンサルメニューの拡大に積極的。
従業員 <18.10>
79名(32.1歳)
[年]591万円
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★ 売上(成長率)・営業利益 ・経常利益(増益率)の実績と予想値
四季報2019年4集(2019年12月発売号)参照
【業績】 売上高 営業利益 経常利益
単16.10* 515 43 45
単17.10* 1,013 274 279
単18.10* 1,651 614 591
単19.10 2,641 1,065 1,046
単20.10予 3,680 1,200 1,200
まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ
★ 株価チャート(日足)(週足)(月足)
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銘柄についての寸評・ひとことなど
財務など
無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ
自己資本比率など財務
自己資本比率は
70%台。
まずまずって感じの水準じゃないかと考えます
有利子負債と利益剰余金を比較すると
有利子負債がほぼなく、利益剰余金がしっかりのキャッシュリッチな
好財務な会社だと思います。
総合的にみると
財務は非常に良い考えます。
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キャッシュフロー
2019年10月期の実績
キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ
営業活動によるキャッシュフローはプラス
前期はプラス
前期にたいしてしっかり増えているから非常に良いのではないかと考えます
投資活動によるキャッシュフローはプラス
前期はマイナス
投資によってお金を得ています。
今後しっかり投資していってもらいたいと考えます
フリーキャッシュフローはプラス
前期はちょっとマイナス
前期は少しマイナスだったが、前期よりフリーキャッシュフローをしっかりになっているのは収穫期を迎えながら期待が持てます。
営業CFでしっかりプラスになって、前期よりも伸ばしている感じだし、
今後は投資もすすめていくみたいだから、どれだけ投資していくのか確認したいところですね。
財務活動によるキャッシュフローはプラス
財務は良いので気になる水準ではないですね。
総合的なキャッシュフローは
キャッシュフローは収穫期に
好財務でしっかり成長しながら収穫。
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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など
売上や経常利益は増収増益見通し。少し鈍化傾向もあるもののまだまだ高い水準での成長も見込まれそう。利益面では会社は保守的かもしれませんね。
保守的でなければ鈍化ととれます。
収益性は売上高営業利益率が40%前後と非常に収益性が高い
内訳をみていくと
原価率が22%ほどで、
粗利が78%程度と高いですね。
販売管理費率が38%前後になっていますね。
原価率は良い感じで、売上が伸びれば利益の向上が期待できそうですね。
今のところ売上も高伸びているのでいいですね。
販売管理費率はローコスト戦略ですが、原価に比べるとかかっている印象があります。
それでも高いわけでもないので、競争力はあると言える感じでしょうね。
個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ
現状の株価から時価総額は約452億程度だが、
その時価総額は
PSRでみると16.7倍程度となっています
予想PERでは59倍程度となっています
上場からの年数などから、現状のPSRをみると
結構割高感あると言えるレベルではないかと考えます。
また予想PERなどを成長率(売上・利益などの合算)で割って
PEGレシオで判断してみると
現状の株価は妥当株価とも言えるのではないかと考えます。
業績の見込みや、予測値などから、収益性の高さもあるので
現状の株価などを加味してみると
将来的な株価上昇余地はあると考えます。
非常に良い会社だと思いますし、現状過度には期待できないかもしれないですが、将来性のある会社です。
今回の本決算で、1部への鞍替えをすすめていると発表しましたが、以前にも発表した内容からさほど進んでいるとは言えないのに決算につけてまた発表です。
また行使価額修正条項付新株予約権も発行と、その規模は少ないにしろ株主にとってはマイナス要因です。
非常に成長性のある会社ですが、株主還元や株主に対しての意識より先に会社を優先させたことは残念なことかもしれません。
簡単に増資するよりも、キャッシュも豊富な会社だったので、それを選ぶ必要が今あったのかどうかは疑問符がつきますね。
同時期に上場した7033のMSOLなどは、会社の移転や先行費用を2020年10月期の利益を削って、減益になりましたが、行なっていたり、同時に株主優待や、上場記念優待なども発表させ、短期間のうちに1部上場もさせた行動力や姿勢などから、市場に評価されたようで、増収減益でも一過性の費用の計上ということで将来性などを高く買われて株価も急騰しています。
7035のアンドファクトリーなども株主優待を新設していたりと、アンドファクトリーなどは株価には大きくプラスのインパクトにもなっていませんが、株主へ向いていたりします。
3491 GA technologiesなどは高グロース銘柄の部類ですが、安易にMSワラントなどでお金を集めたために、株価に悪影響を与えた可能性もあります。
増資は会社の権利ですが、成長投資とはいえ、株主還元と株主に対する毀損などのバランスなどは会社の姿勢を問われます。
そういう意味でも、
IRひとつにしても株主の会社に対する考え方や向き方を変える可能性があるので、注意してみていきたいと思います。
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