ねこぷろ

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鉄紺キャプテン・相澤晃が金栗杯を受賞で箱根2020年のMVPに。ストイックな姿勢やスピードや迫力などは、鉄紺OBの設楽悠太や服部勇馬らのトップ選手の雰囲気も。東京マラソンやトラックで、東京オリンピックを狙う

 

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相澤晃選手が今シーズン学生ナンバーワンの呼び声に違わぬ実力をみせた

2020年の新春を告げる

お正月の風物詩とも言える

箱根駅伝が終わりました。

さまざまなドラマを生みましたが、

青山学院大学の総合優勝で幕を閉じました。

びっくりするような高速レースになりました。

靴や天候の面で選手の力に追い風はあったかもしれませんが、

箱根駅伝をはじめとする駅伝の人気化などあって、

選手が注目されるようになって、

ストイックに選手が努力した結果、

選手のレベルも飛躍的に向上し、

向上した中で、高いレベルを求めてさらに努力した結果、

素晴らしい道具や条件が揃った結果、好記録が生まれたと思います。

選手ひとりひとりの努力や積み重ねがあってのものです。

 

道具やトレーニングが向上していくものなので、

過去の記録と簡単に比較はできなくなってきているのかもしれませんが、

同じレースで同じ条件で走った中での優劣というものには

差というものが一番わかりやすいとも思えます。

 

その中でも、

今シーズンの1年を通して

どのレースでも格の違いをみせた選手といえば

東洋大学のキャプテンをつとめ、

今回花の2区を区間新記録で走った

相澤晃選手だったと言えるでしょう。

出雲・全日本・箱根

どのレースも異次元の絶対的強さとはやさをみせつけました。

 

 

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2019年シーズンの出雲駅伝では

エースが揃った3区で

区間新記録で区間賞を獲得。

続く、全日本では

3区に当日エントリー

トップと40秒差で11位でもらったタスキを

10人抜きの快走でトップにたち、

2位のチームに逆に39秒の差をつけて4区へとタスキを渡しました。

11.9kmを33分01秒で駆け抜け、

昨年、区間賞を取った館澤亨次選手(東海大4年)の記録を1分8秒も上回る区間新記録を達成。

 

 

そして箱根では1区西山選手が途中大きく遅れたけど、最後持ち直して、東洋大学は先頭から2分2秒遅れた14位で襷をエース相澤晃選手へ繋ぎました。

その13秒前に東京国際大が13位で2区の伊藤達彦選手に襷を渡していたことで、

ドラマティックな展開になります。

ユニバーシアードのハーフマラソンで一緒に走った日本人学生のトップクラスの最高峰の二人が同じ区間で、並走しながら、前を追っていくすごく絵になる展開が2区の5キロ付近から、終盤まで続きます。

ユニバーシアードでは相澤晃選手が金メダル、伊藤達彦選手は銅メダル

全日本では互いに区間は違えども、異次元の走りをみせた二人。

箱根予選会では伊藤達彦選手は日本人1位と、

同じ4年生にして、日本人学生トップクラスの実力をもったイケメン二人の並走と

絵になるレースでした。

 

結局後から並んだ相澤晃選手が、中継所に向かう最後のアップダウンを含む数キロで伊藤選手を突き放して区間1位、

最後必死に粘り、食い下がった伊藤選手が区間2位の快走で、相澤選手が7番手で繋いだそのあと8秒後の8番目で3区へと襷を繋ぎました。

 

お互いに実力を認め合った二人の並走は

相澤選手・伊藤選手ともに笑っていて、最後の箱根を楽しむかのような走りでした。

 

 

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 ともに超1流の学生トップランナーになった選手ですが、

大学に入ったときから超1流だったわけでもなかったのです。

相澤晃選手は学法石川時代は同期にも強い選手がいて

3番手以下だったようですし、東洋大学に入って、1年から力をメキメキつけて

駅伝にエントリーされてましたが、走ったのは全日本だけで、

2年時には区間賞もとったりしていますが、好選手といった感じで絶対的ではなかった感じで、

3年時の出雲駅伝の1区では青山学院大学の橋詰選手(当時4年)に競り負けて区間2位になって悔しい思いをしています。

 

素晴らしい才能やポテンシャルを持っていても磨かなければ

その才能を開花させれない

今回・青山学院大学の4区で4年にしてはじめて箱根を走った吉田選手が相澤晃選手の昨年の区間新記録を破りましたが、

吉田選手も青山学院大学に入ったころは無名の選手でした。

東京国際大学の伊藤選手なども高校時代などからみれば

どれだけ大学生になってから、ストイックに陸上と向き合ってきたかという姿勢で、トップ選手に駆け上がっていくというのがわかります。

高い意識をもって、ストイックに厳しく向き合った選手が、

自分の能力を引き出していく。

長距離種目はとくに、マラソンをはじめとして

ストイックに競技と向き合い、そこでメンタルも磨いていった選手のみ

より大きな成果を得ていくものだと感じます。

 

大学時代に大きく飛躍した相澤晃選手が

今後トラックやマラソンで活躍する姿を応援していきたいなと思います。

東洋大学はその1秒を削り出せの精神で

設楽悠太選手や服部勇馬選手らのように日本長距離界を代表する第一人者の一人として

羽ばたいて欲しいですね。

鉄紺ファンとして応援します。

 

 

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相澤 晃 (あいざわ あきら)選手とは 

 

5000m・10000m・ハーフマラソンなどの持ちタイム

2020年1月4日現在

 

5000m

 13分34秒94 (2019年)

 

10000m

 28分17秒81(2018年)

 

ハープマラソン

 1時間01分45秒(2019年)

 

 

www.nekopuro.com

 

過去の3大駅伝での成績

1年生時 

 

出雲駅伝      出走なし

全日本駅伝 3区  区間4位

箱根駅伝      出走なし

 

2年生時 

 

出雲駅伝  2区  区間6位

全日本駅伝 1区  区間賞

箱根駅伝  2区  区間3位

 

 

3年生時 

 

出雲駅伝  1区  区間2位

全日本駅伝 8区  区間賞

箱根駅伝  4区  区間賞  区間新記録

 

4年生時 

 

出雲駅伝  3区  区間賞 区間新記録

全日本駅伝 3区  区間賞 区間新記録

 箱根駅伝  2区  区間賞  区間新記録

その他のレースでの成績抜粋

 

2019年

日本学生ハーフマラソン  

優勝 1時間01分45秒

 

 

2019年

第103回日本陸上競技選手権大会 10000m

兼ドーハ2019 世界陸上競技選手権大会

日本代表選手選考競技会 10000m

4位 28分32秒42

 

2019年

ユニバーシアード ハーフマラソン

優勝 1時間05分15秒

 

2019年

第24回都道府県駅伝 7区(13.0km) 

社会人大学生区間の最長エース区間で

圧巻の走りで区間1位の37分14秒で

逆転で福島県を初優勝に導いている。

 

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速くて、軽快で、ピッチがあって強い、東洋の大先輩に通ずる強さがある相澤選手

 

相澤晃選手は3年生だった昨年の全日本8区から、箱根4区・出雲3区・全日本3区・そして最後の箱根2区と5連続で区間賞を獲得。

箱根4区・出雲3区・全日本3区・箱根2区と4連続で区間新記録を出して大学3大駅伝を終えました。

昨年年初の都道府県対抗駅伝でアンカーのエース区間でも圧巻の走りや、

ユニバーシアードや日本学生ハーフマラソンなどでも圧巻の走りをみせており、

学生ナンバーワンというのは誰もが認めるレベルまできていると言えるのではないでしょうか。

今後は東京オリンピックへの出場を目標にしていると語っています。

 

追って良し、並んで良し、単独走になって良し、突き放して良しと、

トラックでも、ロードでも異次元のはやさと強さです。

東京オリンピックをトラックで狙うと意識しているだけに、

怪我だけしないで、頑張ってもらいたいと願うばかりです。

 

トラックでオリンピックを狙う前に

学生最後に東京マラソンへのエントリーも考えているようです。

箱根2区で素晴らしい走りをみせただけに

高速レースが期待される東京マラソンへのエントリーで

どこまでやれるのか注目したいところです。

 

間違いなく30キロまでならば、どの社会人ランナーと比較しても互角以上の戦いができるだけの選手だと思います。

それ以降は未知数。

ただ、だからこそ挑戦してもらいたいものです。

 

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