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7049 識学(2020年1月)株価は一旦底を打った展開も、株価自体には割高感もあり。増収増益路線も、利益面で過度の期待は、効率化で収益改善しているだけに、投資次第では重荷に。現状横ばいか。販売管理費の圧縮は良。もともとが高すぎとも。原価率は良いので今後に期待も。過度の期待はリスク。

 

 7049 識学

 

★ 企業の概要

 上場

2019.2

 

特色

独自組織運営理論『識学』による経営層向けコンサルが柱。

スポーツ分野も。クラウド事業育成

 

連結事業

マネジメントコンサルティングサービス

プラットフォームサービス

 

業種名

サービス業

 

解説記事

【連続増益】

クラウド子会社新設で連結開始。

講師の育成進み主力のコンサルが尻上がり、クラウドの月額会員も順調増。

人件費増やのれん償却0・6億円こなし増益。

21年2月期は講師数拡大でコンサル積み上げ。

 

【ファンド】

識学ファンドを設立。

上場準備企業や上場企業対象に、投資先へコンサルを割安で提供し差別化。

講師は今期末40人体制、23年2月期に100人を目指す。

 

従業員 <19.8>

連55名 単54名(38.3歳)

 

[年]745万円

 

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★ 売上(成長率)・営業利益 ・経常利益(増益率)の実績と予想値

四季報2019年4集(2019年12月発売号)参照

 

 

【業績】    売上高    営業利益    経常利益


単17.2*     317      -5        -7 

 

単18.2*     755      68        69 

 

単19.2*    1,251      247        233 

 

連20.2予    1,750     280        280 

 

連21.2予    2,200     330        330 

 

 

  

まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ

 

 

 

★ 株価チャート(日足)(週足)(月足)  

 

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日足

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週足


 

 

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銘柄についての寸評・ひとことなど  

 財務など

ROEやROA(2019年2月期 の実績・今期の予想 四季報参照など)

資本業務提携の意味とメリットを考える。 - ねこぷろ

 

 

ROE(自己資本利益率)

実績で42%前後

今期の見込みが22%前後

 

高水準だと考えます。

 

ROA(総資産利益率)

実績16%前後

今期の見込み13%前後

 

まあまあの高水準だと考えます

新興銘柄として妥当なレベルは維持

 

無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ

 

自己資本比率など財務

自己資本比率

50%台。

 

まずまずって感じの水準じゃないかと考えます

 

有利子負債と利益剰余金を比較すると

有利子負債が利益剰余金に対してちょっと多いくらいなので

まあ気にするレベルではないと考えます。

 

総合的にみると

財務はボチボチだと考えます。

 

 

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キャッシュフロー


2019年2月期の実績

 

キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ

営業活動によるキャッシュフロープラス

前期もプラス

前期にたいして増えているから良いのではないかと考えます

 

 

投資活動によるキャッシュフローマイナス

前期もマイナス

これからもう少し投資していくか確認したいですね

 

フリーキャッシュフロープラス 

前期もプラス

前期もプラスだったが、変わらずという感じですね。

営業CFでしっかりプラスになって、前期よりも伸ばしている感じだし、

今後しっかり投資していって欲しいですね。

 

財務活動によるキャッシュフロープラス

上場などによって資金を集めたっていう感じじゃないかなと推測できます

財務の改善も今後期待していきたいところですね。 

 

総合的なキャッシュフローは

キャッシュフローは収穫期

 まずまず順調な感じですね

 

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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など

 

売上や経常利益は増収増益見通し。

 利益の伸びはゆっくり。高成長予想ではないので

過度の期待はリスク

 

収益性

収益性は売上高営業利益率が19%前後

一気に向上しているのは好感が持てるも

効率化で改善、売上は順調もまだ規模は小さい。

今後利益面ではどこまで伸びるかは過度の期待はリスク

 

内訳をみていくと

原価率が12%ほどで、

粗利が88%程度と高いですね。

販売管理費率が90%前後だったのを68%ほどまで圧縮させたから収益性で悪かったのを19%近くにしていますね。

原価率は低く良い感じで、売上が伸びれば利益の向上が期待できそうですね。

販売管理費率は基本高いので注意が必要です。改善によって向上させたけど、今後どこまで圧縮できるのかは未知数。四季報予想値では利益は伸び悩み。販売管理費率が高いので競合との競り合いになると不利。それでも改善させているので評価。逆に投資がはじまると原価や販管費をどこまでキープできるかが課題にも

 

 

個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ

 

時価総額と現状の株価位置

現状の株価から時価総額は約127億程度だが、

その時価総額は

PSRでみると10倍程度となっています

予想PERでは64倍程度となっています

 

上場からの年数などから、現状のPSRをみると

割高水準と言えるレベルではないかと考えます。

 

また予想PERなどを成長率(売上・利益などの合算)で割って

PEGレシオで判断してみると

現状の株価は妥当株価よりも若干高めとも言えるのではないかと考えます。

利益目線でみると結構割高感もでてきそうです。

 

業績の見込みや、予測値などから、

現状の株価などを加味してみると

将来的な株価上昇余地はあると考えますが、現状のレシオや時価総額は妥当水準に比べると高いと言えます。

会社の将来性を評価しているものだと思いますが、割安感は少ないです。

株価は一旦底を打って横ばいに入っているので

この割高感も織り込みといったレベルで

横ばいを想定するのが妥当かなと

今後の業績次第では底を打ったと上昇余地ありですが、

予想値などからみれば、上値は・・・と考え

過度の期待はしんどいかなとも考えられます

 

 

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