ねこぷろ

いろんなものを応援し、伝えていきます

パリ五輪の競技がはじまった。テレビというマスメディアはテレビ離れが危惧されても、最大のムーブメントを生む存在であることに変わりはない

 

※ 当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれる場合があります

 

 

パリ五輪の開会式前に先立って、サッカーやラグビーの試合がはじまってパリ五輪が開幕しました。

 

盛り上がりの方はどうでしょうか?

 

NHKは比較的放送が多いですが、民放は昔に比べて放送が少ないような印象を受けます。

 

最近はテレビ離れが言われるようになって、テレビをみないという若者も増えたと言われますが、地上デジタル放送などで放送されている番組は絶大な影響力を誇ります。

 

YouTubeや有料ネット動画などではテレビに比べて大きなムーブメントを生むことはまだまだ難しいと思います。

テレビ離れや、民放テレビ番組の危機というのは聞きますが、マスメディアとしての存在感はテレビ放送以上のものはなく、民放やNHKなどにおけるテレビの影響力は絶大です。


日本の放送は、主に広告収入を柱とする民間放送(民放)と、営利を目的とせず受信料を財源に運営される日本放送協会(NHK)の二元体制で成り立っていますが、テレビをつけてまずみれるデジタル放送に勝る大きなムーブメントを生むものはないと思います。

 

つまり、テレビ離れが起こっても、テレビ以上のムーブメント生むものはなかなか存在しないでしょう。

なのでそこから発信されるものが大きなムーブメントを生むので、オリンピックにしてもテレビ放送があるのかないのかでは違うと思います。

 

テレビをつければプロ野球が流れてきた時代、巨人の試合などは大きなムーブメントを起こしていました。

 

時代が移ってメジャーリーガーの活躍にスポットが当てられ、今では大谷翔平選手の試合は放送されるなど、視聴者の趣向とテレビ局の事情で作られたメディアからの情報によって、人気者や注目が集中するようになったりしてきたものです。

 

サッカーなどでもJリーグ発足当時はJリーグの試合が放送されたりすることも多かったですが、徐々に視聴率をとれるドル箱の日本代表の試合のみ注目されるようになり、今ではその日本代表の試合ですら、民放やNHKでも放送するのが難しくなったおかげで、サッカー日本代表に対する熱も若干変わったようにも思えます。

 

 

 

 

 

 

興味がある人はお金を払ってでも有料放送などを買ってみます。

そこまで興味がない人は民放やNHKでテレビで放送されているならみる可能性もあって、興味を持っていくようになりましたが、そのレベルの人はお金を払ってまでみないという人も多いものです。

つまり、興味ある人のムーブメントは他のメディアでも生むことができますが、関心が薄い人の関心やムーブメントを生むのにはテレビ以上のものがないのが現実です。

 

つまり、オリンピックも民放やNHKがテレビでどれだけ放送するかによってオリンピック熱というのが高まるか高まらないかになっていくと思います。

 

メダルなど獲得すれば当然マスメディアは放送を行い、繰り返し放送や発信されることによってムーブメントを生むことになります。

 

放送権を買うだけでも金額があがってきている中で、オリンピックの盛り上がりという点では民放やNHKの役割というのは大きいです。

 

テレビはオワコンではないのはそういう理由です。

 

昨今で、毎年のようにこの時期24時間テレビの話題などがあがります。

 

27時間テレビとの比較などもよくあがる話題です。

 

24時間テレビには色々と批判がありますが、チャリティーというムーブメントにおいては大きな価値があります。

チャリティー精神というのを人に気付かせる意味では大きな番組です。

逆にそこに偽善であったり、どこがチャリティーなんだという批判は年々大きなものになっているのは、そこにちゃんとした説明がされてないから不満があがるものだと思われます。

 

24時間テレビにはチャリティーのマラソンがありますが、炎天下の中マラソンをすることに関してコンプライアンス的に問題があるのではないかというのも言われます。

 

暑い中走り切るということで感動を生むと考えているわけでしょうが、熱中症などが心配されるようになってからは批判の方が強くなりました。

 

これに関しても、作られた感動を演出しようとしています。

作られたものとリアルを一緒に考えると、作られたものが偽りのものとして批判されることは仕方ないものです。

 

27時間テレビで100キロマラソンでラスト3キロの真剣勝負に関しては、参加者の演者が最後真剣勝負をして、必死なリアルな姿をみせたから感動を生んだんだと思いますし、それと同時に炎天下の中走らせた過酷さに批判はあったと思います。

 

ただ、参加者は自分から望んで参加しており、賞金をかけて、名誉をかけて、真剣勝負に臨んだことから言えば、走らされたとは違うわけですし、勝負として捉えて自分から参加したわけですし、最後3キロのみの真剣勝負以外ではきちんと熱中症や健康面に関しての配慮が、演者の参加者やまわりのスタッフなどへの負担も含めてなされていたことをみると、真剣勝負を演出したというエンタメであって、24時間テレビのチャリティマラソンとは違うというのは明らかでしょう。

 

大きなムーブメントを生むテレビにおいて、視聴者が求めているものは作られたものではなく、リアリティーからのエンタメであって、そこに感動などが生まれるんだと思います。

 

生放送・生中継というリアリティーにおいて、作られたものは真剣勝負というリアリティにはかわないし、同列にはできないということだと思います。

 

オリンピックなどのスポーツにおいて生放送・生中継だったりは最高のコンテンツです。

それを一番のムーブメントを生むテレビというコンテンツからみて、感動や共感を生むということを多くの人は欲しています。

 

テレビの影響力は大きいので放映権などの問題はあるとは思いますが、ムーブメントを生むトップコンテンツとしてスポーツの祭典を盛り上げて欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>