いろんなところにコストコが岡山出店というのが現実的になったと報じられています。
以前から岡山出店計画はあったのですが、色々な反対などもあって遅れてきましたが、時代の流れや諸事情などからいよいよ出店が現実味を帯びてきました。
赤磐市の岩田でほぼ確定のようです。
赤磐市の岩田は今は少しの住宅と田んぼのような場所で、用地取得の目処が順調のようです。
高速道路の山陽ICからすぐの場所という立地からアクセスしやすい場所として認知されるのでコストコ側からは良好な感じでしょう。
中四国では広島に次いで2つ目になるということや、政令指定都市の岡山や倉敷などを有する県南地域、四国からのアクセスが見込めることや、美作岡山道路なども近いことや、片側2車線の県道27号沿いの赤磐市岩田という場所での立地は、山陽道の山陽ICが今合流している県道37号(片側2車線)からも近く、コストコ誘致に伴い、渋滞が懸念されることを緩和させるために山陽ICからのコストコ方面へのバイパス計画もあるようです。
JR瀬戸駅からも距離で2~3キロ、岡山駅から40分程度のネオポリス方面への便もあるということから考えると、比較的アクセスは良い方と判断されそうです。
場所の問題は以前から色々とありましたが、赤磐市などからも発表が出たことや、コストコ以外のナカシマプロペラ(温浴施設)や道の駅も同時に誘致や出店が言われたので、2026年中に開業することがかなり現実味を帯びたのではないかと思われます。
赤磐市にとってコストコ誘致はもはや街として生き残るためのマストな手段となっています。
ニュータウンを多く抱えた赤磐市。
バブル前の高度成長期1971年ごろから作られた街の山陽団地は古い建物も増えて、スーパーがなくなり、空家も増え、高齢化が進んでいつしかオールドニュータウンと呼ばれるようになりました。
それは近くのネオポリスなどでも同様なことが起こっています。
当初よりは良くなった部分もあるとはいえ、利便性の悪さが指摘されていました。
住んでいる場所に仕事が少ないと、時間をかけて市内へ働きに行かざるを得ないわけです。
分譲が行われたころから、交通渋滞などによる通勤時間の問題など多く抱えていました。
子供たち世代は多くがこの場所を離れ、親世代だけが残る。
その親世代も70代から80代以上を迎えるという流れで、人口減少に歯止めがかからないという問題を生んでいます。
ニュータウンにあるあるの高台というネックはつきまといますが、距離でいうとわりに近い圏内に若者などが集う可能性がある場所になる商業施設などが誘致できるということは、少なからずプラスの要素として働きそうです。
オールドニュータウン問題などを抱える赤磐市にとって起死回生の一手となる誘致が進みそうです。
街が活性化されると、今までは人が出て行く街になっていた場所が人が戻ってくる街へと少しながら可能性を高めていけそうかもしれません。
地域全体にとって少なからずプラスにはなりそうです。