日本の人口減少には待ったなし。
少子高齢化問題で、若い女性が都会に出て戻ってこないという問題も抱えていると言われる状況です。
若い女性がなぜ都会に出ていくかと言われれば、地方にはそういう若い女性が働く場所がないということが問題になっています。
若い女性が活躍する場を求めて都会に出て行く。
都道府県の中で人口減少ではなく増えているのは唯一東京です。
つまり地方から東京へ出て行く流れが止まらないのと同時に、人口減少・少子高齢化が起こっていることが問題です。
実際に東京へ出て行って正解かどうかは人それぞれです。
間違いなく東京で生活するとなれば家賃は高いでしょうし、物価も高いでしょう。
同じお金を出して生活するならはるかに地方の方が生活しやすいはずです。
東京にいけば賃金が高い。雇用もある。なんでも揃っている。便利である。
多くの人が集まるからにぎやかで楽しい。
地方から出る人は夢を持って大都会東京へ出て行くわけです。
実際にはそんな人たちが楽に生活できるような夢のある生活かは人それぞれでしょう。
それが価値観です。
元々そこに住んで生活の基盤があった人と、地方から新たにそこに出て行くとでは大変さが違います。
それでなくとも、他の先進諸国に比べて賃金があがらない日本ですから、おそらく楽な生活の人ばかりではないと思われます。
それでも地方より魅力的にうつるのは間違いないでしょう。
若いときには人間関係や交流といったものが都会がちょうど良いと感じるものです。
お互いプライバシーがあって無関心の中で、すぐに集まろうと思えば近くに仲間がいるっていうのが人が集まる場所の都会です。
なので都会は若い人ほど憧れるものです。
誰しも一度は憧れるでしょう。
地方は人口減少待ったなしです。
過疎部に住む人たちは多くの問題を抱えることになります。
なので地方でも過疎すぎると生活しづらくなるという問題があります。
不便すぎる問題が発生するようなところだと、大きな問題を抱えるでしょう。
そんな過疎部ではコンパクトシティを目指さないといけないと思います。
インフラが整備されてない環境、維持できない環境では不便と戦わなければならないし、誰でも年をとっていくという状況において高齢化していけば、車社会の地方でも車など使わない生活や、地域社会との関わりなどで程よくかかわりやすくしていることも必要ですし、地方にその財政が余裕なければ維持していくインフラをコンパクトにして充実させる必要はあるというのが現実です。
なので人口減少などが激しい場所ではコンパクトシティにしていくことが求められるし、シンプルに電車やバスなどの公共機関が常に維持される場所に住まなければニュータウン問題などと同じように時代がくれば廃墟の街・廃墟の集落となってしまうかもしれません。
同じお金がもらえるのであれば地方の方が住みやすいと思いますし、良い暮らしができます。それは会社経営などや商売でも同じでしょう。
人が集まらない場所・人がいない場所も問題ですし、逆に集中しすぎる場所も問題です。なのでそれがちょうど良いバランスの場所に拠点を構えることがいつの時代にも大事になってくるのかなと感じます。
世の中空家問題などや、都市でも住宅問題なども出ていますが、地方でも住環境揃っている場所は人気で、そういう場所は同じ地方でも問題を抱えているようには感じません。
そういう意味では地方は積極的にコンパクトシティを意識した方が成功するでしょう。
地方の中でも便利なコンパクトシティが実現できた場所は魅力的な場所になっているようです。
福岡県福岡市などは良い例で、富山県富山市や愛媛県松山市などもコンパクトシティがうまくいっている街づくりと言われています。
そういうのを踏まえてどこに住むかというのは選べるものなので、若いうちから意識して選んでいくことが大事ですね。