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全国高校駅伝2024 2年の真柴愛里のラストスパートで1区区間賞から流れを掴んだ長野東が逃げ切り優勝。

 

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全国高校駅伝2024年が12月22日に行われました。

1区で最後のラストスパートで真柴愛里選手が見事なラストスパートをみせて先頭でタスキを渡した長野東高校が、2区以降も磐石のタスキで他校に追いつかせず見事にアンカーまでタスキを繋いで逃げ切りました。

 

 

長野 長野東 18年連続18回目

1区真柴愛里(2)  区間賞

2区川上南海(1) 区間2位

3区窪田舞(3) 区間11位

4区今井玲那(1) 区間2位

5区田畑陽菜(2) 区間4位

総合1位

 

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注目選手たちの素晴らしい走りがみれて良かったです。

注目していた1区ですが、1区は昨年の奥本選手のように積極的に引っ張る選手が誰なのか注目していましたが、インターハイで活躍した穗岐山芽衣選手を中心に予選最速の勝負強い橋本和叶選手が先頭集団を引っ張りました。

昨年の奥本選手のような引っ張りではなかったので平均的な流れになって力のある選手がつけるカタチになったのが印象に残りました。

 

 

 

 

 穗岐山芽衣選手は区間7位、橋本和叶選手は区間10位となりましたが、序盤から引っ張るカタチになったため後半の切り替えで脚を残すことができなかった印象です。

どちらも実力者なのでトップクラスの選手で区間賞候補の選手では間違いない選手でしたが、高いレベルの選手が脚を残せる流れだったので、今日の風の中先頭を引っ張った選手はストレスが高いレースだったのかなという印象です。

区間8位に入った金森詩絵菜選手などは良いレース展開にみえましたが、スパートのタイミングとやはり前目に位置取りしていてラストのキレという面では惜しいレースになった感じですが、力のある選手です。

最後の坂まで中川千愛選手区間13位や福山若奈選手区間11位なども見せ場を作りましたが、早めに仕掛けた感じや福山若奈選手はトラックでの転倒などあった中で最後の坂で上位争いから先頭争いまで顔を出して、ともに無理しながらの早仕掛けしながら最後まで粘ったので力はあるし、メンタルで楽しみな選手だなと感じました。

 

 

 

 

 

区間5位だった細見芽生選手は良い位置からインターハイなどで活躍したトップクラスの実力者で、区間賞も近い展開にもなりましたが、ラスト1キロ付近からのペースアップで先に仕掛け続ける前の方にいた選手ほど脚が止まる展開だったので最後差が出たのはそこかなという感じがしました。

実力は間違いなく区間賞争いできるレベルでした。

 

区間6位だった宇都宮桃奈選手は1年ながらこのメンバーで上位に食らいついてチャンスもあった走りで今後2年での成長がさらに期待される選手ですし、ほんと強い選手だなという印象です。

強さや気持ちの強さはみえましたし、高い能力も感じましたが、終始追っている流れでは最後のキレ勝負で苦しかったのかもって印象です。

それでも1年でこれだけ走れるっていうのはやはりインターハイで決勝にいくレベルのすごい選手ですね。

 

 

 

 

 

区間4位だった塚本夕藍選手は積極的に走ってそのなかではやめに苦しくなった印象の中でも、そこからさらに粘れるっていうやっぱり強豪校のエースだけあるなあという凄い選手です。

メンタルも強いし、気持ちの強い選手は上にいけるので期待したい選手ですね。

   

区間賞を獲得した長野東の真柴愛里選手、区間2位の立命館宇治の佐藤ゆあ選手、区間3位の長岡みさき選手はともに優勝を狙うチームの中で上手くクレバーに走った感じで、勝負処であがってくるという冷静でかつ最後しっかり勝負してっていうのは、チームと個人それぞれを考えた素晴らしい走りの三者三様だった印象です。

長岡みさき選手は最後しっかりあげてきての3位。力があります。

佐藤ゆあ選手選手は細見芽生選手に競りかけて先頭に出て最後も細見芽生選手に競り勝って2位でタスキを渡しています。強さをみせた走りで勝負どころまで流石の走りでした。

 

 

 

 

区間賞を獲得した長野東の真柴愛里選手はラストスパートの切り替えがこのレースでは1枚抜けていました。

クロスカントリーなどでしっかり脚と心肺機能を作っている長野東らしい強さで、体幹がしっかりしていて、そのなかでしっかり手も振れて沈みこむように大きなストライドになってスピードをあげることができた真柴愛里選手のラストの強さは本物でした。

まだ2年生ということで来年の走りにも期待が持てます。

長野東には力のある1年生が入って注目されていましたが、その選手や窪田舞選手らをおさえてエース区間の1区を走るだけの強さを持っていた凄い選手でした。

県予選でもそうだったので真柴愛里選手の力は高いレベルにあるのは間違いないです。

普段から高いレベルで切磋琢磨しているのがかなりいきている印象です。

長野東の真柴愛里選手だけでなく、立命館宇治の佐藤ゆあ選手、仙台育英の長岡みさき選手、薫英女学院の塚本夕藍選手もそうですが、それぞれのチームでかなりレベルが高い選手が集まった強豪校で、そこでレギュラーメンバーになるだけでも、そこでエース区間にエントリーされるだけでも切磋琢磨されてきた毎日があるわけです。

実力が全国レベルでありながらも走れない選手もいるわけです。

そういうチーム力が今日のようなある程度の力のあるトップ選手ならばつける流れの中で、勝負強さや日頃の高いレベルの練習がいきるようなレースの流れでは上位にくるのは必然なのかなと思わせるような1区の区間賞争いでした。

 

今日勝った選手も、上手く走れなかった選手も、実力が出せなかった選手も、アクシデントがあった選手もこういう全国レベルの大会を通じて悔しさや自信を積み重ねることによってさらに良い選手へと進化していってくれると応援したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

1区区間記録

1    真柴愛里(2)    長野東    19分30秒
2    佐藤ゆあ(3)    立命館宇治    19分34秒
3    長岡みさき(3)    仙台育英    19分35秒
4    塚本夕藍(3)    薫英女学院    19分36秒
5    細見芽生(3)    銀河学院    19分36秒
6    宇都宮桃奈(1)    札幌山の手    19分37秒
7    穗岐山芽衣(3)    山田    19分37秒
8    金森詩絵菜(3)    筑紫女学園    19分38秒
9    髙瀬詩織(3)    諫早    19分46秒
10    橋本和叶(3)    新潟明訓    19分47秒
11    福山若奈(2)    埼玉栄    19分48秒
12    川西みち(3)    自由ケ丘    19分51秒
13    中川千愛(3)    浜松商    19分52秒
14    勝呂遥香(3)    白鵬女    19分54秒
15    宮崎彩湖(3)    和歌山北    19分58秒
16    木村真桜(2)    茨城キリスト    20分09秒
17    今西紗世(3)    成田    20分12秒
18    湯田和未(2)    学法石川    20分18秒
19    坂元唯花(2)    山梨学院    20分23秒
20    男乕結衣(1)    東北    20分23秒
21    長谷川結都(1)    東大阪大敬愛    20分23秒
22    吉原碧彩(2)    千原台    20分25秒
23    菅原心菜(2)    小林    20分27秒
24    大谷芽以(2)    浜松市立    20分31秒
25    尾﨑一樺(1)    智辯カレッジ    20分32秒
26    石川舞桜(2)    市船橋    20分34秒
27    野口紗喜音(2)    神村学園    20分35秒
28    木田美緒莉(2)    旭川龍谷    20分35秒
29    稲井円花(1)    共愛学園    20分39秒
30    立花來星々(3)    青森山田    20分41秒
31    谷凪紗(2)    豊川    20分47秒
32    松本瑠莉(2)    宇都宮文星女    20分51秒
33    金子聖奈(2)    須磨学園    20分55秒
34    井門萌(1)    聖カタリナ    20分56秒
35    宮川陽(3)    鯖江    20分58秒
36    鈴木凜皇(3)    水城    20分59秒
37    藤田莉沙(1)    倉敷    21分01秒
38    藤戸華(3)    大分東明    21分05秒
39    芝﨑葉音(3)    鹿児島    21分05秒
40    馬場虹羽(1)    美濃加茂    21分06秒
41    光岡琴奈(1)    白石    21分08秒
42    佐々木葉音(2)    平田    21分11秒
43    吉田瑠衣(1)    秋田北鷹    21分19秒
44    山中彩愛(3)    比叡山    21分19秒
45    辻本ひまり(2)    星稜    21分20秒
46    野村比奈姫(1)    西京    21分21秒
47    髙本依真(3)    世羅    21分24秒
48    荒木結心(2)    山形城北    21分34秒
49    山本碧唯(2)    八幡浜    21分39秒
50    細貝唯莉(3)    新潟第一    21分50秒
51    釼吉紗矢(1)    花巻東    21分56秒
52    玉城祐希(3)    那覇西    22分02秒
53    野口麻衣子(3)    駒大高    22分02秒
54    宮垣葵(3)    鳥取城北    22分20秒
55    宮田莉子(1)    鈴鹿    22分32秒
56    大田愛結(3)    鳴門    22分54秒
57    髙尾美心(2)    高松工芸    23分04秒
58    中島由稀(2)    富山中部    23分17秒

 

 

 

 

 

 

 

 

〝1区区間賞獲得者〟 

歴代の1区区間賞獲得者

 

24年 真柴愛里選手・長野東

23年 奥本菜瑠海選手・大分東明

22年 水本佳菜選手・薫英女学院

21年 米澤奈々香選手・仙台育英

20年 酒井美玖選手・北九州市立

19年 小海遥選手・仙台育英

18年 廣中璃梨佳選手・長崎商

17年 和田有菜選手・長野東

16年 和田有菜選手・長野東

15年 田中希実選手・西脇工

14年 岡本春美選手・常盤

13年  由水沙季選手・筑紫女学園

12年 由水沙季選手・筑紫女学園

11年 小﨑裕里子選手・成田

10年 菅華都紀選手・興譲館

09年 伊澤菜々花選手・豊川

08年 小原怜選手・興譲館

07年 フェリスタ・ワンジュグ選手・青森山田

06年 絹川愛選手・仙台育英

05年 新谷仁美選手・興譲館

04年 新谷仁美選手・興譲館

03年 新谷仁美選手・興譲館

02年 ルーシー・ワゴイ選手・青森山田    

01年 ルーシー・ワゴイ選手・青森山田    

00年 ルーシー・ワゴイ選手・青森山田    

99年 藤永佳子選手・諫早

98年 藤永佳子選手・諫早

97年 小島江美子選手・埼玉栄

96年 アン・ワムチ選手・仙台育英

95年 アン・ワムチ選手・仙台育英

94年 エスタ・ワンジロ選手・仙台育英

93年 エスタ・ワンジロ選手・仙台育英

92年 加藤明子選手・立命館宇治

91年 宮崎安澄選手・筑紫女学園

90年 鯉川なつえ選手・筑紫女学園

89年 堤文子選手・埼玉栄

 

 

 

 



 

引用元  

https://www.nhk.or.jp/

NHK HPから写真を引用させてもらっています。(所属チーム)

 

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