株の銘柄分析(簡易)
2022年12月3日現在の
山崎製パン
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが12月にあります。
優待内容と、優待条件は
3,000円相当の自社製品詰合せ(菓子・デザート等) 1,000株以上
になっているようです。
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2021年12月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 3.7%
売上成長率 3年平均年換算 -0.1%
売上成長率 5年平均年換算 0.2%
成長性の実績をみると
規模も大きい成熟企業で停滞中というか鈍化した状態
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報22年4集)では
前期 売上高 営業利益 一株益 は
連21.12 1,052,972 18,359 48.6
今期の予想値 売上高 営業利益 一株益 は
連22.12予 1,065,000 25,000 62.3
前期に対し売上高は今期が1.1%伸びる見込み
来期の予想値 売上高 営業利益 一株益 は
連23.12予 1,083,000 26,500 63.3
今期(四季報予想値)に対し来期が1.6%伸びる見込み
四季報 (四季報22年4集)
業績見通し 【回 復】
トピックス 【事業取得】
柱の菓子パンは数量やや減だが単価上昇で補う。不振のコンビニ、パン屋がコロナ影響緩和で想定超の戻り基調。23年12月期は値上げ通年寄与、パン屋改善で増勢。
神戸屋の包装パン事業等を23年2月に譲り受け。当面は今のブランド継続。事業規模等不明で表記予想には含まず。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2021.12月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 2.29%
悪化傾向 横ばい傾向 規模的に横ばいになってきている感じです
売上高営業利益率 1.74%
横ばい傾向 大きな変化はなくなってきて安定している感じです
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 65.06%
横ばい傾向 成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょうか
販売管理費率 33.19%
悪化傾向
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当や株主優待のある銘柄なので、株主優待でみれば良いかもしれませんが、バリューとしては割高感があるのは知名度から割高感ある感じで、すでに時価総額的に大きな爆発力に欠ける規模かもしれません。
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