株の銘柄分析(簡易)
2022年11月8日現在の
2503 キリンホールディングス
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが12月にあります。
優待内容と、優待条件は
自社グループ会社商品等 1,000円相当
100株以上
※100株以上1,000株未満の株主は酒類・清涼飲料詰合せ等6点より1点選択、1,000株以上の株主は同7点より1点選択
※優待品に代えて寄付選択可
になっているようです。
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2021年12月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 -1.4%
売上成長率 3年平均年換算 -2.2%
売上成長率 5年平均年換算 -2.4%
成長性の実績をみると
成熟企業でコロナ禍などで売上を落としている
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報22年4集)では
前期(21年12月期)売上1,821,570百万円に対して
今期が売上1,990,000百万円を予想なので
前期に対し今期が9.2%伸びる見込み
来期が売上2,050,000百万円を予想なので
今期(四季報予想値)に対し来期が3.0%伸びる見込み
四季報 (四季報22年4集)
業績見通しは 急改善 でトピックスでは 売却金使途
国内酒類は数量伸び悩み。原材料高重い。だが値上げやコスト削減追加で相殺。医薬の費用減、ミャンマー上期業績上乗せもあり営業益反発。
中国飲料やミャンマー事業売却金はヘルスサイエンスや海外クラフトビールなど成長投資に充当。注力するクラフトは新フレーバー投入で需要喚起図る。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2021.12月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 2.40%
横ばい傾向
売上高営業利益率 3.72%
横ばい傾向
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 60.35%
横ばい傾向
販売管理費率 35.92%
悪化傾向
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
成熟企業のバリュー株と言える銘柄で、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味して判断すれば面白い銘柄と言えそうです。
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