株の銘柄分析(簡易)
2022年12月24日現在の
2590 ダイドーグループホールディングス
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが1月と7月にあります。
優待内容と、優待条件は
自社グループ商品の優待価格販売 1株以上
6,000円相当の株主優待品 100株以上
1月※100株以上を6カ月以上継続保有(7月・1月の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載)の株主のみに贈呈
記念品 100株以上
7月※継続保有が5年を超えた年の1回に限り贈呈
になっているようです。
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2022年1月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 2.7%
売上成長率 3年平均年換算 -1.7%
売上成長率 5年平均年換算 -1%
成長性の実績をみると
成熟企業の頭打ちの鈍化している感じ
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報22年4集)では
前期の確定値 売上高 営業利益 一株益 一株配当金 は
連22.1 162,602 4,581 254.2 60
となっています。
今期の予想値 売上高 営業利益 一株益 一株配当金は
連23.1予 170,500 1,000 -19.1 60
前期に対し売上高は今期が4.8%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高 営業利益 一株益 一株配当金は
連24.1予 200,000 2,500 127.6 60
今期(四季報予想値)に対し来期が17.3%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報22年4集)
業績見通し 【連続減益】
トピックス 【業務提携】
国内飲料は数量減やコーヒー豆など原材料高が重く大幅後退。トルコ超インフレ会計下押し。値上げ実施やコスト圧縮進めてもかなわず、営業益急降下。24年1月期は値上げ寄与やアサヒ自販機の上乗せで反発。
アサヒ飲料と23年1月に新会社設立し自販機直販分を一体運営へ。製造委託による原価減や商品相互販売も実施。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.1月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 2.35%
悪化傾向 規模的に横ばいになってきている感じです
売上高営業利益率 2.81%
悪化傾向も横ばい傾向 大きな変化はなくなってきて安定している感じです
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 47.90%
悪化傾向
原価率が低く粗利がでやすい構造にはなっていると言えます。
販売管理費率 49.27%
横ばい傾向 成熟企業でやや横ばい傾向で安定と言えるでしょうか
粗利から食いつぶしているのでもう少し改善すべきレベルと言えそうです。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当も株主優待のある銘柄ですが、安定はしているけど、キャピタルでの魅力が薄いと言えそうです。
インカム中心目線なら安定していると言えます。
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