株の銘柄分析(簡易)
2022年11月19日現在の
2914 日本たばこ産業
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが12月にあります。
優待内容と、優待条件は
自社および自社グループ会社商品(食品等) 2,500円相当 100株以上
※優待品に代えて社会貢献活動(災害復興支援)への寄付選択可
※100株以上を1年以上継続保有した株主のみに贈呈
※22年12月の株主への贈呈をもって廃止
4,500円相当 200株以上
7,000円相当 1,000株以上
13,500円相当 2,000株以上
になっているようです。
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2021年12月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 8.9%
売上成長率 3年平均年換算 1.2%
売上成長率 5年平均年換算 1.2%
成長性の実績をみると
規模からいって成熟企業でそのなかでもまた成長戦略を考えている感じ
と言えます。成長規模はゆるやかです。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報22年4集)では
前期(21年12月期)売上2,324,838百万円に対して
今期が売上2,550,000百万円を予想なので
前期に対し今期が9.6%伸びる見込み
来期が売上2,610,000百万円を予想なので
今期(四季報予想値)に対し来期が2.3%伸びる見込み
四季報 (四季報22年4集)
業績見通しは 円安効果 でトピックスでは 加熱式増税
たばこは数量減続く。下期旅行回復で利益率低い免税向け拡大や原材料高重く採算下押し。ただ、円安効果が想定以上で前号よりも営業増益幅拡大。
10月値上げは銘柄数、上げ幅を当初計画から変更。全57銘柄中40は価格据え置きに。下期に海外で加熱式発売。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2021.12月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 7.80%
横ばい傾向
売上高営業利益率 21.15%
横ばい傾向
利益率が高いレベルだと言えそうです。
原価率 40.88%
改善・向上傾向
原価率が低く粗利がでやすい構造になっていると言えます。
販売管理費率 37.96%
悪化傾向
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当利回りも良く、株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味して長期保有しておきたい銘柄かもしれません。
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