株の銘柄分析(簡易)
2023年1月12日現在の
3086 J.フロント リテイリング
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが月にあります。
優待内容と、優待条件は
「大丸」・「松坂屋」買物優待カード(10%割引)
買物限度額 年間50万円
100株以上
※各店および「大丸松坂屋ONLINE STORE」での買物(一部除外品有)に利用可、「大丸松坂屋ONLINE STORE」は会員登録等要事前手続。
各店の有料文化催事および「パルコ」の有料文化催事の無料入場カード(本人・同伴1名まで、一部対象外催事有)としても利用可
※8月末の新規株主へも上記の限度額を半額に設定して同カードを発行
※100株以上を3年以上継続保有の場合、買物限度額は100万円増
買物限度額 年間100万円 500株以上
買物限度額 年間200万円
(以下1,000株ごとに100万円増) 1,000株以上
買物限度額 年間500万円 4,000株以上
「パルコ」買物優待クレジットカード(5%割引) 100株以上 ※希望者(18歳以上、高校生除く)に限る。要申し込み、要事前審査。「パルコ」店舗およびネット通販「PARCO ONLINE STORE」にて利用可(一部除く)。提示により各店の有料文化催事に無料入場可(本人・同伴1名まで、一部対象外催事有)
※有効期限:翌年5月末
※8月末の新規株主(希望者に限る)へも同カードを発行
になっているようです。
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2022年2月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 5.4%
売上成長率 3年平均年換算 -7.4%
売上成長率 5年平均年換算 -16.5%
成長性の実績をみると
成熟化して停滞していた中コロナ禍で大きな影響を受け、今巻き返しつつある状況
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
22.2 331,484 9,380 16.5 29
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
23.2予 350,000 25,000 64.9 31
前期に対し売上高は今期が5.5%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
24.2予 410,000 31,000 76.3 31~33
今期(四季報予想値)に対し来期が17.1%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【増 額】
トピックス 【参 入】
百貨店の営業正常化。訪日客期待薄も、高額品消費が回復牽引。パルコの家賃減免縮小。24年2月期は訪日客の回復本格化で利益復調。
eスポーツのプロチーム運営会社を買収。百貨店やパルコでのイベント開催を通じて次世代顧客の獲得に注力。福岡・天神地区で大型不動産開発計画に着手。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.2月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 0.65%
改善・向上傾向はみえつつも良くないレベルと言えます。
売上高営業利益率 2.73%
改善・向上傾向はみえるも
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 57.52%
一旦改善・向上傾向も成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょうか
原価率が低く粗利がでやすい構造になっていると言えます。
販売管理費率 39.73%
横ばい傾向 成熟企業でやや横ばいではありますが、利益率を押し下げる要因になっているので、競争力のためには改善が必要な部分だと思います。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
やや割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
割高感こそないですが、成長性からみると面白味にかけるようにもみえます。配当も株主優待のある銘柄なので、知名度や株主優待を加味して判断すれば安定している言えそうです。
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