株の銘柄分析(簡易)
2022年11月19日現在の
3405 クラレ
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが12月・6月にあります。
優待内容と、優待条件は
12月末日 6月末日
3,000円相当のオリジナルカタログギフト 1,000株以上 12月※3年以上継続保有の場合10,000円相当
自社オリジナルカレンダー 全株主 6月※希望者に限る
になっているようです。
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2021年12月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 16.1%
売上成長率 3年平均年換算 1.9%
売上成長率 5年平均年換算 5.7%
成長性の実績をみると
成熟企業でゆるやかな成長が続いている状態
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報22年4集)では
前期(21年12月期)売上629,370百万円に対して
今期が売上740,000百万円を予想なので
前期に対し今期が17.5%伸びる見込み
来期が売上770,000百万円を予想なので
今期(四季報予想値)に対し来期が4.0%伸びる見込み
四季報 (四季報22年4集)
業績見通しは 連続増益 でトピックスでは エバール
メタクリル苦戦。光学フィルム横ばい。が、包装容器用等のエバールや、ポバール樹脂が原価高の価格転嫁進み採算改善。営業益続伸。
食品包装用途中心に需要強く、欧州では24年までにベルギーの工場ライン増強。ロープ用等で好調の高強力ポリアリレート繊維は早期の生産力強化検討。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2021.12月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 4.88%
規模的に横ばいになってきている感じです
売上高営業利益率 11.48%
改善・向上傾向
原価率 67.56%
改善・向上傾向
販売管理費率 20.95%
改善・向上傾向
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高感は少ない割安な株価ではあると判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
割高感は少ない配当も株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味して判断すれば面白い銘柄と言えそうです。バリュー株なので大化けは期待が難しいかもしれません。
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