株の銘柄分析(簡易)
2023年1月6日現在の
3543 コメダホールディングス
についてになります。
コメダ珈琲店,おかげ庵
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが2月と8月にあります。
優待内容と、優待条件は
1,000円相当の自社電子マネー
100株以上 ※一部除外店舗有
※2月末時点の株主で3年以上継続保有(株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載)かつ300株以上保有の場合1,000円増
になっているようです。
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2022年2月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 16.0%
売上成長率 3年平均年換算 3.9%
売上成長率 5年平均年換算 7.4%
成長性の実績をみると
かなり成熟化されて、緩やかな成長になってきています。
コロナ禍の影響から戻りつつあると言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
22.2 33,317 7,305 107.0 51
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
23.2予 37,500 8,000 116.2 52
前期に対し売上高は今期が12.5%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
24.2予 39,000 8,500 125.7 52~54
今期(四季報予想値)に対し来期が4.0%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【下期挽回】
トピックス 【都心強化】
朝食・昼食中心に客数回復進む。コーヒー豆等の高騰あるも、下期のFC向け卸値引き上げが効く。24年2月期は価格改定フル寄与。
新宿などの店舗が好調で、従来手薄だった都心地域への出店を積極化へ。来期初頭までにアプリ刷新。モバイルオーダーやポイント付与機能を導入予定。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.2月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 5.20%
改善・向上傾向も規模的に横ばいになってきている感じです
。
売上高営業利益率 21.60%
改善・向上傾向 大きな変化はなくなってきて安定している感じです
利益率が高いレベルだと言えそうです。
原価率 63.86%
改善・向上傾向も成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょうか
販売管理費率 14.52%
改善・向上傾向も成熟企業でやや横ばい傾向で安定と言えるでしょうか
販売管理費率良い水準であると言えそうです。企業競争力が高いと言えます。
粗利を優秀な販売管理費率によってしっかりとした利益率を生み出しているのが強みと言えそうです。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
やや割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当も株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味して判断すれば面白い銘柄と言えそうです。成長性が一桁成長になりつつあるので、バリュー株とみれば妥当株価帯なので、収益性を生かして、売上が伸びれば長期保有も面白いような株かもしれません。
業界の時価総額的にみれば何倍もというのを期待するのはなかなか難しいのかもしれません。なので妥当株価帯と判断すべきでしょう。
知名度は高いので、安定はしてそうです。
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