4397 チームスピリット
成長性+収益性のポイント
直近の成長性+収益性は
47.7+13.3
で61.0ポイント
★ 企業の概要
設立
2008.4
上場
2018.8
特色
勤怠管理等業務ソフトを一体化したクラウドサービス提供。
米セールスフォース社と資本提携
連結事業
ライセンス
プロフェッショナルサービス
業種名
情報・通信業
解説記事
【微増益】
連結開始。勤怠管理など一体型クラウドサービスは大企業向け商談遅延。
導入サポートも鈍るが、月額課金の積み上げが着実。
開発費や賃料増こなす。税重い。
21年8月期も月額課金積み上げ、増益続く。
【テレワーク】
新型コロナ影響で顧客の在宅勤務移行により、導入サポートもリモート対応が増加。
自社品のテレワーク向けサービス訴求に加え、関連サービス拡充視野。
従業員 <20.2>
連99名 単81名(36.1歳)
[年]742万円
★関連テーマ
デジタルトランスフォーメーション
サブスクリプション
SaaS
ソフト・システム開発
総務支援
働き方改革
クラウドコンピューティング
マイナンバー
ポストコロナ Society5.0
IT関連
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★ 売上(成長率)・営業利益 (経常利益(増益率))の実績と予想値
四季報2020年2集(2020年6月発売号)より参照
【業績】 売上高 営業利益
単16.8* 540 -137
単17.8* 772 -102
単18.8* 1,232 69
単19.8 1,820 243
連20.8予 2,520 260
連21.8予 2,800 320
まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ
★ 株価チャート(日足)(週足)
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銘柄についての寸評・ひとことなど
財務など
ROEやROA(2019年8月期 の実績・今期の予想 四季報参照など)
ROE(自己資本利益率)は
実績で
22.9%
今期の見込みが
四季報だと
9%前後となっています
ROA(総資産利益率)は
実績で
9.5%
今期の見込みで
四季報だと
4%前後
となっているようです。
全体的にROE ROAともに
今期は低めだと考えます
無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ
自己資本比率など財務
自己資本比率は
40%台。
もう少しって水準じゃないかと考えます
有利子負債と利益剰余金を比較すると
有利子負債がないですが
利益剰余金はマイナスになっていて
現状では良くはない感じですね
総合的にみると
財務はこれから改善が必要だと考えます。
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キャッシュフロー
2019年8月期の実績より
キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ
営業活動におけるキャッシュフロー
最新前期 404百万円 前々期 292百万円
最新の本決算における実績では
営業活動によるキャッシュフローはプラス
営業CFが 前期にくらべて増えているのも
プラス以降なのも
手元にお金が入ってきている状況なので
良いとは思います
投資活動におけるキャッシュフロー
最新前期 △62百万円 前々期 △37百万円
最新の本決算における実績では
投資活動によるキャッシュフローはマイナス
投資していて
まずまずかなと考えます
フリーキャッシュフローはプラス
営業CFでプラス
前期より増えていて
投資CFで
前期よりしっかり投資していて
フリーCFが
プラスに伸ばしていることをみると
良い方向性に出ているように思います
財務活動におけるキャッシュフロー
最新前期 61百万円 前々期 464百万円
最新の本決算における実績では
財務活動によるキャッシュフローはプラス
まだ資金を集めているていう感じじゃないかなと推測できます
財務の改善も
今後期待していきたいところですね。
総合的なキャッシュフローは
キャッシュフローは安定期
直近の3期のキャッシュフローをみていくと
2017 安定期
2018 安定期
2019 安定期
となっています
非常に良い傾向で進んでいるようです
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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など
売上や経常利益は
売上の伸びは
前期(直近)の本決算で
47.7%
過去3年間の数字をみると
実績で
売上高直近3年成長率
年換算
50%成長
収益性
収益性は
売上高営業利益率が
前期(直近)の本決算で
13.3%
過去3年の
売上高営業利益率が
1.9%
内訳をみていくと
前期(直近)の本決算で
原価率が
38.25%で、
販売管理費率が
48.36%で
になっていますね。
原価率は改善したり悪化したりで
ほぼ横ばいになりつつあるようです
販売管理費率はまだまだ高めかもしれませんが
年々改善させているのがわかります
それによって収益性はプラスにでるようになってきています
個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ
時価総額と現状の株価位置
現状の株価から
時価総額は
約331億程度だが、
その時価総額は
PSRでみると
18.35倍程度
となっています
予想PERでは
224倍程度
となっています
上場からの年数などから、
現状のPSRをみると
割高水準
と言えるレベルではないかと考えます。
また予想PERなどを
成長率(売上・利益などの合算)で割って
PEGレシオで判断してみると
現状の株価は
割高水準の株価
とも言えるのではないかと考えます。
会社の将来性などを加味した
事業価値や理論株価をみてみると
ここ最近の
過去3年間の売上成長率の平均値や
営業利益率などを加味して判断すると
事業価値が
108億円
財産価値が
18。6億円
有利子負債が
△1億円
事業+財産+有利子負債の合計で
株主価値と判断して
理論株価と呼ばれる株主価値を出してみると
約125億
現状の株価は
将来性などを加味した
株価を形成している感じです
四半期の決算で
成長性などが期待されたより
鈍化していると
捉えられたようなので
現状株価は下がっているようです。
短期的な視野でなのか、
それとも長期でなのか
成長の鈍化という形で
一過性かどうかは
今後の決算を通過してみないとわかりませんが、
現状は割高と判断して
売られているように思います。
ただ将来性やSaaSの中での比較をみると
今後の再浮上も可能性があります。
注目していきたいと思います
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