株の銘柄分析(簡易)
2023年2月11日現在の
4661 オリエンタルランド
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが3月にあります。
優待内容と、優待条件は
1デーパスポート 1枚(3月のみ) 100株以上 ※「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」いずれかで利用可
※23年9月のみ100株以上を18年9月から継続して保有した株主には4枚追加
※23年4月1日の株式分割(1→5)実施後は、2,000株以上4,000株未満の株主には1デーパスポート1枚、4,000株以上6,000株未満の株主には同2枚、6,000株以上8,000株未満の株主には同3枚、8,000株以上10,000株未満の株主には同4枚、10,000株以上12,000株未満の株主には同5枚、12,000株以上の株主には同6枚に変更。23年9月以降起算して、100株以上を3年以上継続保有した株主には同1枚追加。24年3月以降は、3月のみ500株以上2,000株未満の株主にも同1枚を贈呈
1枚 400株以上
2枚 800株以上
3枚 1,200株以上
4枚 1,600株以上
5枚 2,000株以上
6枚 2,400株以上
になっているようです。
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2022年3月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 61.6%
売上成長率 3年平均年換算 -4.4%
売上成長率 5年平均年換算 -0.6%
成長性の実績をみると
コロナ禍で大きな停滞を招いたがまたゆるやかに成長を開始している
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連22.3 275,728 7,733 24.6 28
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連23.3予 450,500 87,000 186.2 36~38
前期に対し売上高は今期が63.3%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連24.3予 480,000 100,000 210.6 36~40
今期(四季報予想値)に対し来期が6.5%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【再増額】
トピックス 【新エリア】
全国旅行支援追い風に主力のテーマパークは客数が想定超える戻り。高単価チケットや飲食も貢献し、客単価高水準続く。
24年3月期は客数回復一段進む。ホテル順調。
シーの大規模拡張は物流遅延などの影響受け、開業を23年度中から24年度第1四半期に延期。工期の延長受け投資額も3200億円(従来2500億円)に。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.3月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 0.46%
改善・向上傾向 規模的には成熟しており戻すのが精一杯になってきている感じです
売上高営業利益率 2.80%
改善・向上傾向 で
いずれ以前の利益率が高いレベルにはいくぶんか戻っていきそうです。
原価率 76.15%
改善・向上傾向もまだまだコロナ禍以前には戻りきれていません。
販売管理費率 21.03%
改善・向上傾向で水準も悪くないですが、コロナ禍以前の倍の水準で今後改善が期待されまた強いディズニーリゾートのオリエンタルランドが戻っていけば期待できそうです。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
人気の株主優待のある銘柄なので、株価は割高でも人気の株主優待で付加価値が高い銘柄として判断されていく人気銘柄と言えそうです。
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