6089 ウィルグループ
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ウィルグループ:
20年6月第1四半期連結(IFRS) 利益6.32億円(0.6%増)、21年3月期予想12.5億円(47.5%減)
配当3円増額
成長性+収益性のポイント
直近の成長性+収益性は
18.0+3.3
で21.3ポイント
★ 企業の概要
四季報2020年2集(2020年6月発売号)より参照
決算
3月
設立
2006.4
上場
2013.12
特色
人材派遣や業務請負等の人材サービス展開。
家電量販店など販売現場へのセールス派遣が主力
連結事業
セールスOS
コールセンターOS
ファクトリーOS
介護・他
業績見通し
【減 配】
セールス派遣がアパレル向けなど新型コロナ禍直撃。
コールセンター派遣減速。
電機・機械顧客の減産響き製造業派遣も縮小。
介護伸びるが採算いま一つ。
海外人材事業は豪州などきつく営業益急落。減配。
トピックス
【新中計】
投下資本利益率20%以上(前期14%)や自己資本比率向上など財務基盤強化目指す新中計始動。
海外送金や電子決済など外国人向け新サービスの事業化検討。
従業員 <20.3>
連4,488名 単111名(35.7歳)
[年]676万円
★関連テーマ
人材派遣
人材紹介
製造請負
営業・販売支援 アウトソーシング
コールセンター
外国人労働者
介護関連
障害者支援
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★ 売上(成長率)・営業利益 (経常利益(増益率))の実績と予想値
四季報2020年2集(2020年6月発売号)より参照
【業績】 売上高 営業利益
連16.3* 45,028 1,429
連17.3 60,599 1,963
連18.3 79,197 2,417
連19.3 103,603 2,547
20.3 121,916 4,145
21.3予 120,000 2,000
22.3予 123,000 4,200
まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ
★ 株価チャート(日足)(週足)
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銘柄についての寸評・ひとことなど
財務など
ROEやROA(2020年3月期実績・今期の予想 四季報参照など
ROE(自己資本利益率)は
実績で
50.5%
今期の見込みが
四季報だと
19%前後となっています
ROA(総資産利益率)は
実績で
5.3%
今期の見込みで
四季報だと
2%前後
となっているようです。
無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ
自己資本比率など財務
自己資本比率は
10%台。
低水準と考えます
有利子負債と利益剰余金を比較すると
有利子負債が利益剰余金に対してまだまだ多いので
やや借金が多いと感じます。
総合的にみると
財務は改善すべきレベルであると言えますね
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キャッシュフロー
2020年3月期の実績より
キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ
営業活動におけるキャッシュフロー
最新前期 4997百万円 前々期2079百万円
最新の本決算における実績では
営業活動によるキャッシュフローはプラス
営業CFが伸びているので良いと思います
投資活動におけるキャッシュフロー
最新前期 △3035百万円 前々期 △5715百万円
最新の本決算における実績では
投資活動によるキャッシュフローはマイナス
しっかり投資していて
良いんじゃないかなと考えます
フリーキャッシュフローはプラス
営業CFでしっかりプラスになっていて
投資CFでは少し投資を抑えながらもしっかり投資していて
フリーCFでプラスにもってこれたので良い感じだと思います
財務活動におけるキャッシュフロー
最新前期△2720百万円 前々期 1372百万円
最新の本決算における実績では
財務活動によるキャッシュフローはマイナス
徐々にですが改善しはじめていると考えたら悪くない方向ですね
財務の改善も
今後期待していきたいところですね。
総合的なキャッシュフローは
キャッシュフローは安定期
直近の3期のキャッシュフローをみていくと
2018 安定期
2019 投資期
2020 安定期
となっています
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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など
売上や営業利益(経常利益)は
売上の伸びは
前期(直近)の本決算で
18%
過去3年間の数字をみると
実績で
売上高直近3年成長率
年換算
26.4%成長
収益性
収益性は
売上高営業利益率が
前期(直近)の本決算で
3.3%
過去3年の
売上高営業利益率が
3.1%
内訳をみていくと
前期(直近)の本決算で
原価率が
79.05%で
販売管理費率が
17.53%
になっていますね。
原価率は高めで人材派遣という面で考えてもまだ高めですね
販売管理費率はいい感じで
競争力はありそうですが
収益性は原価率が高い分収益性を圧迫しているといえるかもしれません。
まだまだ改善が進んでないので
改善させたいところですね
個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ
時価総額と現状の株価位置
現状の株価から
時価総額は
約133億程度だが、
その時価総額は
PSRでみると
0.11倍ほど
となっています
予想PERでは
14倍程度
となっています
上場からの年数などから、
現状のPSRをみると
割安水準
と言えるレベルではないかと考えます。
また予想PERなどを
成長率(売上・利益などの合算)で割って
PEGレシオで判断してみると
現状の株価は
割安な水準
とも言えるのではないかと考えます。
会社の将来性などを加味した
事業価値や理論株価をみてみると
ここ最近の
過去3年間の売上成長率の平均値や
営業利益率などを加味して判断すると
事業価値が
891億円
財産価値が
35億円
有利子負債が
△116億円
事業+財産+有利子負債の合計で
株主価値と判断して
理論株価と呼ばれる株主価値を出してみると
約810億
比較的割安とも言えますが
財務は悪いですね
収益性も良くないです
ただ株主還元意欲は高いです
成長性は鈍化していると言えます
そういう意味ではバリュー目線でみると
割高感はないが
大化けはしにくくなってきているのかもしれませんね
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