プロレド・パートナーズ
前置き・前提
(2021年3月現在)四季報2020年4集(2020年12月発売号)より参照
などに基づき
記載したものをまとめています
無配の成長株にこそ投資の目。amazonなども無配でも成長投資を繰り返す限り、高いキャピタルゲインを実現し株主還元。日本株も税制などみても、無配でも事業規模拡大の増収企業への投資を - ねこぷろ
★ 企業の概要
決算
10月
設立
2008.4
上場
2018.7
特色
ローコスト戦略が柱のコンサル。
大企業や企業再生ファンドなどに成果報酬型でサービス提供
PEファンドなども立ち上げる
成果報酬型経営コンサルティング
コストマネジメント(コスト削減)
間接材・直接材(原価)コスト削減
エネルギーコスト削減
工事/保守や物流現場の業務改善
セールスマネジメント(売上UP)
法人営業改革/新規顧客開拓
プライシング
PMI/ターンアラウンド
経営計画策定/実行/役員派遣
統廃合/出退店戦略
公的機関(地方自治体他)向けのコンサルティング
PFS・SIBコンサルティング
連結事業
コンサルティング
★関連テーマ
コンサルティング
マーケティング
DX
業務支援
ビッグデータ
ビジネス・プロセス・アウトソーシング
RPA
人工知能
著作権ビジネス
シェアリングエコノミー
四季報解説記事より抜粋
前置き・前提のタイミングでの値になります
【急減速】
20年8月のM&Aが通期寄与、売上約4億円上乗せ。
企業のコスト削減ニーズ根強く、主柱のローコスト戦略コンサルが好伸。
が、投資子会社の先行費用かさむうえ、
のれん償却負担増大。
営業益急減速。
【在宅加速】
本社を5月御成門に移転、オフィススペース圧縮。
ハンズオン経営支援するファンド1月組成、
金融関連7社分と合わせ出資100億円規模。
M&A準備中。
前12月号↓
業績見通し 【連続増益】
21年10月期は前期末のM&Aで売上4億円上乗せ。
コロナ禍で企業のコスト削減ニーズは強く、主柱のローコスト戦略コンサル続伸。
新分野のセールスマネジメントコンサルもじわり開花。
増収効果でのれん償却負担埋め、営業増益続く。
トピックス 【M&A戦略】
BPOやBtoBサービスなどのスタートアップ標的にM&A加速狙う。
今期は中堅企業市場を重点攻略対象に
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★ 業績 (売上・営業利益)
決算月(10月)
年度
実績値 売上 営業利益
2016 5億15百万 43百万
2017 10億13百万 2億74百万
2018 16億51百万 6億14百万
2019 26億41百万 10億65百万
2020 32億70百万 12億16百万
以下は四季報予想値 前置き・前提のタイミングでの値になります
2021 51億00百万 17億00百万 (四季報予想)
2021 43億49百万 12億64百万 (会社発表今期予想)
まとめ★時価総額・PER(株価収益率)・PBR(株価純資産倍率)・ROE(自己資本利益率)・PSR(株価売上高倍率)について - ねこぷろ
★ 株価チャート(日足)(週足)(月足)
前置き・前提のタイミングでの値になります・
ブログにアップされた段階での数値となっています
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キャッシュフロー
2020年10月期の実績より
キャッシュフロー分析の重要性。実際のお金の流れを把握する。営業CFと投資CFと財務CFで会社の現状を把握しフリーCFで見通しを判断する。 - ねこぷろ
営業活動におけるキャッシュフロー
最新前期 596百万円 前々期 747百万円
最新の本決算における実績では
営業活動によるキャッシュフローはプラス
営業CFが
投資活動におけるキャッシュフロー
最新前期 △760百万円 前々期 297百万円
最新の本決算における実績では
投資活動によるキャッシュフローはマイナス
子会社株式の取得による支出
及び投資有価証券の取得などがあった様子で
しっかり投資していて
良いんじゃないかなと考えます
フリーキャッシュフローはマイナス
営業CFで期ズレなどあったようですがプラス
投資CFでM&Aや投資でマイナス
フリーCFはマイナスですが
営業CFでプラスなので大きな投資をして攻めている印象
現金などは潤沢なため
良い投資で
今期のフリーCFプラスで
安定期に戻してもらいたい感じですね
財務活動におけるキャッシュフロー
最新前期 1855百万円 前々期 387百万円
最新の本決算における実績では
財務活動によるキャッシュフローはプラス
新株予約権の行使による株式の発行などで
資金を集めた様子です
集めた資金で
どういう投資やM&Aをすすめていくか
今後期待していきたいところですね。
総合的なキャッシュフローは
キャッシュフローは投資期
キャッシュフローをみていくと
2016 後退期
2017 停滞期
2018 投資期
2019 停滞期
2020 投資期
となっています
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今後の将来性・成長度合い・収益性とその構造など
7034 プロレド・パートナーズ 2020.10期(60.9P)
売上32.70億 (2020) Sランク M ✩✩✩(2021.2.4改)
ローコスト戦略が柱のコンサル。
大企業や企業再生ファンドなどに成果報酬型でサービス提供
2020年10月期
売上成長率 直近 23.8%
売上成長率 3年平均年換算 48.8%
https://blue-tears.hateblo.jp/entry/703
四季報
https://feminism-hysteric.hateblo.jp/entry/703
まとめ プロレド 7034
https://www.nekopuro.com/entry/7034
詳しくは 売上・利益
収益性・原価率・販売管理費率ほか
理論株価なども
こちらへ ↓↑
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財務面は
キャッシュフロー・自己資本比率
利益剰余金・有利子負債・現金などを加味し
個人的には
Sランクと評価しました
内訳をみていくと
前期(直近)の本決算で
原価率が
28.26%で、
販売管理費率が
34.55%で
になっていますね。
個人投資家の株式投資における、高グロース割り負け銘柄・中長期保有・現物投資の優位性について、 - ねこぷろ
原価率は年々向上してきて
かなりの低い水準ですが
20年期はM&Aで子会社が入ってきたので
原価率が下がった様子ですが
非常に高水準で粗利の多いのを示しています
販売管理費率は3期連続で改善して
30%を狙う水準まで向上させてきています
収益性は3期連続で30%台後半と高い水準を維持しています
前置き・前提のタイミングでの
投資のリスクは
レシオ・株価の値動き・株価位置
PSRや時価総額を加味して
Mリスク
それを
踏まえて
期待度は
✩✩✩と
しています
材料の大きさとか人気度を加味していません
単純なリスクとのバランスで
数字的に評価しているので
✩✩✩でも人気がないだけかもしれませんし
✩でも人気や材料を加味すれば
大化け候補の可能性もあり
もしくはすでに化けていると言えるかもしれません
株主価値における理論株価(時価総額で算出)
前置き・前提のタイミングでの
株主価値をみていくと
事業価値が
73.14億円
財産価値が
61.5億円
有利子負債が
△4.96億円
事業+財産+有利子負債の合計で
株主価値と判断して
理論株価と呼ばれる
株主価値を出してみると
約129.69億
となります。
売上成長率や営業利益率などを加味した理論株価
会社の将来性などを加味した
事業価値や理論株価をみてみると
ここ最近の
過去3年間の売上成長率の平均値や
営業利益率などを加味して判断すると
事業価値が
413.80億円
財産価値が
61.5億円
有利子負債が
△4.96億円
事業+財産+有利子負債の合計で
判断して
理論株価を出してみると
約470.34億
となります
銘柄の材料や
人気度や
これからを加味していないので
あくまでも
参考程度となります
高成長(高グロース)の会社をピックアップ。売上成長率と収益性など注目 - ねこぷろ
や
などに
今後も記載していきます
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銘柄・ひとこと
売上は伸びており、好調なように見えます。
ただし売上債権もそれ以上に増えています
売掛金が増えているので
回収が進めば売上や利益につながっていくでしょうが
期ズレなどには注意したいところです
現金など59億ほどの短期の余剰キャッシュをもっています
今後M&Aなどでどう使っていくか注目されます
売上債権6億や無形固定資産4億、長期投資2億などもあります
自己資本比率も84%と
財務体質の良さが伺えます
成果報酬コンサルで
他のコンサルができていない完全成果報酬コンサルを
コストマネジメントコンサルなどで実現
コストマネジメントコンサルは
コンサルティングによって成果で削減できた実績の
1年目は60% 2年目は40% 3年目は20%を
報酬としていただくイメージで
3年分割で、成果の3分の1を報酬とするイメージ
BPR・売上アップなどの戦略コンサルでは
成果として認められた分を
40~80%を報酬としています
成果報酬なので
固定報酬のコンサルとは違い
契約段階や結果がみえるまでは
報酬は全く発生しないため
コンサルを受ける側(お願いする側)の顧客にとって
リスクがほぼないために
コロナ禍においても
顧客に予算枠がなくっても取り組めるために
案件は増加させることができるが
基準金額の減少に伴う、成果報酬額の減額の影響も受ける
完全成果報酬というのはコンサル業界でなかなか進んでいなかったため
ブルーオーシャン市場で
顧客にとってローコスト・ローリスクな成果報酬コンサルのために
営業などを積極的に行わなかった中でも受注が
続いていたが
プロレドがコアなターゲットにしていく
売上100億~3000億程度の企業というのは
大きなコンサルティングファームも少なく
社員も上場してからコンサルで倍ほどに増えてきたために
営業をかけながら
競合が少ない市場への積極的アプローチに
進んでいくと思われます
行政自治体向けのコンサルテーションでの
国内初の成果報酬スキーム導入への第一歩として
M&Aなどで子会社獲得など実施してきている
上場当初からの通過点と考える
PEファンドが始動し
そのブルパス・キャピタルは
LP投資家として自社のサービスやネットワークを活用し
他のPEファンドにない特徴をもって
他ファンドと差別化を図り
レイター期のベンチャー企業や
上場延期企業などに対しても
積極的なグロース投資で
価値を高めて上場や、M&Aなどを積極的にすすめていく様子である
そのようにブルーオーシャン戦略
完全成果報酬であるが
ストックビジネスの要素もあり
今後の戦略においても
面白さを有する
リスクもあるが、
原価率などや販売管理費率などが低く
売上があがれば
利益に直結してくるのも確認できるので
今後の展開に期待したい。
もともとコンサルなどは
大規模な投資が必要でないため
上場する必要性が少なく、
手間や内情をIRなどで透明性をはかるのが嫌われて
上場していないコンサルなども多いが
大きな野心と
先駆けて完全成果報酬コンサルの
トップランナーを目指しているので
時価総額をどこまで高めていくかなど
注目したいところ
コロナ禍でリスクの方が懸念されているのが
いま株価が低迷している状況ではないかと言えそうです。
成果報酬というのは
リスクはありますが
顧客目線でみれば
価値=対価として
納得して払ってもらえるものだと
一般的に
コンサルなどは
契約や継続契約に目線が向くことは
顧客目線になっているかと考えると矛盾があるかもしれません
成果報酬の場合
成果があげれなかったら
全く対価を受け取ることができないため
顧客目線で
必死で改善に取り組むことができます
顧客目線の商売は
伸びていく商売だと考えます
同業他社が取り組めなかった
完全成果報酬を打ち出した企業が
今後どうシェアを増やしていくのか
注目したいと思います
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