株の銘柄分析(簡易)
2023年1月10日現在の
8200 リンガーハット
についてになります。
長崎ちゃんぽん『リンガーハット』と、とんかつ『浜勝』などを運営中。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが2月・8月にあります。
優待内容と、優待条件は
になっているようです。
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2022年2月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 -0.3%
売上成長率 3年平均年換算 -9.2%
売上成長率 5年平均年換算 -4.1%
成長性の実績をみると
コロナ禍の影響も大きく受けて大苦戦
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連22.2 33,920 -1,464 37.1 5
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連23.2予 37,500 -300 -17.4 0
前期に対し売上高は今期が10.5%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連24.2予 41,200 900 1 9.3 0~5
今期(四季報予想値)に対し来期が9.8%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【無 配】
トピックス 【開 拓】
コロナ再燃で客数回復が想定以下。価格改定も及ばず。24年2月期は客数増で営業益浮上。
店舗敷地内設置の自動販売機によるギョーザ販売に手応え。設置加速し新たな収益源に育成。業績低迷受け、役員報酬を22年11月から6カ月間、最大30%減額。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.2月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC -3.26%
改善・向上傾向も非常に厳しい
売上高営業利益率 -4.31%
改善・向上傾向も非常に厳しい状態が続いています。
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 36.05%
成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょうか、年々厳しさを感じつつもあります。
原価率が低く粗利がでやすい構造になっていると言えます。
販売管理費率 68.25%
一旦改善・向上傾向もありそうですが成熟企業でやや横ばい傾向がでています。
粗利の出やすい会社が販売管理費率が高止まりで、優位性を損失しているので、粗利を食いつぶさない構造への転換が幾分か進むかが鍵です。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
割高と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
株主優待のある銘柄ですが割安感は薄い気がします。
ただ知名度もある銘柄なので今後復配などの話がでてくれば・・・。
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