株の銘柄分析(簡易)
2023年1月5日現在の
8227 しまむら
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが2月にあります。
優待内容と、優待条件は
買物券(1,000円)
2枚 100株以上
4枚 1,000株以上
6枚 3,000株以上
10枚 5,000株以上
になっているようです。
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2022年2月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 7.5%
売上成長率 3年平均年換算 2.3%
売上成長率 5年平均年換算 0.7%
成長性の実績をみると
コロナ禍も影響があったと言えそうですが、
企業自体が成熟化して鈍化している規模
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連22.2 584,771 49,420 964.0 240
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連23.2予 610,000 53,400 1,034 250
前期に対し売上高は今期が4.3%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連24.2予 628,000 56,400 1,088 250~260
今期(四季報予想値)に対し来期が2.9%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【連続最高益】
トピックス 【自社アプリ】
高付加価値のPB軸に単価じわり上昇。若年女性向けのトレンド商品や販促費効率化が想定超。24年2月期は積極出店、既存店も順調増。
店舗での商品検索機能を拡充、利便性向上と販売機会ロスを抑制。同アプリで店舗・EC購入履歴など顧客情報を一元管理。データ活用し個別販促強化へ。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.2月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 7.21%
改善・向上傾向も横ばい傾向に規模的に横ばいにりそうな感じです
売上高営業利益率 8.45%
改善・向上傾向 で大きな変化はなくなってきて安定している感じです
原価率 65.78%
改善・向上傾向も成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょうか
販売管理費率 25.76%
改善・向上傾向 も成熟企業でやや横ばい傾向で安定と言えるでしょうか
良い水準であると言えそうです。
ただ利益をあげようと思うと粗利を増やさないと利益率は向上していきにくいレベルになってきているので、原価率をどれだけ向上させることができるかが鍵になりそうです。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
一見割安感はありますが、成長性を加味すると妥当株価と判断できます。
成長性がゆるやかになって成熟した企業とみるとバリュー株と判断できそうです。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当も株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味して判断すればバリュー株と思ってゆるく持ち続けるのも面白い銘柄と言えそうです。
ここからの爆発力はなかなか難しいかもしれません。
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