株の銘柄分析(簡易)
2023年1月1日現在の
8233 高島屋
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが2月と8月にあります。
優待内容と、優待条件は
株主優待カード(10%割引) 100株以上
※一部除外品有
※優待カードの提示により各店の有料文化催事に3名まで無料入場可
※100株以上500株未満の株主は買物限度額30万円、500株以上は限度額なし
になっているようです。
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2022年2月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 11.7%
売上成長率 3年平均年換算 -4.4%
売上成長率 5年平均年換算 -2.9%
成長性の実績をみると
コロナ禍の影響で厳しかったのと、規模的にも事業的にも成熟化して伸び悩んでいる
と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連22.2 761,124 4,110 32.1 24
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連23.2予 439,000 25,500 139.5 24
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連24.2予 465,000 29,000 123.6 24
今期(四季報予想値)に対し来期が5.9%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【上振れ】
トピックス 【資本提携解消】
百貨店は高額品消費が回復牽引。円安が海外押し上げ。販管費削減も進み営業益急回復。24年2月期は訪日客の回復本格化で続伸。
H2Oとの資本提携を解消。互いに株式売却し自己株取得。商品の共同開発など業務提携は継続。京都店の増床区画に専門店ゾーンを23年秋オープン。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.2月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 0.34%
改善・向上傾向も横ばい傾向。規模的に横ばいは避けれない感じになってます。
ROICでみると厳しいと言えそうです。
売上高営業利益率 0.53%
改善・向上傾向も大きな変化はなくなっています。
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 69.36%
悪化傾向も成熟企業で横ばい傾向がでている感じでしょう。
販売管理費率 30.09%
改善・向上傾向も成熟企業でやや横ばい傾向で安定と言えるでしょうか
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
バリューとみても割安感はさほどと判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
配当も株主優待のある銘柄なので、株主優待を加味してバリュー株と割り切れば悪くはないという感じでしょうか。
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