株の銘柄分析(簡易)
2023年2月22日現在の
9831 ヤマダホールディングス
についてになります。
この会社は、株主優待がある銘柄になります。
株主優待の権利落ちが3月にあります。
優待内容と、優待条件は
優待割引券(500円)
1枚 100株以上
3月※合計1,000円(税込)以上の買物につき1,000円ごとに1枚利用可(一部対象外有、他の値引き券との併用不可)
4枚 500株以上
10枚 1,000株以上
50枚 10,000株以上
優待割引券(500円) 2枚 100株以上 9月※合計1,000円(税込)以上の買物につき1,000円ごとに1枚利用可(一部対象外有、他の値引き券との併用不可)
6枚 500株以上
10枚 1,000株以上
50枚 10,000株以上
になっているようです。
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2022年3月期の実績より売上成長率を振り返ってみると
売上成長率 直近 -7.5%
売上成長率 3年平均年換算 0.6%
売上成長率 5年平均年換算 0.8%
成長性の実績をみると
コロナ禍もあって成長が鈍化・停滞しているのはあるけども、
そもそも規模的に成熟しきっているので停滞と言えます。
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今後の売上成長率を予測する上で四季報や会社が発表している数字をみてみます。
売上成長率の最新四季報予想値(四季報23年1集)では
前期の確定値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連22.3 1,619,379 65,703 61.0 18
となっています。
今期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連23.3予 1,647,000 60,000 57.5 18
前期に対し売上高は今期が1.7%伸びる見込みとなっています(予想値)
来期の予想値 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 一株益(円) 一株配当金(円) は
連24.3予 1,700,000 66,500 62.0 18~20
今期(四季報予想値)に対し来期が3.2%伸びる見込みとなっています(予想値)
四季報 (四季報23年1集)
業績見通し 【下振れ】
トピックス 【ライフセレクト】
住宅の引き渡し棟数増。が、柱の家電小売りが夏商戦不発。下期巻き返しだが、業態転換費用や想定超の光熱費負担増重い。
24年3月期は大型新業態『ライフセレクト』が店舗数増えて業績押し上げ。
家具、雑貨、玩具等でも地域1番の品ぞろえで、幅広い客層集客。家電店からの増床転換軸に今期15店開業。
という寸評になっています。
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本決算発表時より
2022.3月期 の参考数値
以下 ↓↓↓ 参考値(前期比較の傾向)
ROIC 4.31%
やや悪化傾向 規模的に横ばいになってきている感じです
売上高営業利益率 4.05%
やや悪化傾向大きな変化はなくなってきて安定している感じです
利益率があまり良くないと言えそうです。
原価率 71.28%
やや悪化傾向も成熟企業で横ばい傾向で変化は少なくなりつつあると言えます。
販売管理費率 24.65%
横ばい傾向です。
すでに成熟企業で安定して良い水準であると言えそうですが利益率も高く望めない水準であると言えます。
売上をあげて利益を増やすという方向性ではあるけども、停滞気味といえそうです。
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四季報などの今後の成長性や、前期の収益性などを加味して今の株価は、
バリュー株と言える水準で割高感は少なく妥当株価帯と判断できます。
時価総額などを加味して化ける度合いを5段階で判断すると、
★のすでに織り込み済の可能性が高いと言えます。
株主優待のある銘柄なので、株主優待や配当を加味して判断すれば、割高感が少ないバリュー株ではあるので程よく安定している感じもありそうです。
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