『今度、映画館かショッピングどっちが良い』って誘われたら、
『今度お寿司か中華のどちらか一緒にどうですか』って誘われたら、どちらか選択しないといけないと感じませんか?
内容だけみれば、『デートにいきませんか』『お食事にいきませんか』と変わらないかもしれないですが、2つの選択肢を用意しておいてそのどちらかを選ばせる、どちらかを答えさせるような状況にすることを『ダブルバインド』ってすでに、デートやお食事にいきませんかというYes、Noの行く行かないの選択肢をすでに消しているわけです。
この時点で、断るという選択肢を消して、選ばせているのでOKがもらいやすくなるわけです。
店員さんとかが、『AとBのどちらにしますか?』『AとBのどちらがお好みですか?』みたいなダブルバインドの選択肢をしてくる店員さんは、どちらか買ってもらう前提で話をすすめているわけですから、人の心理を理解したできる店員さんかもしれません。
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『お寿司か焼肉どっちが好き』とか『今お寿司と焼肉どっちが食べたい』みたいな聞き方をして、相手が、『お寿司かな』と返してくれたら、『僕もお寿司が好き』とか『僕も今お寿司が食べたいと思ってた』みたいな返し方で、ダブルバインドからのシンクロニシティ(人が心の中で考えていることと現実の場面が一致すること)は、人の心をときめかせる要素となるかもしれません。
人は偶然の一致が重なると相手に特別な感情を抱きやすい傾向があるというのも知られています。
同じような内容のことでも、聞き方や言葉の選び方だけで相手のYesやOKをもらいやすかったり、会話も盛り上がっていけそうだったり質問や問いかけが上手くなれば素敵ですね。
聞き上手は話し上手ともいいますし、自分の話ばかりするのではなく、相手の話をひきだすのも上手くなりたいものだなと感じます。
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