訃報は突然くるものです。
なので冷静な対応ができるように心がけたいですが、知ってないといろいろと失敗をしてしまうものです。
まず電話連絡などもらったら、びっくりするでしょうが
『ご連絡恐れ入ります。この度はご愁傷様でございます』
と言えたら冷静だと思います。
そのあと、故人の亡くなった日付と通夜と葬儀の日程と会場はきちんと確認しておきたいですし、喪主の名前や宗派なども確認できればこのあとの準備がスムーズにできると思います。
そして通夜に参列するのか、告別式に参列するのか、両方に参列するのか故人との関係性で選びます。
さほど親しくない場合は葬儀や告別式に出席すべきと言われます
仏式での弔い方では、近親者や友人が集まって故人を見守るのが通夜で、通常は2・3時間の半通夜です。
葬儀と告別式を続けて執り行われることが多いですが、葬儀は故人の成仏を祈る儀式で故人と親しかった人が冥福を祈る式で、告別式は生きている人が故人に別れを告げる儀式です。
通夜では遺族へのお悔やみを述べますが、葬儀・告別式ではお悔やみを述べないのが礼儀です。
葬儀・告別式のみ参列ならば簡潔な挨拶をするだけで十分お悔やみの言葉になると思います。
当然葬儀や告別式に参列するときは携帯電話の電源はオフにしておきたいですし、遅刻はタブーですね。
お悔やみの言葉は宗教などによっても違うので、
『この度は、まことに残念なことでございます』
とかが良さそうですね
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香典は祖父母や知人など親しい人なら1万円くらいが相場と言われます
なので職場関係なら一般的には3000円くらい。
故人との関係の深さや自分の年齢などで香典の金額は考慮すべきところです。
結婚式のようなお祝いごとが3万とかが相場と言われるので、お悔やみなので金額が少ないのが香典だと思います。
香典にいれるお金が新札だと前もって用意していた印象を与えるのでタブーと言われますが、古い紙幣も失礼なので、新札に軽く折り目をつけるのが良いとされるようです。
不祝儀袋の書き方は表書きが
仏式だと『御香料』 水引が銀か白黒
神式だと『玉串料』 水引は白一色
キリスト教『御花料』 白無地封筒
などあるので
わからない場合は
表書きが『御霊前』 水引は銀か白黒の結び切りならどの宗教でも対応できるのでマナーとして覚えておきたい。
水引の裏側は上側が上になるように重ねることで
悲しいことは流すという意味になるようです。
通夜は急にかけつける場合が多いので、黒やグレーの地味な平服でも構いません、ただ喪服での参列が多いです。
本来は準備してきたという印象を与えるので通夜では着ないとされてたようですが、今では多くが着られているので地味な平服か喪服で、葬儀・告別式は喪服で参列したいですね。
どっちにしても派手な服装や小物は控えたいものです。
葬儀・告別式では、芳名帳にも住所と氏名を記載する必要があるので10分前には受付をすませるのがマナーですね。
通夜や葬儀・告別式などでも中座しなければいけない場合は受付に伝えておき、会場の一番後ろに座るのがマナーで、タイミングを見計らって僧侶などの読経中は避けたいものです。
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仏教の作法が多いと思うので、焼香と合掌のときの数珠の使い方も注意しておきたいものです。
使わないときは房を下にして左手で持つのが一般的で
合掌のときには両手の人差し指と親指の間にかけるようにします。
焼香には線香焼香・立礼焼香・回し焼香などがありますが
線香焼香と立礼焼香は遺族と僧侶に一礼し、焼香台の手前で遺影をみておじぎし、合掌します。
そのあと線香焼香ならば、線香を一本とってロウソクで火をつけて炎を手で仰いで消して、線香を香炉に立てて合掌し、一歩下がって遺影、遺族、僧侶に一礼をして席へ戻ります。
立礼焼香なら頭を軽く下げながら抹香を眉間の高さにあげて、香を香炉に落とす。
故人に合掌し一歩下がって一礼し、遺族・僧侶にも一礼して席へ戻ります
回し焼香の場合は香炉がまわってきたら会釈して受け取って、膝の前において祭壇に合掌し、3本の指で抹香をつまみ、眉間の高さにあげてから香炉に落とします。
祭壇に再び合掌してから、両手で香炉を持って次の人に回して会釈します。
わからないと間違った人の真似をしちゃったりしちゃうものなので、覚えておいて失礼がないようにしたいものですね。
キョロキョロしちゃわないように注意したいものです。
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