天皇賞・春は唯一のG1馬の菊花賞馬、タイトルホルダーが逃げて7馬身と他馬を圧倒したレースでしたが、その圧勝に一役かっていたのが
大外枠の8枠に入った3頭が主役となりました。
16番タイトルホルダー号。17番
天皇賞・春は京都競馬場が工事中で使えないので、昨年に引き続き阪神競馬場で行われましたが、阪神3200mは1周半で、外回りから2周目は内回りとなるので、スタートしてすぐコーナーではないですが、16番タイトルホルダー号は好スタートから一気に内側に切り込んで他馬のはなをおさえてペースを握ったところがポイントでした。17番
騎手を振り落として出遅れた17番
すでに騎手が乗ってないので、馬券とは関係なくなってしまいますが、17番
本能的にも、馬は集団で走るので騎手が乗ってないでも走り続けました。
カラ馬になって前へ前へとでてきたわけですが、先頭のタイトルホルダーを抜かそうとはしなかったのは、
カラ馬になった
やや荒れた馬場で力のいる芝になっていたので、どの馬にも最後の坂はきつかったようです。
それでも2着(勝ち馬とカラ馬の次に入着)に持ってくるのは適性が高いのは間違いなかったですね。
勝ったタイトルホルダーも内に刺さりそうなくらい馬もいっぱいいっぱいではありましたが、他馬がそれ以上に疲れていたという感じで、レース展開のあやもあったかもしれませんが、菊花賞を逃げ切ったのがフロックではないことを証明しました。
ただ展開も向いたのもあるのと他馬が疲れていた点、そもそもメンバー自体がそれほど強くなかったかもという可能性なども踏まえると、着差だけでは強さをはかれない部分はありそうですが、レースを作れる部分や、逃げると強いというのは証明した感じはあるので、今後のレースにも期待したいですね。
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シルヴァーソニック号なのですが、カラ馬で最後まで走って勝ち馬に続いてゴールしたわけですが、騎手を落として走ったわけですから当然馬券に絡むこともないわけですが、競馬を知らないうちの家内は、馬だけで最後まで走ってゴールしたのに誰もほめてくれないとかひどいと怒っていました。
そして次の瞬間、シルヴァーソニック号はゴールしてからも走っていき外ラチに引っかかって大きく転倒し、頭を打ったのか疲れたのか、そのまま倒れ込んでしまったのですが、それをうちの家内がみて、シルヴァーソニック号が倒れているのに、誰も助けにいかない、最後まで走って、そして転倒しているのに、放送では勝った馬や馬券に絡む馬のことしか言わないと怒っていました。
そして倒れた馬がどうなったのかと心配していましたが、放送では言ってくれなかったようなので、あとでネットで調べて無事に起き上がったらしいよということを報告するとホッとしたようです。
多くの人もカラ馬になったシルヴァーソニックの方が気になって、馬券を買っている人以外でみている人はシルヴァーソニックを気にしてみていて、そうしているうちにレースは前の残りで後ろからはこなかったという印象しかないレースになってしまったのではないでしょうか。
シルヴァーソニック号が無事だったこと、落馬した川田騎手も無事だったようで何よりです。
競馬で競走中の事故とかはつらい気持ちになってしまいます。
個人的にはライスシャワー(京都競馬場での宝塚記念)とサイレンススズカ(天皇賞秋)がいまでもおもいだされます。
なのでシルヴァーソニック号が無事だったので、天皇賞から一週間ほどたってこういう話題がブログにかけるんだと思っています。
シルヴァーソニック号が活躍するのを応援したいと思います
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