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終活の準備をはじめるのは、老後を楽しく迷惑かけずに生きるための前向きな活動。ネガティブではなくポジティブなイメージを持とう。エンディングノートや遺書も未来の幸せのために

 

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終活とは

終活とは自らの人生の終わりに向けた活動で、個人的には就職活動とかにかけたような言葉だなとか暗いイメージをもっていました。

しゅうかつと読むのが一般的ですが、ついの活動を意味するついかつと読むこともあるようです。

 

人生のエンディングをどうしめくくっていくかというのは、ひと昔前では、縁起の悪いものだとか、タブーであったと言えることだと思いますが、社会自体が高齢化社会を迎え、孤独死やら、介護の問題、金銭の問題など、時代と価値観が変化し、多様化する社会になったので、身体が動いて、頭が働いて元気な今だからこそと、自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言の準備や、財産相続、身の回りの生前整理を行う終活が注目されるようになりました。

 

芸能人などでも、中尾彬さん・池波志乃さん夫婦が終活を行っているというのも、公になっていて、今後も終活は高齢化社会・介護福祉社会において注目されていくと思われます。

 


(c) .foto project

とはいえども終活を始めようと思うけど、気持ちの整理がつかないとか具体的にやることがわからないとかが強いと思います。

個人的にもまだまだはやいことだと思いますが、いずれは意識せざるを得ないことだとは思っています。

 

 

実際にまだ元気だったり、平均寿命もまだまだのびていて年金受給の年齢もひきあげられたり、高齢者の雇用、シルバー人材の活用が取だたされている昨今、死後のことなんて縁起でもないというイメージもありますが、死後に向けた事前準備だけでなく、残りの人生をどう生きるかを考えながら考えることによって、単なる残り時間という意味ではなく、今をより良く生きるための活動になると終活はプラスな意味でポジティブなものだと考えられるようになってきています。

 

実際に、終活をしたからといって、人生が終わるわけではないです。

限られた人生を悔いなく生きるために、やり残したことなどないかと、再確認もできたり、新たな生きがいをみつけるといった副産物的なこともあると考えます。

 

自分が身体が動かなくなったり、意思表示ができなくなってしまったら、自分の思っているのと違う老後を迎えてしまうかもしれません。

そう思うと、将来をしっかりと見据えた、人生設計のひとつで、意思や意志を託すことなのかもしれません。

 

 

 

 

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終活の目的とは 

 

 自分の人生を今一度しっかり振り返ってみることができます。

人生を忙しく駆け抜けてきた時代では振り返ることもできなかったことを振り返ることで、幸せだったことや自分がやり残していることや今からでもできること、今からできないことやしないことといった整理ができます。

 

それによって時間を有効活用できるようになり、充実した毎日を送れるようになります。

 

残りの人生をより大事にいきいきと生きれることが、明日への活力となると思います。

それだけで意味があります。

 

さらに、自分の家族や身の回りのことを考えることができ、大事な家族のことを考え直す機会にもなると思います。

 

遺産などの問題や、相続の問題やお墓などなどのことなど、なくなってしまった後に生じる問題や家族の負担などを減らすことに繋がります。

 

また、家族や親族だけでなく親しかった人や知人・恩人・友人などお礼やお別れや感謝の思いなど伝えておきたいことなどを整理でき、人生を終えてしまってからでは何も伝えることができないので、伝えたいことを整理したりそういう機会をもてるようになったりと、終活を行っていなければそういう機会や整理すらないままに、人生を終えてしまうかもしれないわけです。

そう考えると意味あることです。

 

 

 

 

 

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終活のメリットまとめ

平均寿命は年々伸びています。

なので、老後というものも長くなりつつあります。

しかしながら人はいつどうなるかなどわかりません。

そんな老後ですから、自分がしっかりと整理していくことによって、きちんと意思表示が伝わり、結果、充実した老後を送ることができるようになります。

 

自身が、残りの人生をどう生きるべきか、何ができるか、そしてできないことは何かをしっかり理解できることで、誰とどこでどう生きるか、どう生活したいかなども整理していけると思います。

 

日々をただ費やしていくだけでなく、限りあると意識しながら、有効活用していけるようになります。

 

また亡くなった後での遺産相続などのトラブルや、色々な手続きなどの問題などを解決することができ、残された家族や親族たちがいざこざなどを起こさないように、不幸にならないように自身の意志を反映できたり、相続などの当人との相談や話し合いなどの時間なども含めた機会や、遺言などを残す機会や、どこにどれだけ財産や借金などがあるなども確認できたり、本人しかわかりえない書類なども含めてきちんと整理したり、まとめたりすることができる。

自分の亡くなったことが原因で、家族や大事な人たちがバラバラになったり問題を起こしたりと、そういうのを望んでいる人はきっといないと思うから、身体も気力もしっかりしているうちから準備したいところですね。

 

そういう意味で終活とは、ポジティブに生きることや、楽しく生活をすることなど

前向きな現実を見据えた活動なわけで悲観することではないというわけです。

 

 

 

 

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終活①エンディングノートを書く

2011年にはエンディングノートを題材とした、日本映画のエンディングノートという映画が公開されました。

 

 

 

法的効力を有する性格の文書である遺言とは異なるので遺言とは別物だということで、

基本的には効力をもちませんが、本人の意志や考え方を家族などに伝えることができます。

生きている間の自身が病気になったときの延命措置を望むか望まないかや自身に介護が必要になった際に希望することなどのことなどを書いておいたり、本人しかわかりえない情報などを伝えておくことや、亡くなった後に葬儀のことやお墓のことなどの自身の意志やおもいや考え方、財産や遺言書の有り無しなどを記しておくものです。

 

もちろん財産などの有無は書き記しておくのは必要ですが、暗証番号などは書き記してはダメですし、必要ないです。

 

あくまで身近な家族などに伝えておくことなど、希望や情報などを書き留めておくノートだということです。

 

遺言書は別に必要になります。

 

 

 

 

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終活②遺言書を書く・残す

エンディングノートとは違い、法的効力を有する遺言書の目的は財産の相続人や分配を明確にすることです

家族がもめたりしないように大きなトラブルを防ぐために大事です。

 

遺言書が法的効力を発揮するには書き方というものが決まっています。

その種類には一般的に普通方式と呼ばれる

自筆証書遺言か公正証書遺言か秘密証書遺言の3種類があります。

 

自筆証書遺言とは


自分で遺言書を作成する方式です。

本人の手書き以外は無効とされます。

全文手書きで、きちんと日付の記載も必要。

氏名を手書きして印をおす。

訂正するときにも、決まった訂正方法が必要なので、訂正するときは書き直した方が間違いないです。



公正証書遺言とは


公証役場にいる公証人によって作成・発行・保管される遺言書なので、遺言書の安全・確実・真正という点で最も優れて間違いのないものです。

遺言者が本人であることを証明するため、実印や印鑑証明書などを揃えて、2人以上の証人と一緒に公証役場にいく必要があります。

作成期間や費用が発生しますが、間違いのないものになります。

 


秘密証書遺言とは


遺言書そのものは自分で作成し、公証役場に持ち込んで保管してもらう方式です。自筆証書遺言と違って代筆やパソコン等での記載が認められるという特徴がありますが、自筆の署名などは必要になります。

遺言の内容を自分以外の誰かに知られずに済むという特徴があります。

ただ、公証役場は保管のみを行い内容の確認はしないため、遺言を開封した時点で記載に不備があった場合は無効になることもあるということを理解しておかなければなりません。

公証役場を経由するため本人の遺言書であるかどうかの信憑性も保証されます。

 

 

終活③葬儀やお墓を決める

 

自分の亡くなってからのことを決めることで、自身の意思表示と残された家族が悩んだり決めることなどへの負担を軽減することになります。

費用のことや残された家族に迷惑をかけないことで、より亡くなった自身と向き合ってもらえるとしたら意味あることだと思います。

 

 

 

 

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まとめ

 

簡単に書いてみましたが、終活というのはネガティブなものではなくポジティブなものです。

 

今生きている人生をより良いものにするためにも残りの人生をより充実させるためにも必要なことだと思いますし、自身を含めて周りの大切な人たちにとってもポジティブなことだと考えます。

 

あわててする必要はなく体力があるうちや気力なども充実しているうちに自分の人生を振り返りながら、整理すべきことをゆっくり片づけながらやり残したことなどにチャレンジするきっかけにもなります。

 

なので、はやめからゆっくり時間をかけて慌てずすすめていくことが大事です。

 

終活といってもそれが終わったからといって人生が終わるわけではないから前向きなものと捉えていきたいですね。

老後こそ、煩わしいものをすっきりさせていきたいものです。 

そして人生を、老後を新たなスタートと楽しめたら良いですね。

 

 

 

 

 

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