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めぞん一刻・第6話『サクラサクカ』より

 

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 めぞん一刻についていろいろと掘り下げていこうと思っています。

前回のお話はこちら ↓

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今回は第6話『サクラサクカ』から、注目すべきやりとりをみていこうと思います。

このページの引用元は 出典 高橋留美子 『めぞん一刻』 

第6話『サクラサクカ』よりになります。

以降 出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

前回の話は私大受験中の五代くんの話でした。

そんななか五代くんが1週間も帰ってこないというところからはじまります。

朱美 「不合格発表のシーズンだもんねー。」

 

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

合格発表でなく不合格発表という風にあっさりいうところが朱美さんらしいです。

 

 

管理人さん(響子さん) 「浪人生の自殺の記事はなし。」

 

 

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

と一刻館で心配しているのは管理人さんだけのようです。

が響子さんも少しぶっ飛んでいるところが、魅力かもしれません。

 

この話で、管理人さんが五代くんの名前が裕作であることを知らないことが判明します。

管理人さんは浪人さんとか五代さんとしか呼んでなかったので、下の名前を知らなかったようです。

 

 

 

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友人メガネ 「いつまでも逃げ切れるもんじゃねぇだろ。」

 

五代 「ふん、ひとつでも合格せんうちは一刻館にゃ帰れんのだ。」

 

友人メガネ 「じゃ おまえ、来年までおれんちにいすわるわけ?」

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

五代くんは友人の家に転がりこんでいるようですが、今のところ全敗で、しかも芳しくないと友人にも思われているようですね。

 

 

 

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五代くんから連絡がなく、心配した五代くんのおばあちゃんが一刻館を訪ねます。

五代くんがかえってきてないというのを悟られないようにしようとする響子さんですが、朱美さんや四谷さんは事実を言いたくって仕方ない感じですね。

朱美 「バレるのも時間の問題よ。」

 

 

四谷 「このたびはまことにご愁傷さまで・・・。」

 

五代ばあちゃん 「裕作は全部落っこったんですか?」

 

四谷 「時間の問題かと・・・。そんなわけでかれこれ一週間・・・」

 

 

 

 

 

五代ばあちゃん 「逃げとるんじゃろ。あいつのやることはだいたい察しがつく。」

 

五代ばあちゃん 「あれは根性がないからのう。」

 

五代ばあちゃん 「まー心配するこたないよ。悩んでるふりしてるだけなんだから。」

 

  

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

 

みんな五代くんのことをよくわかっていますね。

そして達観しています。

 

 

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管理人・響子 「明日が最後の私大の発表で・・・国立はずっとあとです。」

 

 

五代ばあちゃん 「国立はまずだめじゃろ。明日の発表が勝負だわ」

響子 「ですね。」

五代ばあちゃん 「明日・・・もし落っこってたら、つれて帰るっ。」

 

  

出典 高橋留美子 『めぞん一刻』より

 

ばあちゃんの覚悟の言葉に、響子さんはびっくりします。

そして四谷さんは『遊び相手がいなくなってしまう・・・』と言葉を失ってしまいます。

 

発表会場に五代のばあちゃんと響子さんで向かいますが、受験番号を知らなかったという事実に愕然としてしまい、ばあちゃんは孫の裕作を探します。

ばあちゃんと管理人さんにあった五代くんはびっくりしますが、五代くんは響子さんの前でみて落ちてたら一生の恥と前をみれません。

顔をあげると、五代くんの番号が合格者の中に掲示されていました。

 

ちなみに五代くんの受験番号は

4989番(四苦八苦)でしたね。

合格して、第7話からは五代くんの大学生活が一刻館ではじまります。

 

これからも、めぞん一刻に興味をもっていただければ幸いです。

 

 

 

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