〝天満屋・西村美月選手熊日30キロロードレース優勝、圧巻の大会新記録〟
天満屋2年目の20歳の西村美月選手が来シーズンのマラソンデビューに向けて熊日30キロロードレースに出場。
地元熊本の地を独走し、大会新記録で優勝のテープを切りました。
西村美月選手は今大会の優勝候補であり、優勝することはもちろん、来シーズンのマラソンに向けて1時間40分で走るのを目標にあげていました。
タイムは1時間41分42秒とそこには届きませんでしたが、大会記録を1分半以上縮める大会新記録で優勝したということには非常に価値があると思います。
1月の大阪ハーフマラソンでは1時間9分49秒で3位とタイムを伸ばしてきていただけに、ここでの走りは期待通りの走りだったように思います。
1年目から全日本実業団ハーフマラソンで樺沢選手と争って惜しくも2位とハーフ以上ではトップ選手と競り合える力があることを示しています。
ハーフ以上では間違いなくトップ選手とも競り合える実力者に成長しています。
西村美月選手の熊日30キロロードレースの通過タイム
5キロ SP16分43秒 通過16分43秒
10キロ SP16分42秒 通過33分25秒
15キロ SP16分57秒 通過50分22秒
20キロ SP17分4秒 通過1時間7分26秒
25キロ SP17分13秒 通過1時間24分39秒
30キロ SP17分3秒 通過1時間41分42秒
西村選手としたら3分20秒ペースの16分40秒くらいでしっかり走っていきたいと思っていたと思うので、1時間40分切りを狙っていたとも思われます。
1キロ3分20秒ペースとはハーフ1時間10分20秒、30キロ1時間40分、フルで2時間20分39秒ペースです。
3:20 16:40 33:20 50:00 1:06:40 1:10:20 1:23:20 1:40:00 1:56:40 2:13:20 2:20:39
なので西村美月選手が16分台でどこまで走れるのかというのも注目されるポイントでした。
5キロ17分は1キロ3分24秒ペースです。
マラソンの女子のトップ選手は1キロ3分20秒を切るペースが求められます。
それを踏まえて西村美月選手の現在の力は、30キロ1時間41分42秒から推測して、西村美月選手が42.195キロを走る力はすでに持っているので、30キロからの1キロを3分30秒くらいペースと推測すると、プラス42分41秒になるので2時間24分23秒となります。
実際はこれ以上では走れると推測できるので、天満屋のOGや現役選手の実力などから換算すると、2時間22分台も狙える力はあります。
天満屋の選手たちは30キロをこえてもしっかり走れる選手が多いので苦しい30キロ以上も5キロ17分30秒までは落とさず走り続けることが多いです。
西村美月選手は2年目の20歳の選手ですが、マラソン日本代表も争えるくらいの力をつけてきている選手です。
高校時代は名門千原台のエースでしたが、県で2番目くらいの選手でした。
全国ではトップクラスとはいきませんでしたが、潜在的には戦える実力者ではありました。
そんな西村美月選手が天満屋というマラソンの名門で、マラソンで活躍したいと思って入ってきました。
『その1秒を削り出せ』という言葉が好きな西村美月選手は常に前を追って走り続けます。努力に努力を重ねて、練習を積み重ねてトップクラスの選手へと歩んでいっています。
千原台高校を卒業して2年間凄い勢いで成長を続ける西村美月選手は天満屋の高校卒業後入社組としては近年1番くらいの結果を残していると言えます。
大きな怪我無く練習とレースをつめているのが大きいです。
さらなる飛躍に向けてスピード強化が重要になってくるので、そこの課題をクリアしていければ非常に楽しみです。
まだまだ成長曲線に勢いがあるのでどこまで成長していけるのか、日本を代表するような選手に成長していってくれることを応援しています。
オフィシャルデータ プロフィール
画像など引用させていただきました
天満屋の西村美月選手、熊日30キロで1:41:42大会新記録。
— Japan Running News (@JRNHeadlines) 2025年2月16日
Mizuki Nishimura wins Kumanichi 30k in 1:41:42 CR. pic.twitter.com/rAru1WywEm
熊日30キロ表彰式
— Japan Running News (@JRNHeadlines) 2025年2月16日
男子優勝:青学の鶴川正也選手、1:30:34
女子優勝:天満屋の西村美月選手、1:41:42大会新 pic.twitter.com/a1LfqESQ5s
大阪ハーフ結果 立命大勢強かったですね。
— わさび-実業団女子駅伝 (@wasabi_ekiden) 2025年1月26日
🥇1:08:57 安藤友香(しまむら)
🥈1:09:29 筒井咲帆(ユニバーサルE)
🥉1:09:49 西村美月(天満屋) ★PB
4位 1:09:58 中地こころ(立命大④) ★PB・大学歴代2位
5位 1:10:17 福永楓花(立命大④) ★PB・大学歴代6位
6位 1:10:44 土屋舞琴(立命大③)… pic.twitter.com/t3qWi4etUF
https://t.co/0jQIzHFeOH
— 陸上応援 保護猫さくらねこ (@neko27imamonao) 2025年2月16日
天満屋 西村美月選手
1時間41分42秒(大会新記録)で
熊日30キロロードレースを優勝
初タイトル
先週の全日本実業団ハーフマラソン優勝の𠮷薗栞選手に続いてタイトル獲得
西村選手𠮷薗選手ともに来シーズンはマラソン挑戦へ
第67回金栗記念熊日30㎞ロードレース
— ATHLETE News (@ATHLETE__news) 2025年2月16日
女子30㎞上位3名
1)西村 美月(天満屋)1:41:42
2)黒田 澪(京セラ)1:44:49
3)K・ガルバドラフ(モンゴル)1:45:44#熊日30キロロード
【熊日30キロロード】「想像以上に力が伸びている」…20歳の新鋭、飛躍の大会新 女子優勝の西村(天満屋) 「想像以上に力が伸びている」|熊本日日新聞 https://t.co/H9aiR2qo0t #熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) 2025年2月16日
熊日30キロ男女入賞
— Japan Running News (@JRNHeadlines) 2025年2月16日
天満屋の西村選手1:41:42大会新記録で優勝
青学の鶴川選手1:30:34で優勝 pic.twitter.com/Jo97JDoRTO
引用元
X(旧Twitter)より写真を引用させてもらっています。
引用元
https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html
天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
名前
西村 美月
生年月日 2004年 12月 3日
身長 155cm
出身地(都道府県) 熊本県
出身校 (最終) 千原台高校卒
所属
天満屋女子陸上競技部
5000mで16分03秒17に記録を更新しました。(24年7月13日)
駅伝などでの記録(抜粋)
25年 都道府県対抗女子駅伝 9区 区間14位で岡山チームの7位入賞に貢献
24年 クイーンズ駅伝 5区 区間9位
24年 都道府県対抗女子駅伝 1区 区間27位
23年 クイーンズ駅伝 4区 区間17位
23年 プリンセス駅伝2023 6区区間賞獲得 (駅伝デビュー戦)
主なハーフ・フルマラソン結果
25年 熊日30キロロードレース 1時間41分42秒 優勝(大会新記録)
25年 大阪ハーフマラソン 1時間9分49秒 3位
24年 山陽女子ロードレース ハーフ 1時間14分21秒 18位
24年 グレートノースラン ハーフマラソン 1時間11分57秒
24年 全日本実業団ハーフマラソン 1時間10分22秒 2位