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パリ五輪・柔道女子48キロ級で角田夏実(つのだなつみ)選手が金メダル。わかっていても防ぎきれない絶対的な巴投げを武器に圧倒。

 

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東京五輪は逃したが、2021年から世界選手権3連覇してきた柔道女子48キロ級の角田夏実(つのだなつみ)選手がパリ五輪で金メダルを獲得しました。

48キロ級といえば最軽量階級なのでスピードのイメージが強い階級ですが、その階級で豪快なともえ投げや、寝技に持ち込んでの腕ひしぎ十字固めなどを武器に圧倒する柔道をみせてくれました。

 

優勝候補として注目はされていましたが、ひざなどの怪我で苦しんできて、今年に入ってからも怪我をしてしまい、怪我と向き合ってギリギリでオリンピック前に回復させて臨んだ大会でした。

 

巴投げという技は相手を前に崩す技だが、自分から倒れこむ技でもあるので、捨て身技ともとらえることができます。

つまり失敗すれば相手に抑え込まれたり、もしくは足技などでも倒されることにもつながりますが、前隅に崩す事で、相手は片足に体重が乗った状態になるためその崩しが完璧ならばスピードがなくても逃げることができずに簡単に投げられてしまう技です。

 

角田夏実選手の凄さは角田夏実選手が巴投げにくることがわかっていても投げられてしまうくらい崩しがうまくそこからの足での跳ね上げがうまいです。

相手もわかっている中で我慢されても、そこからでも深く相手を引き込んで投げることができるのが絶対的な強さを持った必殺の技と言えます。

 

 

 

 

 

一瞬で決める巴投げもありますが、角田夏実選手の投げはどんな間合いからでも投げきってしまうような鬼の巴投げです。

つまり防ぎようのない強さを持った巴投げです。

巴投げからの崩しもうまいので角田夏実選手が主導権を握るような柔道になってしまうのが角田夏実選手の凄さですね。

 

相手は崩された状況で角田夏実選手の技をかわして抑えたいところですが、引手を制された状態で、足でしっかり空間を作られて崩しているので、相手が耐えた状態からでも簡単にまわしていけるくらいすごい巴投げです。

 

オリンピックという重圧の中で怪我と向き合って、チャンピオンになるべくしてそこでしっかり勝ち切った凄さが圧巻でした。

年齢的にはベテランの域に入るくらいですが、絶対的な強さがあるので次の五輪も狙えるレベルの強い選手です。

そのくらいすごい巴投げなので今後も期待しちゃう選手です。

 

スピードの階級で、年齢とともにスピードが大変な階級ですが、スピードでなく間合いと自分のカタチで投げきるような圧倒する巴投げからの崩しを持っている角田夏実選手の今後にも期待したいと思います。

 

試合場に入るときに笑顔も素敵でしたし、美アスリートですね。

メダルが全てではないですが、金メダルをとれるってやっぱり凄いです。

角田夏実選手おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

角田夏実(つのだ・なつみ)選手

東京五輪は逃したが、2021年から世界選手権3連覇という偉業。

 

世界選手権 2021・2022・2023年優勝
グランドスラム東京 2023年優勝
グランドスラムアンタルヤ 2024年優勝

などの実績でオリンピックで金メダルまで駆け上がりました。

 

1992年8月6日生まれの千葉県八千代市出身です。

 

 画像など引用させていただきました

 

 

 

 

 

引用元  

X(旧Twitter)より写真を引用させてもらっています。

 



引用元

https://www.nhk.jp/g/sports/blog/r4p1kom4mt7r/?cid=spohk-nweb-oly

 

日本代表 選手全名簿 ~パリオリンピック2024~ - NHK

NHK 日本代表 選手全名簿 ~パリオリンピック2024~ 

及び NHK ニュース速報 HPから写真を引用させてもらっています。

 

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