自律神経とは、全身の器官をコントロールする神経系で、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。
交感神経と副交感神経から成り立っています。
心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。
呼吸や脈拍といった生命活動をコントロールしている自律神経は基本的には無意識のうちに動いてくれています。
呼吸法を取り入れて、休ませる副交感神経を優位にするスイッチを入れることが自律神経のコントロールにつながります。
胸腔と腹腔の境界付近にある横隔膜には自律神経のセンサーが張り巡らされているので、呼吸によって横隔膜をしっかり動かすことによって、副交感神経が刺激されて活性化されて気持ちがリラックスしていくと言われます。
なので深呼吸をすれば気持ちが落ち着くとかリラックスするというのはそういうことです。
たいていの人が胸式呼吸を日中は意識せずに行っているらしいです。
横隔膜を動かして副交感神経を刺激しようと思うと胸式呼吸ではなく、腹式呼吸をすることがポイントになるようです。
Sponsored Link
腹式呼吸ではお腹を膨らませて息を吸い、吐きながらお腹をへこませていきます。
腹式呼吸では吸うと横隔膜が緊張して下がり、息を吐くときに横隔膜が緩んであがって空気が押し出され、ゆっくり息を吐くと副交感神経が働いてリラックスしやすくなるので、横隔膜の動きを意識しながら、ゆっくり吐いた方がよりリラックスしやすいと言われます。
横隔膜が下がって緊張して、ゆっくり吐いて、ゆっくり緩んでいくときに副交感神経が活性化して機能を高まっています。
副交感神経は身体を休息させる神経系です。
夜間やリラックス中に優位になります。
なので意識的にその機能を高めるようにすれば身体はリラックスしたり、休まったりしやすくなります。
緊張した状態だと横隔膜があがりっぱなしになっており、呼吸が浅くなるのでなかなか緊張がとけない状況なようです。
Sponsored Link
椅子などに腰掛けてする軽い腹式呼吸法では、お腹や胸の動きを意識しながらおへその上あたりに手のひらをあてて、お腹が膨らむのを感じながら鼻で息を吸い、お腹が少へこむのを感じながら鼻から息を吐き胸があがる感覚も意識し、それを何度か繰り返せば気持ちがリラックスしてきます。
それを頭の中で数を数えながら鼻呼吸でゆっくり吐くのを意識すればよりリラックスしやすくなると思います。
ゆっくり吐くときに横隔膜の緊張をゆるめて、その動きで副交感神経を活性化させるので、ゆっくりゆっくりスローに吐きながらお腹を引っ込めるのがリラックスにつながります。
なれてくれば、同じやり方で、4秒数えながら吸って、それから4秒止めて、それから8~10秒かけてゆっくり吐くというのを繰り返すことによって、酸素や二酸化炭素などの濃度を良い状態に持っていくことができるので、よりリラックスできるようになると言われます。
鼻呼吸、腹式呼吸、ゆっくりした呼吸など意識するだけでも、深くゆっくりした呼吸でリラックスにつながるので、知らず知らずのうちにストレスや緊張状態になりやすい今の世の中なので意識しておいたら健やかに過ごせそうです。
Sponsored Link