仏滅や大安などに代表される六曜というのがあります。
ものごとに吉凶が関係あるというのは日柄によって吉凶が必ずしも関係していないので迷信ですが、科学的根拠とかないのに、意味がないとわかっていても、それを因習として受け継がれていれば、変なプレッシャーやめんどくさいことに巻き込まれたくないという気持ちから、六曜に縛られていくのは仕方ないことかもしれません。
非合理とわかっていても、因習を大切にしないという考え方は他の煩わしさから逃れるために右へならえが良くも悪くも楽だからです。
六曜(ろくよう、りくよう)は、暦注の一つで、先勝(せんしょう/せんかち)・友引(ともびき)・先負(せんぷ/せんぶ/せんまけ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう/しゃっく)の6種の曜があり、六曜は「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順で繰り返します。
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六曜の通説は先勝は通説では、午前は吉。
午前は吉、午後は凶と言われるため、はやく済ませてしまった方が良い日とされたようです。
友引は通説では、友を引く。友を引くから葬儀などはさけるというのが定着したようです。
もともとは引き分けの『引』なので
勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日だったようです。
先負は通説では午前は凶。
急用は避けるべきとされる日で、万事に平静を守ることが良いとされる。
仏滅は通説では、何事も凶。
何事もよくない日とされるので婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。この日に結婚式を挙げる人は少ないから結婚式場などはこの日は安かったりする
大安は通説では大吉。
万事進んで行うのに良いとされる日。「大いに安し」の意味でもとは『泰安』と書かれた何事においても吉、成功しないことはない日とされる。
結婚式や建前や車の納車などもこの日を好んで行う場合が多い。
赤口とは通説では正午以外は凶とされ、火や刃物に注意すべきとされる。
つまり「死」を連想されるものに注意する日とされる。
ただ、人がいつ生まれ、人がいつ亡くなるかとかも日柄なんて選べなかったりする場合が多く、日柄が良いとか悪いとかは迷信に過ぎないので、結局気にしてもしょうがないと言える。
ただマジョリティ(多数派)やサイレント・マジョリティ(積極的に発言行為をしない一般大衆)がNoと言わなければ、それが正しいと思うのも常なので、気にしすぎない程度に意識するのが良い向き合い方かもしれませんね。
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