ホクレン・ディスタンスチャレンジ 士別大会で5000mの記録を15分35秒90まで更新した天満屋・立迫志穂選手。
そのレースでは序盤から記録を狙う気持ちが伝わってくる走りで、積極的なレースで日本選手のトップ集団にしっかりついて終始力強い走りで、自己記録を大幅に更新させる走りでした。
前田穂南選手のアルバカーキでの合宿にも参加してたようで、そこで良い練習ができたのがわかります。
スピードが課題でもあったと思いますが、15分30秒台で走る力がついてきて、ハーフなどは十分走る力があり、天満屋のマラソンメゾットですでにマラソンを2時間30分を切る力は間違いないので、初マラソンで2時間22分台で走るくらいの走りを期待しています。
立迫志穂選手は兄弟も家族も陸上一家ですし、高校卒業で天満屋入社の3年目の選手になりますが、1年目のルーキーイヤーから駅伝などでも活躍で、ルーキーイヤーから都道府県対抗女子駅伝のアンカー区間を走っています。
2年連続で岡山のアンカー区間を任されたのは相当期待されている選手です。
1年目が良いカタチで終わった中、2年目はおそらく苦しんだ部分があったと思います。
実力がついているのは間違いないところで、思うような結果が出なかったところから、ややメンタル面で弱気になったようなレースがあったように感じます。
表情や走りの姿勢が1年目に比べて元気がない印象もありましたが、休まずレースにドンドンと出続けて、ここにきて復調が顕著になってきました。
1年下の2年目の西村美月選手なども1年目から存在感を示し、立迫志穂選手を追う姿が鮮明になってきて、立迫志穂選手にとってもプレッシャーにもなっている立場かもしれませんが、しっかりしたトレーニングとレースをこなしてそこから上のステージに飛び立つ雰囲気が出つつあります。
ホクレンDCでも立迫志穂選手は西村美月選手に先輩の意地をハッキリとみせつけました。
立迫志穂選手がスピードに乗って走れるようになってスピード強度があがっているので、ハーフやマラソンでもスピードアップが期待されます。
天満屋の選手の中でも身長が高い方の選手で、フィジカルが前田穂南選手に似ていて、ストライドなどが伸びて、楽にスピードが出せてキープできるようになると前田穂南選手同様長距離では有利になります。
最近の走りが伸びやかになってきているので、今後の走りがさらに楽しみです。
ホクレンDC深川大会で10000mも走りました。
そこでも自己新記録を達成しました。
10000mの記録を1分近く更新して、32分16秒31で走りました。(2024.7.17)
何よりも積極性がある走りが出てきたのは間違いなく良い流れで今後にも繋がると思います。
天満屋の次世代エースとして期待したいと思います。
立迫志穂選手頑張ってください。
オフィシャルデータ プロフィール
画像など引用させていただきました
引用元
X(旧Twitter)より写真を引用させてもらっています。
引用元
https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html
天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。
引用元
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
JAAF 日本陸上競技連盟公式サイト HPから写真を引用させてもらっています。
名前
立迫 志穂
生年月日 2003年 12月 26日
身長 164cm
出身地(都道府県) 鹿児島県
出身校 (最終) 国分中央高校卒
所属
天満屋女子陸上競技部
5000mの記録を15分35秒90まで更新しました。(2024.7.13)
10000mの記録を32分16秒31まで更新しました。(2024.7.17)
主な駅伝などでの結果など
23年・24年 都道府県対抗女子駅伝 岡山チームの9区を担当
23年 クイーンズ駅伝 2区 区間11位
23年11月に 5000m 15分台突入 15分53秒53
23年 プリンセス駅伝 3区 区間6位
22年 山陽女子ロードレース 10キロ 12位
22年 クイーンズ駅伝 6区 区間15位
22年 プリンセス駅伝 2区 区間10位
主なハーフ・フルマラソン結果
24年 まつえレディースハーフマラソン 1時間12分18秒 4位
24年 全日本実業団ハーフマラソン 1時間11分16秒 13位
23年 山陽女子ロードレース ハーフマラソン 1時間13分58秒 18位
23年 全日本実業団ハーフマラソン 1時間11分53秒 10位