誰とでも仲良くなれる人っていますね。
自分や相手の行動を監視し、自分の行動を状況にあわせて変えていくセルフ・モニタリングの能力が高いわけです。
そういう人って誰とでも自然な会話や、そつなく会話ができるわけです。
そして見せたい自分を演出しようとする自己呈示を状況にあわせて相手に示していくのが上手いとか、なれているから知らない人とでも会話をして仲良くなっていきます。
セルフ・モニタリングの能力が高いだけでは、相手にあわせてばかりになってしまうのでなかなか信頼関係を築くことができなくなります。
またみせたい自分を相手にみせようとする自己呈示は、人は無意識のうちに自分をよく見せようとしてしまうのが常なので、見せたい自分を見せたいと自分の都合の良い印象を持たせようとする過剰演出におちいる人もいて、それは信頼関係や、ほんとの意味で仲良くはなれないという感じになります。
いきすぎた演出とこれから知っていく実際の本人とのギャップが、裏表がある人な印象になっていったり、いやらしさや自信家や自慢ばかりの人で、実際はたいしたことないっていう印象に繋がって、良い人間関係を築けない、ほんとの信頼に繋がらないっていうことはよくあると思います。
世の中には相手に対してマウントをとりたいと自己呈示でよく間違ったことをする人も多いものです。
マウントをとりたい人は実は自分に自信がなく自分を認めて欲しいという承認欲求が強い人がやってしまうことなので、注意したいですね。
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なのである程度仲良くなっていく段階で、自分のことをあけっぴろげにして話すことが、自己開示と呼ばれ、より本心の奥に近いことまであけっぴろげにして、相手に自分の心を開くということが、相手が自分に好意を持ってくれることに繋がりやすく、相手も同じように自己開示を行っていくことでお互いが心と心を開き合い、お互いに好意がましていって仲良くなれるものです。
相互に関係を深める段階において、知り合いから友達、友達から親友や恋人へとステップアップして親密度を増していくものです。
知り合いから友達になる段階では自分の趣味や思考や家族や友達の人間関係などを話して仲良くなっていきますが、親友や恋人などになる段階では、ネガティブな自分自身まであけっぴろげにしていくことで親密度は増していきます。
自分の悩みや不安やコンプレックスなど誰にでも話せるようなことではないことを、自己開示してくれることによって、相手は好意を持ちやすくなり、相手も自分自身のことを開示しやすくなります。
好意というのは返報性があるからです。
ホントの自分をしっかりみせていくことで、相手からも好感を得て、信頼や親密にもなれるし、相手の気持ちも知ることができる。
コミュニケーションは経験でもあるので、経験の良い蓄積によって、良い行動に移せれば誰でも仲良くなるのに苦手という気持ちはなくなってくるんじゃないかなと思います。
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