年がはじまって1月の中旬に入った日曜日には都道府県対抗駅伝が行われます。
21年は男女とも新型コロナで中止となり、22年は男子は中止、女子は開催することになっています。
都道府県対抗駅伝は各都道府県に縁のある選手たちでタスキをつなぐので、駅伝ファンならずとも注目するレースだと思います。
中学生・高校生・大学生・社会人のトップランナーが集結する大会でもあるので、これからの中長距離界を担う選手たちの活躍に注目が集まります。
男女ともに中学生が2区間を走ります。
男子は、毎年広島で行われ全7区間・48キロを中学生2区間・高校生3区間・大学生と社会人で
2区間繋いで走ります。
1区高校生区間7.0キロ
2区中学生区間3.0キロ
3区大学生・社会人区間8.5キロ
4区高校生区間5.0キロ
5区高校生区間8.5キロ
6区高校生区間3.0キロ
7区大学生・社会人区間13.0キロ
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それに対して女子は、毎年京都で行われ全9区間・42.195キロを中学生2区間・高校生3区間以上・残りの区間を大学生と社会人で走ります。
1区 区間 6.0キロ
2区 区間 4.0キロ
3区中学生区間 3.0キロ
4区 区間 4.0キロ
5区 区間 4.1075キロ
6区 区間 4.0875キロ
7区 区間 4.0キロ
8区中学生区間 3.0キロ
9区 区間 10.0キロ
お昼12時30分スタートのレースで、交通規制の絡みや放送枠などの絡みでしょうか、男子は出雲駅伝とさほど距離の変わらない48キロを7人で繋ぐため、スピード重視の駅伝で、箱根駅伝や、全日本大学駅伝や、ニューイヤー駅伝などに比べると距離が短くなっています。
中学生区間も男子と女子がそれぞれ3キロとなっており、トップクラスの男子中学生にとって若干短く感じるくらいの距離かもしれません。
7区のアンカー最長区間でも13キロ、それ以外の区間は10キロ以下となっており、男子トップ選手たちにとっては短く感じる距離かもしれません。
駅伝を見慣れている視聴者のみなさんにとっても、スピード駅伝として面白いですが、物足りなさも感じてしまうほど展開が早い駅伝とも言えそうです。
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それに対して女子は、中学・高校駅伝の距離とも変わらない距離や、クイーンズ駅伝や、全日本女子大学駅伝などとも比較的距離が似てたりして、女子の駅伝でサイズにはあっている距離なので9区間を繋いでも各区間で距離の物足りなさは少ないかもしれません。
それと地形の面白さもあります。
1区は中盤から徐々に坂をかけあがっていくコースで、全国高校駅伝の1区と同じコースで、力のある選手がラストスパートで差をつけれるコースです。
2区は曲がり角が多いスピード自慢の選手が集まりやすいです。
ごぼう抜きがみれる区間としても有名です。
各都道府県が出場しているのでタスキの繋ぐポイントでは重なりやすいですが、タスキ渡しになれた選手同士が1区と2区を繋ぐので、2区に中学生がいる男子とは違い、ある程度ばらけた後の3区で中学生に繋ぐ女子の方が、男子中学生に比べて混乱が少ないので安心してみていられます。
1区と2区が帰りの10区のアンカーの距離になっており、3区の中学生の裏が8区の中学生となっていて、同じ3キロです。
4区の4キロの裏側が7区の4キロというのもわかるように、前半と後半がほぼ逆走のコースで行われています。
各区間で歴代10傑というのが残っていますが、今大注目の大学生ランナー不破聖衣来選手も大類中時代に群馬代表として3区中学生区間を走った2018年に9分14秒で区間賞を獲得したときが歴代4位タイになっています。
不破聖衣来選手だけでなく、駅伝で常に区間賞や歴代の区間記録を持つ廣中璃梨佳選手や、スーパー高校生の米澤奈々香選手など楽しみな選手が多く出場しそうなので楽しみにしたいですね。
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