第51回 全日本実業団ハーフマラソン大会で𠮷薗栞選手が日本人最先着となる2位で存在感をみせつけました。
𠮷薗栞選手は大学駅伝でも名門な立命館大学を卒業して天満屋に入社しての1年目のルーキー。
怪我もあった中、秋からのプリンセス駅伝やクイーンズ駅伝でもルーキーイヤーからしっかりメンバー入りして苦しいチーム状況の中しっかり走ってきた1年が本物だったという走りをみせてくれました。
全日本実業団ハーフマラソンというだけあって、実力者たちも顔をそろえる大会で、日本人最先着っていうのはそれなりに評価される結果だと思います。
ハーフでこれだけ走れるということは、天満屋の選手のこれまでをみるとすぐにマラソンに出ても2時間30分前後では走れる力がすでにあるとも言えそうです。
ルーキーでこれだけ走れれば、一年上の渡邉桃子選手のルーキーイヤーと同じくらい期待通りの成長曲線をえがいていると言えそうです。
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同じ全日本実業団ハーフマラソン大会に松下菜摘選手と立迫志穂選手も出場していました。
松下菜摘選手は疲労骨折からの復帰途中で、東京マラソンなどを控えている状況でのハーフマラソンということで、ある意味ならし運転的なレースであったとも言えます。
結果云々より、無事に走れたということで前向きに進んで良いのではないでしょうか。
MGCの切符もとっていますし、不安を抱えながらもレーススピードで走れたということで次へのステップとなると思います。
強度を徐々にあげていけば、ポテンシャルはまだまだこれからの選手だと思います。
あとはこわさなしに走れるくらいに戻っていければ今後も期待できそうです。
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立迫志穂選手はしっかりハーフを走って10位でタイムも良い感じでした。
まだ高卒1年目のルーキー。
期待の新人としっかり駅伝もチームのために走っていますし、山陽女子ロードレースで10キロを走ったあと、都道府県対抗女子駅伝では岡山チームの最長区間9区を走っています。
高卒1年目からエース区間をしっかり走って、そして全日本実業団ハーフマラソン大会に出場してハーフをしっかり走れた。
それで10位という結果なら、大卒ルーキーの𠮷薗栞選手の2位と同じくらいの価値がある結果だったんじゃないでしょうか。
立迫志穂選手は順調に成長しているので、2年目でのマラソン挑戦もありえるくらいの成長速度だと思います。
前田穂南選手並みの期待をしていっても良いかもしれません。
天満屋としては、𠮷薗栞選手、立迫志穂選手は期待通りの活躍や成長をしているといってもいいでしょう。
これぞ西の名門、マラソンの天満屋と言えそうです。
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香川丸亀国際ハーフマラソン大会では谷本観月選手がハーフを走りました。
7位でしたが、久々の長い距離での谷本選手の走りをみましたが、またこれからやってくれると感じます。
持続型で粘りを身上としています。
MGCのチケットをすでに持っているので頑張ってもらいたいです。
粘り強さと勝負強さをみせてもらいたいですね。
名古屋ウィメンズマラソンにエントリーされたようです。
前田穂南選手と一緒に国内招待選手として一桁のゼッケンをつけて走ります。
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1月の大阪国際女子マラソン大会では大東優奈選手が2時間26分09秒の8位でMGCのチケットを獲得しています。
自己記録を大きく更新させて、35キロ以降もしっかり良い走りをして今後に期待できるマラソンをみせました。
キャプテンとして順調に階段をあがっている感じがします。
そしてそのレース大東優奈選手が走ってた第二集団のペースメーカーでひときわ輝いていたのが渡邉桃子選手ですね。
渡邉桃子選手は力的にはMGCがとれるレベルにあります。
渡邉桃子選手は防府読売マラソン大会では優勝しています。
タイムこそまだMGCを獲得まで至ってないですが、すでに2時間23分台くらいで走る力はありそうです。
タイム的にはでにくそうな2月の大阪マラソンを走りそうですね。
それでもMGCの権利をとれるくらいの走りが期待できます。
渡邉桃子選手は昨年の名古屋ウィメンズマラソンでももっと走れた気がします。
1年目から大活躍してきただけに、天満屋で4人目のMGC獲得が期待されます。
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そして前田穂南選手ですが、大阪国際女子マラソンは左足のくるぶし横の痛みのため欠場したのですが、やはりMGCは狙ってくると思います。
渡邉桃子選手が大阪マラソン、松下菜摘選手が東京マラソンという状況を考えると、前田穂南選手が名古屋ウィメンズマラソンなのかなと思ってしまいます。
前田穂南選手なら走れば2時間20分前後を狙う走りをすると考えれます。
昨年のハーフを9分台で走っているので、日本記録まではいかなくとも怪我がいえてくれば日本トップクラスでは走ると思います。
MGCをとりにくるレースをすると思うので、どこにエントリーしてくるか楽しみです。
まずは怪我なくスタートラインに立ってくれたらと応援しています。
2月16日に前田穂南選手と谷本観月選手の名古屋ウィメンズマラソンへの国内招待選手としてのエントリーが決まりました。
天満屋の選手たちは多くの選手が国内招待選手などの扱いでエントリーしています。
そのくらい力のある選手が増えてきています。
引用元 https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html 天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。
最年長の小原怜選手の動向こそわかりませんが、まだ走ってもらいたい、走ってる姿をみたいというのもあります。
すでにMGCの切符を獲得した松下菜摘選手、谷本観月選手、大東優奈選手に加えて、渡邉桃子選手と前田穂南選手は確実に名前を連ねて欲しいところです。
マラソンに挑戦すればさらにという選手がドンドン出てくるのが、マラソンの名門天満屋だと思います。
10月のMGCに天満屋のピンクのユニフォームを着た選手が何人スタートラインに立てるか楽しみに応援しています。
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