出雲大学駅伝印象に残った選手をあげてみます。
今回はスピード区間と呼ばれる2区5.8キロで先頭でタスキをもらった駒澤大学・佐藤圭汰選手を39秒差の7位から2位まで追い上げた青山学院大学・黒田朝日選手に注目しています。
駒澤大学・佐藤圭汰選手と青山学院大学・黒田朝日選手は16分08秒の同タイムで2区区間賞をわけあいました。
#出雲駅伝
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) 2023年10月9日
2区
区間賞は佐藤圭汰(駒大)と黒田朝日(青学大)が同タイムで獲得 pic.twitter.com/0vCT6Y5dNn
なぜ黒田朝日選手を注目したかというと、地元岡山出身の選手だからです。
高校時代から有名な選手でした。
個人的には黒田朝日選手が3年のときに全国高校駅伝の岡山大会で1区で倉敷の南坂選手とトップを争ったのはみてたので印象に強く残っています。
その後黒田朝日選手は中国大会では1区区間賞をとっておりそのころから全国トップレベルの力を示していました。
そんな黒田朝日選手は青山学院大学に進み、1年時は選ばれながらも、結局3大駅伝では走ることができなかったのを残念に思っていました。
そして2年時の今回は出雲からメンバーとして出て、実際に走り好走でいきなり区間賞ということでその実力を示してくれました。
さすが高校時代から3000mSCなどで記録を出しているトップ選手の実力を示してくれました。
黒田朝日選手に注目するのは、朝日選手の弟や妹も全国トップレベルの陸上選手だからです。
弟の然選手は朝日選手と同じ玉野光南に進んでおり、高校3年生で全国高校総体3000メートル障害で8分40秒71の自己ベスト記録で2位というトップ選手です。
また妹の六花選手は中学3年で、全国中学陸上の女子1500メートルで4分26秒98で優勝しており、今シーズンの800m1500mでも全国1位にランクしている選手です。
岡山の選手としては、昨年ドルーリー朱瑛里選手が全国トップの選手として注目されましたが、今年も岡山に黒田六花選手がいるというのはすごいことです。
黒田六花選手のいる京山中学は樋口遥選手・南和奏選手・石原万結選手が800mや1500mで全国ランク10位以内に入っているという感じで、今の岡山の陸上のレベルをひきあげてくれていると感じています。
出雲駅伝でも好走した黒田朝日選手。
岡山出身の選手として今後も注目していきたい選手です。
次の全日本大学駅伝でも好走してくれるはずです。