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卓球女子パリ五輪代表に早田ひな・平野美宇・張本美和。選考レースを乗り越えて、中国を倒して金メダルという悲願達成に向けて切磋琢磨の半年がスタート

 

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レベルが高い中で選手を選ぶっていうのは難しいものです。

女子の卓球五輪代表はシングル代表争いが早々に早田ひな選手が抜け出し、平野美宇選手と伊藤美誠選手の争いでもつれた2番手争いも、平野美宇選手が逃げ切り、残った団体メンバーの3番目の椅子を伊藤美誠選手と張本美和選手が争うカタチになったのは、張本美和選手を推薦したカタチになりました。

 

伊藤美誠選手の実力が日本トップクラスで、世界ランキングも10位以内の実力者であることなのは間違いなく、過去の実績も問題なく選考の仕方がランキングなどであれば代表になっていたと思われます。

 

ただ、この1・2年は怪我などで精彩を欠き、選考レースの問題もあってモチベーションを維持しながら試合をこなしていくことにしんどそうでした。

 

そんななか結果として代表から外れることになったのですが、伊藤美誠選手にとっても平野美宇選手や張本美和選手などにとってもプラスにしていってもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

伊藤美誠選手にとってシングルでのメダルが最大の目標であったわけで、そこが途絶えるということがかなり大きなことだったと思います。

怪我や調子があがらないなか最後まで挑んだ姿は素晴らしいなと思いました。

伊藤美誠選手にとって挫折かもしれませんが、そこを糧にさらに強い選手になれると期待しています。

良い時に辞めたいとも語っているだけに、ここで終わるつもりはないという意志だと思います。

その意味も含めて休養やリフレッシュも必要です。

選手生命が長いのか短いのかは色々とあると思いますが、20年以上も選手として頑張っていく上で、どこかで休んだり、見直したり、次へのステップ前の踊り場的なときもあると思います。

そんななかで何かを変えるきっかけだったり、身体を養生する時間を持つ意味で、外からみるという時間がプラスにもなることがあります。

そういう期間がもらえたと考えれると飛躍につながりそうですね。

 

 

団体ということを考えたとき、伊藤美誠選手と平野美宇選手が最後までひとつの椅子を争ったという中で、どちらかが選ばれ、どちらかが外れるという中でペアなど組むのも複雑な気持ちもあったと思います。

 

同学年というのもそういうところで早田ひな選手や平野美宇選手とライバルであり仲間という中で、メンタル的にも少し休みがあった方が良さそうと感じました。

 

張本美和選手は実力も伸びていて3選手にせまる存在で、伸びしろというのが期待できますし、シングル・団体がある中で団体のみ出場ならば、先輩後輩がハッキリしている方がペアを組む同士楽な部分があると思います。

ペアっていうのはバランスなので、バランス的に良いと思います。

 

チームを考える上で、実力が同等としたら、若い方を選ぶ方が将来を見据えた構成にもなります。

また勢いがある方を選ぶのも、研究されてない方を選ぶのも悪くないと考えるのが普通でしょう。

 

相対的にみて、よりよい選択肢を選んだ結果だと思います。

 

 

 

 

 

 

答えなんてひとつではないので、それがほんとの正解かなんて人の考え方で変わるものです。

それぞれの立場があります。

 

ただ、選ばれた結果良かった悪かったがあったとしても、そういう結果が出たのだから、それを踏まえて、こうしようとかこうなっていこうと各選手が考えれば良いだけです。

選手選考なんてピラミッド型なのでそこにいくまでに多くの選手が挫折や悔しさを味わってきています。

 

選ばれた選手がそれらの選手の上に立って出場できるという喜びと、誇りと、責任を持って自分のベストを出し切るということに一生懸命になって欲しいと思います。

それを応援してくだけだとファンは思うだけだと思います。

 

 

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