プリンセス駅伝2023、先週のMGCに4人が出場し、MGCの権利を持っていて疲労骨折で出場できなかった渡邊桃子選手も欠いて、どういうメンバーでプリンセス駅伝に臨んでくるのか注目された天満屋ですが、フレッシュな顔ぶれで臨むこととなりました。
そんな中でも5位でプリンセス駅伝を終えた天満屋の底力をみれたのは良かったです。
フレッシュなメンバーで臨んで、若手や新人の選手にとってはチャンスでした。
片岡碧巴葉選手にとってもチャンスでした。
同期の高卒ルーキー西村美月選手が6区で区間賞の走りということでインパクトはそちらにいきがちですが、片岡碧巴葉選手が走った区間は序盤のスピード区間で実力者も多く出ていた区間なので、その中で片岡碧巴葉選手の走りはデビュー戦としては上々の印象に残る走りだったと思います。
片岡碧巴葉選手は記録会にも積極的に参加しており、その中で良い走りが続いていたと思います。
直前のナイタートライアルin屋島でも3000mの4組に出場して、そこで1位の走りでした。
もともと昨年の全国ランキングで3000m53位で、銀河学院高校では森安選手に次ぐ実力者だったので楽しみにしていました。
同期の西村美月選手は3000m41位の記録でした。
銀河学院高校は世羅高校が強い広島の2番手で、都大路にも出れてないですが、実力校です。
プリンセス駅伝では2区19位で少し前と差があいた中でのスタートで、しかも周りも経験者や実力者が多かった区間の中で、11位は悪くない結果だと思います。
区間賞はMGCにも出て完走したばかりのワコールの安藤友香選手、そこから33秒差程度ならルーキーとしては立派な走りだったと思います。
ユニクロの後藤夢選手とは22秒差、MGCで完走したばかりの大塚製薬の川内理江選手とは14秒差、シスメックスの西原加純選手とは4秒差という感じをみても片岡碧巴葉選手の走りは良い走りだったと思います。
追いにくい状況下でスタートして懸命の走りで今後に期待できるデビューだったと言えそうです。
過去の高卒ルーキーと比較しても今後楽しみなレベルのスタートです。
1学年上のエース区間を走った立迫志穂選手や同期の6区区間賞だった西村美月選手などとともに将来の天満屋を背負って立つ存在になる逸材だと思っています。
負けずに頑張ってもらいたいですね。
オフィシャルデータ プロフィール
画像など引用させていただきました
引用元
https://www.tenmaya.co.jp/track_and_field/index.html
天満屋女子陸上競技部 HPから写真を引用させてもらっています。
名前
片岡 碧巴葉
生年月日 2004年 7月 28日
身長 163cm
出身地(都道府県) 広島県
出身校 (最終) 銀河学院高校卒
所属
天満屋女子陸上競技部
主要レース結果(抜粋)
23年 プリンセス駅伝 2区3.6キロ 11分54秒 区間11位 駅伝デビュー戦
主なハーフ・フルマラソン結果