ねこぷろ

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MGC3位のエディオン・細田あい(長野東高→日本体育大学卒業)は名古屋ウィメンズで日本新記録を狙う。簡単ではないがライバルが出揃うなど条件は悪くないし、細田あいは屈指のスピードランナー。パリ五輪の選考は終わっていない

 

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大阪国際女子マラソンで天満屋の前田穂南選手が設定記録や各日本記録などもブレイクする2時間18分59秒というタイムで、パリ五輪への残り1枠の最有力に浮上しました。

それに伴ってMGC3位の細田あい選手はパリ五輪代表の次点に繰り下がってしまいました。

19年ぶりの日本新記録更新ということで難しく前田穂南選手が代表内定がかなり高いと考えるのが普通です。

 

ただ名古屋もタイムが出るコースです。

23年の優勝タイムは2時間18分08秒

22年の優勝タイムは2時間17分18秒ということで大阪以上にタイムが出るコースです。

細かなアップダウンが多い大阪に比べると高低差はあってもなだらかな印象です。

 

天気に関しては大阪より雨の可能性が高い印象なので、心配なのと風があるかないかで大きく影響されるのでそこには運も関係します。

 

確定ではないですが、MGCなどに出た選手たちもここでのリベンジを狙っていて、大阪に出なかった実力者たちがここに揃う上に、明確に日本記録を狙って走るので終盤どころまで何人かの選手が競り合うカタチになれば、確実にタイムの落ち込みは抑えられると思います。

 

細田あい選手・鈴木亜由子選手・加世田梨花選手・安藤友香選手はすでに名古屋に照準をあわせていると思われます。

まだまだ有力選手や注目選手や外国人選手も参戦してくるでしょう。

 

日本記録を目指そうとして求められるタイムは1キロ3分17秒ペースは100m19.7秒ペース

つまり、1秒に約5m進むペースでマラソンを走るイメージになります。

 

100m 19.7秒 ペース

400m 1分19秒

800m 2分38秒

1キロ  3分17秒

1500m 4分56秒   

3キロ  9分51秒

5キロ  16分25秒 

10キロ 32分50秒

15キロ 49分15秒

20キロ 1時間5分40秒

ハーフ  1時間9分17秒

25キロ 1時間22分5秒

30キロ 1時間38分30秒

35キロ 1時間54分55秒

40キロ 2時間11分20秒

フル   2時間18分33秒

 

のペースを目指して走らないと厳しくなりそうです。

日本記録は 2時間18分59秒 前田穂南選手 2024.1.28大阪です。

 

 

細田あい選手は3000mが8分59秒台とトップクラスのスピードランナーで5000mも15分30秒を切っている(15分23秒台)10000mも32分を切る(31分35秒台)などスピードもあるランナーです。

マラソンでもロンドンマラソンで2時間21分42秒を記録していますし、東京マラソンでも後半追い込んできていましたし、MGCで3位になったときも最後まで一山選手を追いかけて迫っていました。

MGCでも終盤先頭に出たり、ズルズルいきそうなところからまた順位をあげてきたりと強さやしぶとさをみせました。

 

名古屋ウィメンズマラソンは2019年、2020年、2022年と走っており、走るごとに進化しているところをみせているのも目立ちます。

 

前田穂南選手の記録はかなりの記録ではありますが、細田あい選手が届かないわけではないと感じます。

それだけのポテンシャルがあります。

キャリアも十分です。

 

細田あい選手は佐藤早也伽選手と同じスピードのあるランナーですが、ここ最近は後半の粘りや勝負が強くなってきている印象です。

東京マラソンは後ろからあげてきましたが、今回の名古屋ウィメンズマラソンは先頭集団を走ってさらに勝負が求められます。

前田穂南選手のようにネガティブスプリットを意識して走らなければ記録も厳しくなります。

スピードタイプの鈴木亜由子選手・加世田梨花選手もいますが、それぞれ走り方も特徴も違うタイプ同士なので、最後までもつれるような展開になれば、ハイペースで入って落ち込みを抑えながら競い合って記録を狙えるかもしれません。

 

また安藤友香選手らも実力者もタイムを削ってきそうな勢いがまた戻ってきています。

 

 

 

 

 

 

前田穂南選手の日本記録が凄い記録であることは間違いないですが、レベルが高い選手が集まる名古屋ウィメンズマラソンで好記録が出る可能性は高まっています。

 

www.nekopuro.com

 

前田穂南選手が動かした日本記録を、トップ選手たちが集まってレベルの高い勝負をして、誰かがまた動かすという可能性は高まっています。

 

細田あい選手は日本新記録を目指して挑戦するのは間違いないので、そこに挑戦する姿を応援したいですね。

 

天満屋&前田穂南選手と同じように強度と距離を踏む練習がこなせていたなら、スピードランナーの細田あい選手にもチャンスはあると思っています。

 

 

オフィシャルデータ  プロフィール

 

 

 画像など引用させていただきました

 

 



 

引用元  

https://www.edion.co.jp/athlete/

 エディオン女子陸上競技部HPから写真を引用させてもらっています。

 

 

名前

細田あい

 

生年月日       1995年 11月 27日

身長         156cm

出身地(都道府県)  長野県

出身校 (最終)   日本体育大学

 

所属

エディオン女子陸上競技部

主なハーフ・フルマラソン結果

 

23年 第2回マラソングランドチャンピオンシップ 3位 2時間24分50秒

 

23年 東京マラソン  2時間22分8秒  順位7位 

 

22年 ロンドンマラソン 2時間21分42秒  順位9位(日本人最先着)(マラソン自己ベスト)

 

22年 名古屋ウィメンズマラソン 2時間24分26秒 順位4位 (MGC出場権獲得)

 

 

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