祖父は元騎手・元調教師の大江原哲さん。
現役7人目となる女性騎手になった・大江原比呂(おおえはらひろ 19=美浦・武市)騎手が6月9日東京4R(3歳未勝利、芝2400メートル)で4番人気ズイウンゴサイに騎乗。コンビを組んでからは4度目の騎乗で、芝の中長距離路線で10着・5着・3着と勝利に近づいていたコンビはいつも人気以上の着順で頑張っていました。
スタートして先行する各馬をみながらその後ろのに控えながら折り合いを意識して外目外目を走りながら、馬を気分良く走らせようと意識した騎乗で、勝負どころでペースをあげながら9番手くらいで4コーナをまわると直線外に出して、長い東京の直線を追い出した。
外に出して右ムチ・内にささるのを制して持ち替えて左ムチとして前との距離を詰めて坂を5番手まであがっていくとラスト1ハロン切って内の馬に併せるように右ムチで1番人気のダノンロッキーを追うとズイウンゴサイも手前をかえて大江原比呂騎手のムチと懸命な追いに応えてゴール前でしっかり伸びてクビ差差し切って初勝利を決めました。
89戦目での勝利までに2着4回と3着3回と惜しいチャンスもありました。
毎週多くはないですが4~5鞍くらいを大事に乗ってきた中でやっと掴んだ初勝利だっただけに3ヶ月かかっての初勝利は非常に嬉しかったと思いますし、安心したんじゃないかなと思います。
結果を出さないと騎乗依頼も増えていかないので厳しい世界ですが、そのスタートの次の扉を開いた大江原比呂騎手が他の女性騎手にも負けない活躍をこれから期待したいですね。
大江原騎手
— しっぷ🐴✨ (@shipuu_) 2024年6月9日
初勝利おめでとうございます😆#ズイウンゴサイ pic.twitter.com/V7DdDFWODa
大江原比呂 (おおえはら ひろ)騎手のコメントより
長く乗せていただいている馬で勝つことができて嬉しく思います。また、お世話になっている武市康男先生の管理馬で勝つことができて嬉しいです。少し乗り難しいところがありますが、日頃から助手さんが丁寧に調教をつけてくださったおかげで、この馬も徐々にレースのしやすい馬になってくれていたので、自信を持って乗ることができました。自分でも勝ったのか勝ってないのか分からない状況で、着順掲示板の表示が出た時は嬉しかったです。乗せていただく1頭1頭の馬を丁寧に乗って、少しでも勝鞍を上げられるように頑張りたいです。たくさんの方々が応援に来てくださり、ありがとうございます。これからも頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
東京4Rで初勝利を挙げた大江原比呂騎手の祖父は、元騎手で元調教師の大江原哲氏。孫の初勝利を競馬場で見届けた大江原元調教師も笑顔。#大江原比呂 #大江原哲 https://t.co/lDvaI4NVWz pic.twitter.com/K9e2O4I7rV
— 競馬ラボ (@keibalab) 2024年6月9日
大江原比呂 (おおえはら ひろ)騎手は幼少から器械体操を習い、身体は柔らかく体幹は優れている。
藤田菜七子騎手をみて女性でも騎手になれると騎手になろうと志したようです。
最後までしっかり追える騎手になろうと意気込んでいます。
初勝利もしっかり追い込めました。
まわりは騎手という職業の大変さを知っていることや、怪我など紙一重の危険な職業でもあるので競馬に踏み込んでいくことに心配の方が大きかったと思いますが、比呂騎手自身が中学生になった時に勝手に競馬学校ジュニアチームに応募して入った姿などをみて、彼女の夢を応援する環境に変わっていったようです。
多くの方々から信頼され、応援され、愛される騎手を目指して、夢はダービージョッキーというのを目指して大江原比呂騎手は初勝利でジョッキー人生の次のチャレンジがスタートしていくと思います。
これからの活躍を期待して応援したいですね。
JRA史上13人目の女性騎手──。
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) 2024年2月29日
けさの大江原比呂ジョッキーを。#大江原比呂 #JRA #騎手 pic.twitter.com/Eh468mEhEr
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氏名 大江原比呂(オオエハラヒロ)
生年月日 2004年8月17日
引用元
JRA HP から写真を引用させてもらっています。