大江原比呂（おおえはらひろ）騎手、デビュー週土日で９鞍騎乗予定。現役JRA所属の女性ジョッキーは７人に。女性騎手同士志高く、さらに競馬を盛り上げてくれることを期待したい

祖父は元騎手・元調教師の大江原哲さん。

現役７人目となる女性騎手・大江原比呂（おおえはらひろ　１９＝美浦・武市）が明日中山競馬１レースでデビューを迎えます。

デビュー週土日で９鞍騎乗予定です。

とくに期待の馬は日曜日のパストラーレですね。

デビューから２着・２着・２着・４着と未勝利ながらあと１歩のパストラーレの騎乗がまわってきました。

所属厩舎の未勝利脱出を狙うパストラーレは１６００ｍ芝のこの距離も経験済みです。

幼少から器械体操を習い、身体は柔らかく体幹は優れている大江原比呂騎手。

藤田菜七子騎手をみて女性でも騎手になれると騎手になろうと志したようです。

最後までしっかり追える騎手になろうと意気込んでいます。

まわりは騎手という職業の大変さを知っていることや、怪我など紙一重の危険な職業でもあるので競馬に踏み込んでいくことに心配の方が大きかったと思いますが、比呂騎手自身が中学生になった時に勝手に競馬学校ジュニアチームに応募して入った姿などをみて、彼女の夢を応援する環境に変わっていったようです。

多くの方々から信頼され、応援され、愛される騎手を目指して、夢はダービージョッキーというのを目指して大江原比呂騎手のジョッキー人生がはじまります。

ＪＲＡ史上１３人目の女性騎手──。
けさの大江原比呂ジョッキーを。#大江原比呂 #ＪＲＡ #騎手 pic.twitter.com/Eh468mEhEr
— 日刊ゲンダイ　競馬 (@gendai_keiba) 2024年2月29日

先輩の女性ジョッキーに負けないくらいの高い志をもってデビューします。

女性騎手の減量特典も大きな武器に競い合って高めあって、競馬界を盛り上げて欲しいですね。

藤田菜七子騎手が今の女性騎手たちの第一人者として活躍した流れが女性騎手の減量特典という、体格や力のハンデを補う女性騎手に騎乗依頼が出しやすい減量特典がついたのは世界の競馬からみても妥当と言えることだと思いますが、藤田騎手の功績は大きいです。

そして古川騎手、永島騎手、今村騎手、河原田騎手、小林騎手とそれぞれの頑張りがあって女性騎手が厳しい世界で生き残っていくチャンスを得やすくなったと思います。

女性騎手だからという差は確実に詰まっていると思います。

どの騎手も志高く競馬を盛り上げてくれています。

ねこぷろ