阪神ジュベナイルFなど永島まなみ騎手とともに歩んできたスウィープフィート号。
スウィープフィート号はテンションが高い馬で、永島まなみ騎手も色々とチャレンジしながらレースを経験し、スウィープフィート号も成長してきていましたが、抜群の末脚をもっている馬というのはわかっていましたので、クラシックを走らせたいというおもいで、桜花賞の権利をとるためにここにきて乗り替わりの選択をして、レジェンド武豊騎手への乗り代わりを選択しました。
永島まなみ騎手が上手く乗れていなかったわけではないけれども、気持ちが乗って難しさがある馬で、道中の折り合いやコース取りなど試行錯誤や四苦八苦しながら乗っていたのもみていたので、レジェンドの騎乗でトライアルに臨むということを選択しました。
武豊騎手の良さはやはり安定した騎乗フォームに折り合いをつける技術や冷静なコース取りや判断、そして馬にあわせた手綱さばきとムチなどどれをとっても超一流です。
チューリップ賞ではスウィープフィート号をきちんと出してから、末脚にかけたゆっくりとした道中でスウィープフィート号の折り合いに専念して気分良く走らせ、3コーナーから最終コーナーにかけて手ごたえ十分で馬群後方で外に出しながらもロスしないギリギリで直線に向いてから手綱で気合をつけるとスウィープフィート号は一気に加速。内にささりながら凄い脚を使うスウィープフィート号の脚を殺さないように、修正の右ムチをうちながらも、スウィープフィート号はドンドン内にいくけれども、脚の違いで馬体がかわって抜けて内に入っていくので斜行にならない絶妙な手綱やムチで、きちんと修正のムチをうちながら、抜けてスウィープフィート号がソラ使う中、ムチと真っすぐ走らせて1馬身と1/4の快勝。
着差以上の差をみせつけた感じがしました。
直線に向いてすぐに不利があっても伸びてきたスウィープフィート号。
そこでムチを使わず追い出しと手綱で加速させながら、スウィープフィート号は内にあわせた馬によっていく中で、右ムチで修正しながらも必要以上にムチをいれずにスウィープフィート号の伸び脚を止めずにソラを使う馬に気合を入れる程度。
終始馬を気分良く走らせる技術は流石武騎手です。
しっかり追うということは言われますが、それは手綱をしごいたり、ムチを入れたり体重をかけて追うことだけではないと思います。
武豊騎手は馬の邪魔をしない、バランスも崩さない、負担をかけない、その中で馬が能力出せるように気合を入れたり修正したり。
馬の手前などを変えるように促したりしながら、馬の余力なども感じてそれにあわせて追う。
何でもかんでも追うのが追っていると勘違いされつつある中で、追える技術で超一流の技術をみせてくれるのが武豊騎手です。
馬がバランス崩したり、走らせたいのに逆にムチを打ったり、馬の上で暴れられたところでも馬にとっては余計走りにくいというのがあるのでそこらの技術をみるのも非常に面白いです。
多少直線に向くあたりでも不利があってもあの脚使われたらっていう競馬。
同じ舞台の同じ距離で時間もまだあるので桜花賞でも勝ち負け十分の馬だと思います。
キャリアは多いですが、成長しながらデビュー時からドンドン強くなってきて、武豊騎手になって一発でこたえを出すと、キャリアを積んできたのがプラスと考えるべきでしょう。
セリで350万円の価格しかつかなかったスウィープフィート号が、女性騎手とGⅠに出た後にキャリアを重ねて、鞍上をレジェンドにバトンタッチしてクラシックに勝ち名乗りをあげた姿はドリームを感じます。
クラブにとっても、牧場にとっても大きな夢を背負っています。
なにか応援したくなるのがスウィープフィート号ですね。
2着に入ったセキトバイースト号は先行激化のハイペースの流れで
粘り込んだから力はある。
惜敗続きのスウィープフィート号と同じ感じの馬で、脚質転換で逃げてがんばれたのは成長の証かも。
3着のハワイアンティアレ号も展開向いたのはあるけど、馬群を割って最後また伸びてきたので次の走りに期待したい。
勝ったスウィープフィート号は抜けてソラも使ってたので、ここの力関係は切れ味あるスウィープフィート号の方が上かも。
スウィープフィート&ユタカさん、チューリップ賞優勝おめでとうございます🎊
— 武豊騎手の大ファン(酒井太郎) (@yutakasan0419) 2024年3月2日
ユタカさんは38年連続複数重賞勝利となりました❗️
桜花賞の権利を取れたどころか有力候補に躍り出たのではないでしょうか?
「楽しみな馬と出会えたなと思います。」
桜花賞が楽しみです😊#武豊騎手#スウィープフィート pic.twitter.com/1TTJ8cELhE
阪神11R チューリップ賞。
— ヒッキー厩舎(スタポケ) (@hidestar1118) 2024年3月2日
永島まなみ騎手から乗り替わったスウィープフィート×武豊騎手が大外直線一気で勝利!!#チューリップ賞#スウィープフィート#武豊 pic.twitter.com/SS5wbrNsrJ
個人的には永島まなみ騎手も武豊騎手も好きな騎手で頻繁にブログに騎手として応援をあげているので、永島まなみ騎手にとってはコンビがわかれてしまって悔しいし残念だと思います。
永島まなみ騎手とのコンビ好きでした。
ただ武豊騎手とのコンビでスウィープフィート号の難しさを抑えて、良いところを伸ばしてあげれる騎乗に感じたので、今後楽しみですね。
スウィープフィート号の成長に永島まなみ騎手が乗ってきたことがプラスにもなっていると思います。
阪神ジュベナイルFで永島まなみ騎手とともに条件馬でGⅠにも臨んでいるスウィープフィート号。
そこでもきらりと光る脚をつかっていました。
前走などはスウィープフィート号の難しさも出していた部分もあったので、それを踏まえてレジェンドがしっかり乗ったという感じです。
桜花賞でも人気がとれる馬だと思います。
スウィープフィート号は安価で落札されて、安価で募集されたクラブ馬ですし、多くの夢を乗せて走る馬な気がするので、これからもドリームをみせてもらいたいなと思っています。
またいつか永島まなみ騎手と縁があると良いなあ。
永島まなみ3年目にして重賞初挑戦。今週も1勝し、今年20勝目を達成 - ねこぷろ
スウィープフィート[牝3・栗毛]
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
6戦2勝[2-2-1-1]
主な勝ち鞍
チューリップ賞
画像など引用させていただきました
引用元
JRA 日本中央競馬会 HPから写真を引用させてもらっています。
阪神ジュベナイルF
— 五十嵐貴彰 (@yVypFRRJnSsl7Su) 2023年12月7日
スウィープフィート抽選突破
永島まなみ騎手G1初騎乗が決まりました♪G1の大舞台に良い緊張感で怪我無く無事に頑張って欲しいです♪
女性騎手G1初騎乗&初制覇も見て見たいです♪ヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/5nga2DaPkr
氏名 武豊
生年月日 1969年3月15日
身長 170センチ
京都府出身
所属は栗東 フリー
デビューは1987年3月1日
最近の武豊騎手の重賞での勝利は
2024/3/2 1回阪神3日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) スウィープフィート
2024/2/17 2回京都7日 芝1400 京都牝馬ステークス (GⅢ) ソーダズリング
2023/12/24 5回中山8日 芝2500 有馬記念 (GⅠ) 3 ドウデュース
2023/8/6 1回札幌6日 ダ1700 エルムステークス (GⅢ) セキフウ
2023/5/27 1回京都11日 芝1200 葵ステークス (GⅢ) モズメイメイ
2023/4/15 2回阪神7日 芝1600 アーリントンカップ (GⅢ) オオバンブルマイ
2023/4/2 2回阪神4日 芝2000 大阪杯 (GⅠ) ジャックドール
2023/3/4 1回阪神7日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) モズメイメイ
2023/2/12 1回阪神2日 芝2200 京都記念 (GⅡ) ドウデュース
2023/1/8 1回中京3日 芝1600 日刊スポシンザン記念 (GⅢ) ライトクオンタム
2022/5/29 2回東京12日 芝2400 東京優駿 (GⅠ) ドウデュース
2022/4/9 3回中山5日 芝1600 ニュージーランドT (GⅡ) ジャングロ
2022/1/15 1回中京5日 芝2000 愛知杯 (GⅢ) ルビーカサブランカ
2021/12/19 6回阪神6日 芝1600 朝日フューチュリティ (GⅠ) ドウデュース
2021/11/6 5回阪神1日 芝1400 KBSファンタジーS (GⅢ) ウォーターナビレラ
2021/3/13 2回中山5日 芝1800 中山牝馬ステークス (GⅢ) ランブリングアレー
2021/3/6 1回阪神7日 芝1600 チューリップ賞 (GⅡ) メイケイエール
2021年以降の重賞での勝利をあげてみました。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
引用元
武豊 オフィシャルサイト から写真を引用させてもらっています。
武豊騎手の過去のGI勝利
2023/12/24 有馬記念 (GⅠ) ドウデュース
2023/4/2 大阪杯 (GⅠ) ジャックドール
2022/5/29 東京優駿 (GⅠ) ドウデュース
2021/12/19 朝日フューチュリティ (GⅠ) ドウデュース
2019/10/20 菊花賞 (GⅠ) ワールドプレミア
2019/2/17 フェブラリーS (GⅠ) インティ
2017/12/24 有馬記念 (GⅠ) キタサンブラック
2017/10/29 天皇賞(秋) (GⅠ) キタサンブラック
2017/4/30 天皇賞(春) (GⅠ) キタサンブラック
2017/4/2 大阪杯 (GⅠ) キタサンブラック
2016/11/27 ジャパンカップ (GⅠ) キタサンブラック
2016/5/1 天皇賞(春) (GⅠ) キタサンブラック
2015/2/22 フェブラリーS (GⅠ) コパノリッキー
2013/11/17 マイルチャンピオンS (GⅠ) トーセンラー
2013/5/26 東京優駿 (GⅠ) キズナ
2012/11/18 マイルチャンピオンS (GⅠ) サダムパテック
2010/11/28 ジャパンカップ (GⅠ) ローズキングダム
2009/6/7 安田記念 (GⅠ) ウオッカ
2009/5/17 ヴィクトリアマイル (GⅠ) ウオッカ
2008/11/2 天皇賞(秋) (GⅠ) ウオッカ
2008/2/24 フェブラリーS (GⅠ) ヴァーミリアン
2007/11/24 ジャパンカップダート (GⅠ) ヴァーミリアン
2007/10/28 天皇賞(秋) (GⅠ) メイショウサムソン
2007/3/25 高松宮記念 (GⅠ) スズカフェニックス
2006/12/24 有馬記念 (GⅠ) ディープインパクト
2006/11/26 ジャパンカップ (GⅠ) ディープインパクト
2006/6/25 宝塚記念 (GⅠ) ディープインパクト
2006/5/7 NHKマイルカップ (GⅠ) ロジック
2006/4/30 天皇賞(春) (GⅠ) ディープインパクト
2006/2/19 フェブラリーS (GⅠ) カネヒキリ
2005/11/26 ジャパンカップダート (GⅠ) カネヒキリ
2005/10/23 菊花賞 (GⅠ) ディープインパクト
2005/10/16 秋華賞 (GⅠ) エアメサイア
2005/5/29 東京優駿 (GⅠ) ディープインパクト
2005/4/17 皐月賞 (GⅠ) ディープインパクト
2005/3/27 高松宮記念 (GⅠ) アドマイヤマックス
2004/11/28 ジャパンカップダート (GⅠ) タイムパラドックス
2004/11/14 エリザベス女王杯 (GⅠ) アドマイヤグルーヴ
2004/4/11 桜花賞 (GⅠ) ダンスインザムード
2003/11/16 エリザベス女王杯 (GⅠ) アドマイヤグルーヴ
2003/2/23 フェブラリーS (GⅠ) ゴールドアリュール
2002/11/10 エリザベス女王杯 (GⅠ) ファインモーション
2002/10/13 秋華賞 (GⅠ) ファインモーション
2002/9/29 スプリンターズS (GⅠ) ビリーヴ
2002/5/26 東京優駿 (GⅠ) タニノギムレット
2001/11/24 ジャパンカップダート (GⅠ) クロフネ
2001/11/11 エリザベス女王杯 (GⅠ) トゥザヴィクトリー
2001/5/6 NHKマイルカップ (GⅠ) クロフネ
2000/10/22 菊花賞 (GⅠ) エアシャカール
2000/4/16 皐月賞 (GⅠ) エアシャカール
1999/11/28 ジャパンカップ (GⅠ) スペシャルウィーク
1999/10/31 天皇賞(秋) (GⅠ) スペシャルウィーク
1999/6/6 東京優駿 (GⅠ) アドマイヤベガ
1999/5/2 天皇賞(春) (GⅠ) スペシャルウィーク
1998/10/25 秋華賞 (GⅠ) ファレノプシス
1998/6/7 東京優駿 (GⅠ) スペシャルウィーク
1998/4/12 桜花賞 (GⅠ) ファレノプシス
1997/10/26 天皇賞(秋) (GⅠ) エアグルーヴ
1997/7/6 宝塚記念 (GⅠ) マーベラスサンデー
1997/5/11 NHKマイルカップ (GⅠ) シーキングザパール
1996/11/3 菊花賞 (GⅠ) ダンスインザダーク
1996/5/26 優駿牝馬 (GⅠ) エアグルーヴ
1995/5/21 優駿牝馬 (GⅠ) ダンスパートナー
1995/5/14 安田記念 (GⅠ) ハートレイク
1994/12/4 阪神3歳牝馬S (GⅠ) ヤマニンパラダイス
1994/4/10 桜花賞 (GⅠ) オグリローマン
1993/6/13 宝塚記念 (GⅠ) メジロマックイーン
1993/5/23 優駿牝馬 (GⅠ) ベガ
1993/4/18 皐月賞 (GⅠ) ナリタタイシン
1993/4/11 桜花賞 (GⅠ) ベガ
1992/4/26 天皇賞(春) (GⅠ) メジロマックイーン
1991/4/28 天皇賞(春) (GⅠ) メジロマックイーン
1990/12/23 有馬記念 (GⅠ) オグリキャップ
1990/12/16 スプリンターズS (GⅠ) バンブーメモリー
1990/5/13 安田記念 (GⅠ) オグリキャップ
1990/4/29 天皇賞(春) (GⅠ) スーパークリーク
1989/10/29 天皇賞(秋) (GⅠ) スーパークリーク
1989/6/11 宝塚記念 (GⅠ) イナリワン
1989/4/29 天皇賞(春) (GⅠ) イナリワン
1989/4/9 桜花賞 (GⅠ) シャダイカグラ
1988/11/6 菊花賞 (GⅠ) スーパークリーク