10月にブログで記載時に1134円だった株が4335円に。最近ブログで株の分析してこなかったので、また株の批評を再開しました。個人的にはテンバガー株探しの投資家です。 - ねこぷろ
株価に注目が集まる今だからこそ冷静な投資や、ぶれない投資スタイルで将来的な資産を形成しよう。 - ねこぷろ
今日の銘柄は生成AI関連として今株価があがっている感じです。
テーマで気になって調べてみました。
(銘柄名・会社名)4259 エクサウィザーズ
① 上場してから3年以内が望ましい
上場した時期は 2021年12月 です。
①上場してから約2年。
② 時価総額は100億以下が望ましい
現在の時価総額は株価 541円時で計算すると 2月29日現在
②時価総額 約 459億円。
会社予想のPERは上記の株価ではマイナス予想です。
会社の実績値(前期決算)のPBRは上記の株価では9.44倍ほどのようです。
③ 売上成長率が30%こえているのが望ましい
直近の前期の決算をみてみると売上は
23年3月期(前期)で
55.91億円となっています。
③売上成長率は直近では16.2%
今後の成長性は今期は買収会社が乗って売上などは60%ほど増える感じになりそうです。
来期は20%程度の伸びが期待されています。
規模感から言えばまずまずの伸びだと思います。
四季報に記載してある特色は
AI・DX導入支援でコンサルから実装、運営まで行う。領域特化のAIソフト開発にも注力
と書かれています。
四季報からみる社員数は524人(で確認できた人数)
社員の平均年齢は36.6歳
平均給料は900万円
自己資本比率はだいたい47.7%くらいになっているようです。
利益剰余金ー1018(百万円)
有利子負債3000(百万円)
営業キャッシュフローは71(百万円)でプラス
投資キャッシュフローは-483(百万円)なので
フリーキャッシュフローはマイナスになります。
フリーキャッシュフロー(Free cash flow)とはその名称どおり、「自由に使えるお金」です。事業で得た資金から設備投資費など、事業維持のために必要支出を差し引いたキャッシュフローを指します。大きくプラスとなっている場合、一般的に資金に余裕があるといえます。フリーキャッシュフローをあまり生み出せないとかマイナスとなっている場合は余裕資金がない状態と判断できます。
現在投資期で積極的な投資を行っています。
営業CFはプラスなのは悪くないところですね。
企業と債権者(銀行など)から調達したお金に対して、どれだけ効率的に利益をあげることができたかを測定する財務指標であるROICは
ROIC=税引後営業利益÷投下資本(投下資本 = 有利子負債+株主資本)ですが
ROICはー3.27%(前期決算数値にて)です。
また売上原価とは販売された商品や製品・サービスを生み出すためにかかる費用のことですが原価率は43.90%(前期決算数値にて)です。
また販管費とは商品や製品・サービスの販売にかかる費用のことで、販管費とは「販売費及び一般管理費」の略語であり、売上を上げるために間接的にかかった費用のことです。広告宣伝費、間接部門の人件費や経費、企業全体の管理費が販管費に該当します。
販売管理費率は62.83%(前期決算数値にて)です。
つまり原価率と販売管理費率から残ったものが売上高営業利益率になっていて、
前期の営業利益はー3.78億円で、売上営業利益率はー6.76%ということになります。
外国人外国法人の比率は13.2%
浮動株は1単元以上50単元未満の株主の株式数比率ですが浮動株は11.7%
投信の比率は0.8%
10位までの大株主+役員持株+自己株式の単純合計である特定株は48.7%
チャート分析に関しては化けそうな株探しやお宝探し目線で今回の銘柄を分析をすすめたいので、短期目線でみる必要がないと考えるのでとりあえずは週足か月足くらいで大きな動きをみておきたいと思います。
週足
ボリンジャーバンドの位置
シグナルがボリンジャーバンドの中にいます。
ローソク足の位置がボリンジャーバンドの2α~3σの間にいるようです。
指数平滑移動平均線との兼ね合い
指数平滑移動平均線の13週を基準にみてみるとローソク足の位置は上にいてトレンドは上昇トレンド、バンドは収縮してからの拡大傾向という感じです。
MACD及びモメンタム
MACDをみるとクロスしてモメンタムも強さが出てきています。
この会社は前期までみてみると配当は出していないようです。
また株主優待などはおこなっていないようです。
④上場してこのくらいの銘柄はPSRは4倍程度までが望ましい。また、PEGレシオは1倍以下だと面白い。
この銘柄は
④PSRは実績約8倍、予想レンジで5倍
この銘柄をみて思ったこと。
少し書いてみます。
今の時価総額は459億ということですでに織り込みがかなり入ってきた印象があります。
業種的には面白い部分はあります。人気の生成AI関連。
今期は買収が好走している印象ですが、来期以降の伸び次第だと思います。
全体的には高成長部類と言えそうです。
社員の給料水準は高い方だと思います。
営業CFプラスは好感。フリーマイナスの強気投資、営業利益はマイナス圏
外国人投資家比率もすでに高いのですでに人気銘柄かもしれません。
財務は良くはないが普通って印象。
現状は問題ないレベルかなくらい。
株価のテクニカル的には上昇要素は高いですが、時価総額が459億ということですでに織り込み分も多いと考えると爆発要素を下げる要素かもしれません。
トレンドが発生しているので今後の動きには注視したいところです。
評価的には材料では面白いが、時価総額でみると倍程度までが妥当圏内かなくらいの印象です。
今の流れは悪くない良い流れなので評価的にはB+からA-な印象です。