悲願のオリンピック出場を見据えて、世界と戦うことを見据えて。
松田瑞生選手は2022年と2023年の世界陸上のマラソンに挑戦しました。
万全の状態でなくとも、ベストを尽くす姿は腹筋女王と呼ばれる鍛えられた腹筋だけではなく、コツコツと積み上げて走ってきた距離と努力で培われた脚や心肺機能をみれば、どれだけ真剣に取り組んできたかが証明されます。
走り方はスマートなタイプではないですが、逆にブレないくらいの強さを感じ、やはり強いのかと納得させられる走りは横綱級の存在感です。
そんな松田瑞生選手でも、前回のMGCでは苦しいレースを経験しました。
序盤から波に乗れず、見せ場を作れないまま4位という結果に終わってしまったのは、松田瑞生選手の実力からは不本意な結果と言わなければならないくらいの結果でした。
そんな結果から立ち直り、再度オリンピックを目指して圧巻の走りをみせて優勝し、逆転で代表入りを掴んだと思われたところを、最後の最後で一山選手にその席を奪われるという悔しい経験もしました。
そんなキャリアを踏みながらもまた次の挑戦へと立ち上がり、そして世界と戦うんだという意志や、2時間20分切りを目指すんだという意欲が伝わってくる走りはやはり日本屈指の選手であると言えます。
過程をみれば、今総合的には最上位にランクするべきだろう選手といえます。
結婚もして、その中でも競技を続けてきた松田瑞生選手にとってパリは集大成の場と考えるところになるはずです。
松田瑞生選手はそこにたどりつくためにMGCで一番高いところを目指します。
もう日本人には負けないという走りをMGCではみせてくれるでしょう。
楽しみに応援したいですね。
と応援していた松田瑞生選手ですが、右脛骨の骨膜炎で欠場見込みになってしまいました。
非常に残念なニュースです。
復帰後の活躍をただただ祈っています
通称MGCこと、マラソングランドチャンピオンシップの2回目が2023年10月15日に行われます。
注目選手をとりあげています。
日本のトップ選手が多く集まるMGCを楽しみにしています。
日本のトップ選手がこれだけ集まる大会は他にないので、応援する側も面白いですし、選手も楽しみな舞台と言えますね。
オフィシャルデータ プロフィール
名前
松田 瑞生
生年月日 1995年 5月 31日
出身地(都道府県) 大阪府
出身校 (最終) 大阪薫英女学院高等学校卒
所属
ダイハツ陸上競技部
画像など引用させていただきました
引用元 ダイハツ陸上競技部HP
https://www.daihatsu-trackandfield.jp/
ダイハツ陸上競技部|DAIHATSU TRACK & FIELD
から写真を引用させてもらっています。
引用元 日本陸上競技連盟公式サイト HP
日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
から写真を引用させてもらっています。
主なハーフ・フルマラソン結果
23年 世界陸上競技選手権大会(ブダペスト大会) 13位 2時間29分15秒
23年 東京マラソン2023 2時間21分44秒 順位6位
22年 世界陸上競技選手権大会(オレゴン大会) 2時間23分49秒 順位9位
22年 大阪国際女子マラソン2021 優勝 2時間20分52秒 (自己新記録)
21年 札幌マラソンフェスティバル2021 ハーフ 1時間8分32秒 (ハーフベスト)
21年 名古屋ウィメンズマラソン2021 優勝 2時間21分51秒
20年 大阪国際女子マラソン2020 優勝 2時間21分47秒
19年 マラソングランドチャンピオンシップ 4位 2時間29分51秒
18年 ベルリンマラソン2018 5位 2時間22分23秒
17年 大阪国際女子マラソン2017 優勝 2時間22分44秒 初マラソン
16年 2016世界ハーフマラソン選手権 17位
16年 全日本実業団ハーフマラソン大会2016 4位 1時間10分25秒
15年 チェコ・ロードレース遠征マトニ・ウスティ・ハーフマラソン 7位
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